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【アドソル日進】2024年3月期決算説明会資料・動画を公開しました

こんにちは。アドソル日進(3837) IR担当です。
2024年5月15日(水)に開催いたしました、2024年3月期 決算説明会につきまして、決算説明動画及び資料を公開いたしましたので、お知らせいたします。

あわせて、決算ハイライトをお伝えいたします。


1. 業績ハイライト

(1) 総括

総括

売上高、営業利益、営業利益率のいずれも期初計画を超過達成し、過去最高を更新しました。特に、営業利益率は2023年5月に策定した中期経営計画で掲げた2026年3月期の業績目標(10%)を2年前倒しで達成しました。

(2) 受注高・受注残高

また、先行指標となる受注高・受注残高は過去最高を更新しました。

2. 2025年3月期 業績予想

(1) 2025年3月期 業績予想

2025年3月期は、最高売上・最高利益・最高利益率の連続更新に加え、中期経営計画で掲げた2026年3月期の業績目標「営業利益:15億円」の前倒し達成を目指します。

(2) 事業拡大にむけて:取り組み方針

2025年3月期の成長ポイント・戦略投資の方針です。2030年以降の持続的成長に向けた取り組みを推進してまいります。

3. 株主還元

株主還元の強化に向け、配当方針を変更しました。
「累進かつ連続増配(1円以上の増配)」「配当性向 40%以上」を前提と し、「年2回(中間・期末)」実施します。
また、2025年3月期の年間配当金は前期より7円増配となる「50円」と、15期連続増配を予定しています。

4. 中期経営計画「New Canvas 2026」

(1) 中期事業戦略 フレームワーク

中期事業戦略 フレームワーク

こちらは、当社の2030年以降の持続的成長を見据えた、中長期的な戦略ポートフォリオです。
既存のビジネスから進化・発展させた 「エンタープライズDX/モダナイゼーション」を ベースロードに、「次世代エネルギー」「スマートインフラ/ライフ」の 2つの事業が、今後の成長をけん引することをお示ししています。

(2) 次世代エネルギー

成長事業でのフォーカス領域 ①次世代エネルギー

エネルギー市場は、今後、 さらに大きく成長すると考えています。
私たちは、この中でもスマートシティの実現に向けて、成長が期待される新たな領域、マイクログリッドやVPP、エネルギーマネジメントといった新たな電力網の実現に本格的に挑戦します。
これは、大手エネルギー会社向けとは異なる「需要家向け」の新市場です。 「分析・マネジメント」という対応も必要になります。 新プレイヤーも登場すると考えています。 新たな共創による、ビジネス拡大を目指します。
大手エネルギー会社向けには、 送配電の設備管理など、DX対応のシステム更新やスマートメーターのデータを利活用したサービスの創出などで、 これまで以上に対応を強化していきます。

(3) スマートインフラ/ライフ

成長事業でのフォーカス領域 ②スマートインフラ/ライフ

多岐にわたるこの領域で、当社ならではの強みを発揮するため、
・都市計画や防災のスマートレジリエンス
・交通、物流のスマートモビリティ
・環境・エネルギーのスマート エネルギー

の、街や生活のデジタル化やスマート化につながる3つのビジネス領域に集中展開することとしました。
ここに、1976年の創業以来、社会インフラ領域で培ってきたシステム開発力と、AIや宇宙・衛星データ等の最新テクノロジーを融合することで、スマートシティの実現に貢献してまいります。

5. 中期経営計画の進捗

(1) アライアンス戦略

アライアンス戦略: 仏・シュナイダーエレクトリック社との共創①

当社は2021年、世界100か国以上でビジネス展開するフランスのシュナイダーエレクトリック社と日本企業として初めて「SIパートナー」契約を締結し、以来、インダストリーDX、VPP、マイクログリッド、エネルギーマネジメントをテーマに協業を進めています。
このパートナーシップの成果として 2024年3月期は、幅広い業種・業界で受注をいただくことができました。

アライアンス戦略: 仏・シュナイダーエレクトリック社との共創②

今後の協業ポイントのひとつは、当社の成長事業「次世代エネルギー」にもつながるマイクログリッドや、エネルギーマネジメントです。
実は、シュナイダー社は、全世界で500件以上マイクログリッドの導入実績があります。このグローバルでの実績と知見に、当社の技術力を融合することで、日本に適した形での導入提案ができると考えています。
太陽光発電の設置が必要な自治体や、AI・半導体需要などを背景に、建設ラッシュが続くデータセンター、災害時の避難拠点となる病院などを中心に、今後、両社で案件発掘と受注拡大に取り組んでいきます。

(2) アジア・オフショア戦略

アジア・オフショア戦略: ベトナムでの取組みを強化

ベトナム・ダナン開発センターにおける 「高度IT人材:1,000名体制」を目指した取組みをさらに強化しています。
1つめの成果は、現地のテックゼン社との資本・業務提携です。
テックゼン社は、ベトナム人の当社OBが設立した アジャイル開発を得意とするIT企業です。 ダナン開発センター1,000名体制の中心を担う企業と位置付けています。
2つめの成果は、国立のダナン大学との産学連携協定です。 ダナン大学とは、この春から日本と同等のプロジェクトルームを完備した 「ITトレーニングセンター」の共同運営を開始しました。今後、アジャイル開発の体験講座や、インターンシップなどをテックゼンと連携して提供していく予定です。

(3) 人材に関する取組み

企業価値向上・持続的成長に向けて: 人材に関する取組み

成長の源泉である「人材」に関する取組みをご紹介します。
まず、今年4月には、前年から4名増の、38名の新入社員が入社しました。 来年春の新卒については「50名以上」を目標に採用活動を進めています。
次に、人材育成については、ビジネスモデル改革に向け、社会インフラに特化したコンサルティング人材の育成を進めています。
また、社員のエンゲージメント向上のため、昨年に続き、今年も全社員を対象とした処遇改定と初任給の引き上げを行いました。

引き続き、2030年以降の持続的な成長に向けた施策を進めるとともに、株主の皆様への還元強化等を検討してまいります。
今後とも、アドソル日進をよろしくお願いいたします。


5. 関連資料ダウンロード

決算短信
決算説明会資料
通期業績予想、及び期末配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
質疑応答要旨


【お問い合わせ先】
アドソル日進株式会社 経営企画室 広報・IR担当
TEL(代表):03-5796-3131
email:ir@adniss.jp

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