Yoshihiro OKADA / adreamgoeson

LIFTという会社をやっているほか、「運用型広告の良心」アナグラム社の顧問、「ベンチャ…

Yoshihiro OKADA / adreamgoeson

LIFTという会社をやっているほか、「運用型広告の良心」アナグラム社の顧問、「ベンチャーフィランソロピーの嚆矢」SVP東京のパートナー、「運用と技術の融合」アタラ社のフェローなどをしています。大昔検索エンジンの会社にいたこともあって、今でも検索が好きです。

最近の記事

東京から金沢に引っ越した話

2022年の春、東京都文京区から石川県金沢市に移住しました。 20年以上過ごした東京を離れ、夫婦ともどもリモートワークを主体にしつつ、月に2−3日のペースで東京に出張(出社)する働き方になります。 移住自体は2021年の1月ごろから計画していたので1年以上前からの準備だったのですが、「別にわざわざ言うようなことでもないしなあ」と思い、近い知り合い以外には直前まで何も話していなかったため、公表後は「思い切ったね」とか「金沢とは!」といった感じで意表を突かれた的なリアクション

    • 岩波ホールについての至極個人的な思い出

      ミニシアターの草分けである神保町の岩波ホールが今年(2022年)の7月で閉館する。 僕はあまり映画を観ないので特にミニシアターについて何か言えるようなものは何も持っていないのだけど、岩波ホールに関しては一つ個人的なエピソードがあるので、その供養(?)のために書いておきたい。 独身の頃に住んでいたマンションは、岩波ホールの初代総支配人であった高野悦子さんのものだった。ヴィンテージマンション、と形容するのは少し憚られるレベルの古びたマンションの広い1LDKで、いわゆる分譲賃貸

      • 想像力と敬意の関係について

        ※これは以前書いたブログを今の気分でリライトしたものです   私は職業柄というか立場柄というか、人さまからしばしばコメントやアドバイスを求められます。 そのたびに、「大した話はできないんですけど…」と言いながらほんとうに大したことがない話をしています。こんなんで大丈夫かな…と自分でも思いますが、大した話しかできないのでこればっかりは仕方ありません。 ちなみに、大したことがありそうな話をするのは意外とかんたんで、 ・珍しい語彙や慣用句を使い ・賢そうな比喩を織り交ぜつ

        • 「企業文化」が重なり合うとき

          12月になりました。あと1ヶ月ほどで、あらゆる人に変化を強いた2020年というたいへんな年が終わります。まだ少し気が早いかもしれませんが、忙しい師走は油断するとあっという間に過ぎてしまいますので、自分にとって今年を象徴するような事案をタネに、2020年という印象的な年をかんたんに振り返ってみたいと思います。 M&Aからのスタートコロナが社会問題として前景化する前の2020年1月、私が所属している株式会社フィードフォースとアナグラム株式会社がM&Aによりグループ化しました。

        東京から金沢に引っ越した話

          起業と妄想

          はじめまして岡田吉弘です。 2020年9月30日、私が取締役をつとめる株式会社フィードフォースは、第1四半期の決算発表と合わせて、子会社の「株式会社リワイア(Rewire Inc.)」の設立を発表しました。 設立を発表しただけで、実際に会社ができるのは10月です。代表をやることになったので、今は設立の準備に追われながらこれを書いています。 会社をつくるにあたっては、ただでさえ話が長いことで悪名高い私がわざわざ「この話は長くなりますよ… フゥ…(ため息交じりに)」と前置き