見出し画像

【子育てするなら宇和島市!】手厚い子育て支援に、暖かい地域の見守り

こんにちは!Dear Uうわじまゲストハウス&カフェのオーナー、西田さおりです。
うわじま市民ライターとして、地域の魅力を発信しています。
私は、東京から宇和島市に移住してきてまもなく4年が経とうとしています。この間に、可愛い女の子を2人出産し、忙しいながらも天使のような笑顔に癒され満たされる幸せな毎日を過ごしています。
先日、ちょうど同じ時期に出産した友達と久しぶりに会ってゆっくりお話することができました。そこで話題に上がった宇和島市の子育て世代に対する手厚い支援について、今回は私自身が体験してきたことを例に挙げ、ご紹介したいと思います。

先立つものは…

冒頭で「暖かい」「支援」と述べました。もちろん、子供たちを取り囲む地域およびそこに住む人たちの気質や、行政・民間を問わずさまざまな子育てサービスを展開している機関があることは重要です。しかし、現実には「先立つものは金」なのです。養育費がかかることはすべての子育て世帯に共通します。そのなかでも、ママとなる女性にとって、妊娠が発覚した時点から負担することになる定期健診の受診費用や、入院・場合によっては手術も含めた出産費用は、想像を絶します。「え…こんなにお金がかかるんだ…」と、私も初産時に明細を見返して愕然としました。

宇和島市内にある、私のお気に入りの産婦人科医院(1人目も2人目もそちらで出産しました!)で、私は出産を迎えるまでに約10回(※回数は赤ちゃんの発育、ママの体調などにより、個人差があります)の定期検診を受診しました。これらは毎度1,000~2,500円程度の診察費用がかかりますが、宇和島市が発行してくれる「妊婦一般健康診査受診券」にて半額相当を負担していただいているものです。
上記の産婦人科医院での普通分娩+6日間の産後入院と母子のケアで、約52万円。奇跡的に授かった、大切な我が子の命はお金には代え難いですが、自営業の一般市民にとっては「ポーン」と出せる金額ではないんですよね……。しかしこちらは、国から支給してもらえる出産育児一時金(約48万円)を充当出来たおかげで、なんとかお支払いすることができました。

そして、ここからは宇和島市民が妊娠・出産時にいただける、予想外かつ期待以上の給付金(※令和6年1月時点)についてのご紹介です。
 妊娠が産婦人科で証明されたとき……5万円
 出生届を出したとき……10万円
 子どもが満1歳を迎えた時……10万円
 子どもが満2歳を迎えた時……10万円
 子どもが0歳~中学校修了前までの児童手当……192万円(※第何子か、また所得などの条件により個人差があります)
ざっと計算しただけでも、愛する我が子の将来が少し明るく見えるような金額です。

宇和島市ホームページから。児童手当の支給金額内訳。

加えて、宇和島市内の同一の幼稚園・保育園に子どもを2人以上通わせる場合の2人目の負担額が0円です。義務教育期間中は、就学支援制度によって学用品購入費や校外活動費を宇和島市に請求できます。極めつけに、0歳~18歳までは宇和島市子ども医療費助成制度により、病院の通常受診費用および処方箋調剤費用がかかりません。

ちなみに、いま我が家が「助かる~!」と直近で感じている支援は、第2子以降がいただける1人あたり5万円ぶんのおむつ交換券。有効期限(だいたい、子どもが2~3歳になろうかという頃)までにすべて使いきれるだろうか?と思えるほどの金額です。

ん?宇和島市で子供を育てようとしたら、ほとんどお金かからないんじゃない……?

ほかにも、ご家庭や子どもの状況によって受けられる幅広い支援について、宇和島市のホームページに詳しく記載されていますので、ご参照ください。

子どもを見守る地域の眼

私がとくに重要だ、魅力的だと感じる3つの施設があります。
市立児童館『こもりん』、青少年市民協働センター『ホリバタ』、市民生涯学習センター『パフィオ宇和島』です。年代問わず、または年代を限定してより有意義に、市民がそれぞれの活動を発展させることができるのです。
『こもりん』については過去に記事にしたので、よろしければこちらをご覧ください。
『ホリバタ』は中学生~39歳までの市民が交流、飲食、勉強、イベント等に利用できるサードプレイス。(公式Instagramはこちら
『パフィオ宇和島』は全世代の市民が対象の図書館・多目的ホール・子育て世代支援センターが一体となった施設。真珠=パール、魚=フィッシュ、みかん=オレンジの頭文字をつないでパフィオという名前なのですが、このネーミングセンスが私は大好きです。(公式ホームページはこちら

パフィオの4階、子育て世代活動支援センターの人工芝にて思い切り疾走する娘

このような施設内に限らず、宇和島市内の随所で、私は日々「東京にはこんな空間ないだろう」と思える体験をしています。その最たるものが近所のスーパーです。私が娘たちを連れてよく日用品や食材を買いに行く近所のスーパーには、何人か顔見知りの店員さんがいらっしゃいます。スーパーにはほぼ毎日通っているのですから、きっと店員さんたちもこちらの顔はなんとなく把握してくださっているとは思っていました。ここが東京なら、きっとそれ以上の関係にはならないだろうなと思うのです。しかしそのスーパーで私とお互いに認識しあっているであろう店員さんは、「こんにちは」とあいさつを交わすだけでなく「今日もいらっしゃい!」「寒いね、元気?」「ちょっとやせた?」などと、しっかり眼を見て、私という個人に興味をもって話してくださいます。娘たちにも「お手伝いえらいね!」「今日はいいモノ買ってもらったね!」と声をかけてくださったり、姿が見えないと「今日はおチビさんはいないの?」と気にかけてくださったりもします。

子育てに没頭していると、家族以外のかたとのこのようなちょっとした交流がすごくいいリフレッシュになることもあるのです。

先輩移住者のリアルな声を参考に、宇和島市生活の可能性を探りませんか?

2024年2月4日(土)に、東京でイベントが開催されます。その名も『地方移住「こんなことがしたい」を語る会』です。じつは、ゲストとして登壇するのが、私です。(笑)
宇和島市への移住、子育て、起業、そのほか様々な生活のリアルに、興味をお持ちいただけたら、ぜひお気軽に参加申し込みをしてみてください🎵
【未来つながる宇和島】地方移住「こんなことがしたい!」を語る会in東京 (qlear.cloud)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?