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4回目の夏休みに行ってきました(沖縄DAY1-3)

こんにちはRYUです。9月初旬のある日、LCC(格安航空会社)のバーゲンサイトを見ていたら・・・なんと名古屋から沖縄まで10,000円を切る!チケットが発売されていました。新幹線の名古屋→東京が10,000円以上ですから、東京に行くより安い!ことになります。安いチケットを見ると、後先考えずに買ってしまうのが私の病気みたいなもの・・・というわけで、性懲りもなく10月の中旬に4回めの夏休みを取ることにしました。

DAY1:ルーティンな一日

今回は朝8:30発の便で名古屋を出発し、11時くらいに那覇空港に到着。レンタカーを受け取って、まっすぐ向かった先は・・・毎回同じ、豊崎の沖縄そばの名店「玉家」です。

ぜひお試しを

ほとんど色がないスープからは、濃厚なカツオダシの香りと豊かな旨味が広がって、まずスープから飲み干したくなります。主役の麺も、二郎の麺を思わせるワシワシとした硬めの食感で、小麦の香りを感じます。毎回ヤメられません(汗)。「沖縄そばって大して美味しくないよね」って思っている方には是非試して頂きたいです。今回初めてオーダーした「ジューシー」(五目ごはん)も、フーチバー(よもぎ)の香りがしっかり入って美味しかったです。

てびちそば大、ラフテーそば小、ラフテー単品、ジューシー

その後は、先月に引き続きホテル・ムーンビーチのプライベートビーチにしばし滞在。曇だったこともあり、さすがに10月中旬の水温は低めだったのですが・・・いったん入ってしまえば問題ないレベル。翌日のシュノーケリングの予行演習?もしておきたいので泳ぎました(笑)。

毎度お世話になるムーンビーチ

DAY2:シュノーケリング

2日めは今回の旅の主目的「シュノーケリング」に行くことに。幸いこの日は天気もよく、昨日より水温も上がって「シュノーケリング日和」になりました。向かった先は、先月も来た有名シュノーケリングスポット「ゴリラチョップ」(崎本部緑地公園)です。

この岩、ゴリラがチョップしてるように見えます?

さっそくGoProを携えて潜ってみると・・・浜から5mくらいで珊瑚礁が現れます。まずはこのスポットの最大勢力?スズメダイの群れが迎えてくれました。

餌をあげる人が多いので、人間に向かってきたりします(笑)

今日は太陽光が強いので、水中も明るくて良い感じです。画面左のイソギンチャクのところにクマノミが2匹いるのが見えますか?白いラインが1本だけのこの子たちは「ハマクマノミ」という種類です。画面中央にはエンゼルフィッシュみたいな黄色い魚「ツノダシ」も映っています。

天然の水族館です♪

こちらはたぶん「ヤマブキベラ」誰が考えてこんな色・柄になったのか??ベラの仲間は特にカラフルです。

ヤマブキベラのオス2匹

さて、ゴリラチョップの特徴は魚だけでなく活きたサンゴが多いことです。最近は海水温の上昇のため、沖縄諸島、八重山諸島でも白化して枯れたサンゴが多いですが・・・。ご覧のとおり、ここではカラフルな色のまま活きています。

再び登場のスズメダイさんたち

紫色にキラキラと光るサンゴ!とてもキレイでした。

紫に光る!サンゴたち

こちらは、自然の造形とは思えないアバンギャルドなサンゴたち。もはやアートです。

ブルーのサンゴは凄い造形です

画面の中央に、冠のようなツノが2本映えた魚がいるのが見えますか?見たことがない形なので調べてみたら・・・「オビデンスモドキ」の幼魚でした。

画面中央の魚に注目

目から放射状に伸びるアイラインも可愛いです。特徴であるツノは、成魚になる頃には消えるのだとか。珊瑚礁には変わった形・色の魚がいて面白いです。

さて、GoProのバッテリーが無くなる直前、こんな魚が登場しました。体長1m近くあるんじゃないか?と思える長~い魚「アオヤガラ」です。

この魚、食べられる!んですが、長い鼻の部分「吻」(ふん)は以前、喘息の薬としても使われていたそうです。何の成分が効くんでしょうかね??

