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なぜ虐待は無くならないのか?ハラスメントも正直変わらない。

いつもお読みいただきありがとうございます。代表の竹村です。

私が独断と偏見で決めた先週の時事ニュースから1つピックアップして、仕事やビジネスに繋がる考え方をご紹介します。


本日は、センシティブな内容になってますので、賛否はあるかと思いますがあえてこの題材で話を進めたいと思います。


大阪府で熱湯をかけ子どもを死に至らしめた事件です。


毎月、いや毎週の様に虐待で子どもが亡くなるニュースを目にします。

彼女の連れ子に彼氏が虐待したという事件ですが、ジェンダーなどの個性を尊重しようという声と同じ様に、家族は様々な形があって良いとは思います。


しかし、今回小さな子どもの命が奪われた事に関しては容認はできません。


ではなぜ虐待やイジメは無くならないのでしょう。


私は専門家でも無ければ事件の細部まで知っている訳ではありませんので、あくまでも私の持論です。ご容赦ください。


まず虐待する人は、過去虐待されていた確率が高い。ということです。

ようするに、人を傷つけることに関して一般的な人と比べハードルが低い。


一般的な考えであれば、生身の人間、ましてや幼い子に熱湯をかける。という行為に対して抵抗を感じます。

それをやってのけてしまう訳ですので、当人の人生観が歪んでしまう経験をしている。


次に精神的に追い込まれている。

金銭的に逼迫している場合や精神的に追い詰められている場合など様々ですが、多くは心に余裕がない。

今回は、自分の子どもではなく彼女の連れ子ということで、余計に許容出来る範囲が狭かったはずです。

自分の子どもですら、言うことを聞かなければ苛立つものです。


それが、彼女とは言え他人の子どもとなれば尚更です。

そこに、精神的に追い詰められる要因があれば、暴力という解決を選ぶ可能性があります。



この流れというのは仕事におけるハラスメントも同じです。


パワハラをはじめとする様々なハラスメントが起きる要因は虐待が起きる原因とよく似ている様に思います。


ハラスメントをする人の特徴

1、そもそもハラスメントしている自覚がない

2、ハラスメントと認識していても自分がそうやって育ったから部下や後輩にも同じ教育内容でやってしまう。


1も2も過去自分がそう上司に育てられたから。今の自分があるんだ!と思っている人が多い。

上司に飲み会誘われたら絶対。

上司の命令は絶対。

下ネタはコミュニケーションの一環

そう育てられたから、飲み会を断る人が理解できない。

そうしてパワハラに発展する。

そして、何が問題かと言うと、飲み会を断った奴が悪い。と思っている。


これは、虐待と同じです。

そうして育ったから、それが問題であるという認識がない。あってもそれ以外の解決方法を知らない。


これは、無知ゆえの問題です。

虐待をする親は、子どもをなだめる方法が分からない。

パワハラする上司は、部下の教育方法が分からない。

だから、物理的な暴力や精神的な暴力で解決するしか思いつかない。

2×2=4

という知識が無ければ

2個のりんごが入った箱が2個ある場合、りんごは何個ですか?という問題を1+1+1+1=4という計算をしてしまうように、泣きわめく子どもをなだめる方法を知らない場合は、もっともシンプルな動物的な行動を選択してしまう。


過去私もイジメやパワハラを経験してきましたが、どれも今思えばその本人の私に対しての何かしらの感情表現だったのかな?とは思います。


私の言動が気になる

私を教育するために


そう思っていたのかな?とは思います。

後輩や部下を持つ人も多いと思いますが、自分が歩んできた道だから。自分がそうやって教育されてきたから。

だから、正しいんだ。

というのは、非常に危険です。


学校の教育カリキュラムですら毎年見直しされている中で、なぜ会社の教育方法は変わらないのか?

それは、人に起因し、上司に任せているからです。

電話の出かたのマニュアルや営業のマニュアルやルールはだいたいの会社で用意されているのに、人を教育するマニュアルはありません。


パワハラを無くそう。止めよう。という言う割に、そもそも起きている原因を把握せず言葉だけが独り歩きしている状態

上司は、部下に一言言うだけでも気を使い、ろくに教育できず、されず・・・。

適切な教育方法を学べず、部下が怖いから教育を放棄する。

ネグレクトです。


センシティブな問題ですが、部下や子どもは愛しい存在であるはずです。

ただ、問題が起きた時に解決方法が「暴力」というシンプルな方法しか知らない。という事が問題であり、メディアは虐待が起きた。というニュースの発信も大事ですが、泣きじゃくった子どもをどうなだめるのか?という方法を強く発信するべきではないかと思う今日このごろです。


最後までお読みいただきましてありがとうございます。


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