20代の頃の痛かった私(国際結婚を狙っていた自分)
※初めに、この記事は私の思い出を振り返った自己満足な内容です。何となく思い出したことを書いています。
かれこれもう十年以上の前の話ですが、その頃の私は会社勤めをしながら、語学学校に通っていました。務めていた会社では中堅といわれるくらいの年月でしたが、毎日が同じことの繰り返しである毎日に疑問を感じ、鬱屈した日々を送っていました。40代となった今ではなんて贅沢な悩みなんだろうと思いますが、当時はあまり自分も楽しいと感じられない仕事でもちろんそんな状態だと仕事がうまくいくわけもなく、ますますうだつがあがらないOL生活を過ごしていたものです。
そしてちょうどそのタイミングで失恋もし、精神的にぼろぼろになった私は、何か自分の心を励ます事柄を探していました。そんな時聞いたモーツァルトやベートーベンの音楽、ヨーロッパの美しい宗教画を見てなんだか心がうるおされていく自分がいたのです。そんな訳で昔好きだった「エロイカより愛をこめて」という漫画がきっかけで好きだったドイツ国で働いてみようかなという気持ちが芽生えてきたのです。
それから私は心の中で、約1年の準備期間を設けていろいろ準備を始めました。結論から言うと、ドイツの文化はかなり知ることができましたが、結局ドイツで働くという夢は叶えることができませんでした。正確に言うと、立ち向かう途中で、自分が不適合だと気付いて挫折したのが本当のところですが…。
ただし、その時の経験が歴史の記事に役立ったり、その他の話題の種になったりと全く無駄足ではありませんでした。しかし、あまり自分の体験を書き留める機会がなかったので、アラサーのうだつの上がらないOLが、ヨーロッパ進出目当てで起こったことをメモ程度に何回かに分けて綴っていこうと思います。ドイツ語学校の感想や、ドイツ人の習慣など思い出していきます。
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