体長1m近くありました!

今回は初めて見る魚が多く、2時間ほどたっぷり楽しめました!とりあえず10月中旬でも、何とかウェットスーツ無しで楽しめてよかったです。

奥さんもシュノーケリングに慣れてきました

さて、終了後はお腹が空いたので名護の有名店へ。こちらの「ふりっぱー」は沖縄海洋博の頃にオープンしたレストランです。既に14時だったのですが、入店まで30分待ちでした。中国、韓国からのお客さんも多いです。

14時到着で30分待ち

昭和なセンスのインテリアが何とも落ち着きます。オーダーして約15分後、やってきたのは・・・

レンガとウッドが基調の昭和テイストな店内

ジャンボヒレステーキ300g(3,300円)です。メニューを見ると正直にインジェクション・ビーフ(牛脂注入加工肉)であることが記載されているのですが、結果として柔らかく旨味も十分!文句なしで美味しかったです。

300gありますが、ペロっと食べられます♪

メニューはWEB上にあるので、行ってみたい方は以下のリンクをチェックしてみてください。

ちなみに余談ですが、「ふりっぱー」のお店の裏側には、遠浅のビーチが広がっています。食後ゆっくりするのにピッタリですしサンセットも美しい!ので、こちらもぜひ行ってみてください。

誰もいない!贅沢なビーチです

DAY3:読谷村で観光

さて最終日は珍しく?観光をしてみることにしました。最初に向かったのは座喜味城跡です。1420年頃完成したこのお城、第二次大戦の戦災にも耐えた見事な城壁が今も残っています。

沖縄の3つの古城跡の中でも、最も美しいと言われる城壁

城壁の上から見ると、西海岸が目の前に。周囲を見張るにはバッチリの地理的条件ですね。第2次大戦中は日本軍の高射砲が設置されたり、戦後は米軍のレーダーが設置されたりしたそうです。

城壁の上からみた西海岸

城壁の上部は、ぐるっと一周できる作りになっています。これも外敵からの防御のためなんでしょうね。

この座喜味城跡のすぐ近くに、あまり知られていないスポットがあるのでついでに寄ってみました。何とここが入り口なんですが・・・「シムクガマ」の看板が見えますか?

場所がわからず、かなり探しました(汗)

看板を右に、除草されていない道を300mほど進んでいくと・・・

「シムクガマ」に到着しました。この洞窟は戦時中、米軍が上陸した際に地元の住民が避難した壕(ガマ)の一つです。広い壕ではありますが、ここに約1000人!の住民が集まったらしいので鮨詰めだったと思います。幸いこのガマの住民は自決を強いられることなく、米軍に投降して助かったそうです。

鬱蒼としていたシムクガマ

沖縄観光というとレジャーばかりになりがちですが、沖縄であった事実として、こうした戦時中の遺構も見ておかねばならないと思います。私が生まれる、わずか19年前のことですからね。

さて観光後のランチは、またまた先月に続いてこちらの「マイハウス」に。400gのリブロースステーキが2000円!という有名店です。

沖縄ですが月イチ来てます

多少スジはあるんですが、大部分が柔らかいし脂もかなり有ります。なかなか2,000円では食べられない、癖になってしまうステーキだと思います。

400gのボリューム!癖になります・・・

こちらも人気メニューのタコス。付近の有名店「メキシコ」と同様のソフトシェルタイプで、具が多くて美味しい!です。ちょっと大きさがわかりにくいですが、タコス1つがオニギリ1個くらいの大きさです。ごちそうさまでした。

タコスもLLサイズです

そんなわけで、無茶振り?だった今年4回目の沖縄旅行も無事終了。サンセットを見ながら空港に向かいました。

西海岸のサンセット♪

というわけで、名古屋=那覇の航空券が片道10,000円を切った!ことが最初の動機だった今回の旅行、10月中旬でも十二分に楽しめました。さすがに今シーズンはこれで打ち止めになると思いますが、来年も来れるよう、仕事を頑張りたいと思います!  (RYU)