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なぜ昔のように一致団結できないか?

国がおこうなうべき事が民間に移り変わっていっています。身近なところだと子ども食堂。全国に4000カ所以上あります。こんな規模の子ども食堂なんてなかったですよね?

この問題は例えば国がフードスタンプなどで賄うことができますよね?ですがそれを行なっていない(というか拡充していない)フードスタンプはこちらです↓

フードスタンプとは、アメリカ合衆国で低所得者向けに行われている食料費補助対策。公的扶助の1つ。現在の正式名称は「補助的栄養支援プログラム」。 形態は、通貨と同様に使用できるバウチャー、金券の一種。一般のスーパーマーケットでも使用できる。対象は食料品であり、タバコやビールなどの嗜好品は対象外となる。

他にも図書館はKindle Unlimited。図書館だってサブスクと同じですよね?ほぼ毎月同じくらいの額を払っているはずです。(税金で。)

そして通貨。コンビニやスーパーなどでポイント払いしてますよね?あれナチュラルにみんな使ってますがおかしくないですか?お金は国が担保してるからみんな信用しています。ポイントはその会社の保証ですからいくらポイントがあっても倒産すれば終わりです。

仮想通貨も同じですよね。通貨というのはお金という国の信用をもとにした信用手形、つまりみんなの概念上の安全保障の通貨ですよね。
つまりみんなが信用しているからみんなが信用している使えるポイントみたいなものです。

それを仮想通貨は技術によって信用に値するというシステムを使って運用されています。そして、それは国が今まで行っていたものを技術によって信用を与え取引しようという流れです。

つまり国が運営していたものを個人で運用していくという流れです。そうなると国は困りますよね。なぜか?通貨発行権というのは、国が運用しているからこそインフレデフレというものを抑制できるからです。インフレデフレとはとどのつまり通貨の信用の上がり下がりですから。

経済を運営できなければ国に価値はそんなにありません。安全保障なんていうのはもちろん大事なことなのではあるのですが。

通貨を運用できなければ国に税金が集まる。
そしてその国の税金を運用する。そしてインフレデフレ経済を調整するということが国はコントロールできなくなってしまいます。仮想通貨があれば。

だからこそ仮想通貨というものはある程度規制されているのです。なければおそらくメタが運用しようとしていたリブラはもっと大きくなっていたでしょう。リブラは何がしたかったかというと国が一手に受けていた経済の通貨の流動性というものをメタや他の会社に。その経済の流動性というものを持たせようというもくろみがあったのかもしれません。

そう考えてみると国が運用していたものが、個人の手に技術によってどんどんと手放されていっています。そうなるとどこの国にいようがどんな地域に住んでいようがほぼ変わらないということになってきます。

会社や国は概念でしかない

考え方によっては会社や国は概念(あなたや他の人が思い浮かべるから存在する)なのです。だから「会社の決めたことに口出しするな!」なんてものを信じてしまうのです。

例えば「アッラーが決めたことを反故にするな!」って言われてもなんのこと言ってんだ?ってなりますよね?それと同じであなたの会社のノルマなんて他の人からしたら知ったこっちゃありません。だからあなたが進めるポイントカードは他人からみたらいらないものなんです。

今現在行われていることは大きなものからの脱却です。国であったり会社であったり。しかし個人になっていくのではなく小さく切り分けられたものに移っていっているのです。村とかの単位で。

例えば中国に秦がありましたよね?(わからない人はキングダムを見てください。)秦も完璧なルール運用により中国を統一しました。しかし秦の始皇帝亡き後色々な所で農民が反乱を起こし出します。

国という概念の破壊ともいえますよね。そうやって分裂してまた結合を繰り返してきました。今の時代背景もそのように見えませんか?電通などの大きい会社が弱くなっていき、ジャニーズや吉本なども弱くなって行っていますよね。

音楽でもみんなが聞いている曲というのも少なくなっています。細分化が進んでいますよね?去年の紅白出場歌手あなたは言えますか?レコード大賞を取った人覚えていますか?

大きいものの権威がなくなってきているというよりも、大きいもの=正しいが通用しなくなってきているのです。これは大きな転換点です。大きいものが全てを得る。ウィナーテイクオールみたいなものが無くなってきているのです。

それは大きい=素晴らしいの概念が薄まってきているからです。ある程度商品も技術の発展により同質化されてきたから当然の結果ではあるのですが。細部しか違いがわからなくなってきていますよね。

技術の発展は平準化

服でいうとボタンの通す所。その部分は高い服だと糸が出ていないんです。なぜか?穴を開けてから縫っているからです。それに対して安い服は縫ってから落とします(穴を開けます)だから糸が出ているのです。

そのくらい細部でしか違いはわかりません。《わかる奴にはわかる》の世界です。他にもアンディウォーホルのブリロの箱なんかもわかる奴にはわかるの世界です。

アートとは何か?の突き詰めていったら商業用の箱ですら並べてしまえばアートなのだ!みたいな考えです。(アート界の流れでそうなっていったのですがそこはウォーホルの本を読んでみてください)

つまりは概念が破壊されていっている、一つの正しい真実のようなものが薄まってきているのです。だからこそみんな団結できなくなってきているのです。なぜなら信じる答えが一つではないとみんな薄々気づいてきてしまっているから。

世界はこれから国の助けではなく共助の世界線になっていきます。そんな世界であなたにできることはただ一つ。勉強すること学ぶことです。

noteを読むようなあなたには釈迦に説法かも知れませんが、学び仲間を作り生きていくことができる人だけが生きていける世の中になります。ある種知識こそがノアの方舟の役割を担うのです。

それでは、また、金曜日に。

あどりでした。

《スキやコメントありがとうございます。フォローやシェアしていただけると一層励みになります!もし今回の話がよくわからなかった人はキングダムを見てください。面白いので。それでは!》

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