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自分のこと、仲間たちのこと

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僕のこと、そして仲間たちのこと。あと旅のことも
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#高校サッカー

あしたのために

前回の記事で、自己開示の必要性について書きました。前回の記事はこちら↓↓ https://note.com/adlibler/n/nefe72e4da682 いくら何かを伝えようとしても、何かを始めようとしても、自分がどんな人間かを知ってもらえないと何も伝わらないし、少しでも魅力を感じてもらえなければ興味なんて1ミリも持ってもらえない。 なので今回は僕の自己開示、つまり現時点での最新の自分、どんな変遷を辿って今ここにいるのか。そんな自己紹介を書きたいと思います。 僕は、1

最初のコーチと最後のコーチ。最初で最後のコーチ

最初のコーチ自分は昨年までずっと、幼稚園児や小学生のクラブでコーチをしてきました。 幼稚園児や小学生に携わるということは、当然、そのほとんどの子が「うちのクラブ」でサッカーを始める子ばかり。 つまり、彼ら彼女らのサッカー人生において、僕は「最初のコーチ」になるわけです。 これは当時からよく言っていたことだけど、最初のコーチということは、とても責任重大ですよね。 「サッカーの第一印象」がそこで決まるわけだから。 「俺はこの子達にとって最初のコーチ。だからヘタなことはできな

幸せとはいろいろある。電車でGO

自分が立ち上げたクラブチーム「SUERTE juniors 横浜」で、5年前までスタッフとして手伝ってくれていた 山﨑 健太郎さん こと、ザキヤマ氏。 時は経ち、当時大学生だった彼も高校の先生になって、今年度から二校目に異動。 そんな彼からのお誘いを受けて、昨日は高校生を連れて練習試合へ。 昨年も彼の前任校に呼んでもらって試合はしていたので昨日が初めてというわけではないのだけど、昔は一緒に同じクラブチームで小学生にサッカーを教えてたふたりが、今ではお互いが別の道に進み、今

いつも通りを超えてゆけ

インハイ予選、シード校との3回戦。 格上、とか うちが挑戦者、みたいな話を大人がしてる。選手もしてる。こういうのはあまりいい傾向じゃない。なんでやる前から勝手に挑戦者モードになっちゃうのか。ましてやそれを大人が言うべきじゃない。 シード校だろうが昨秋に負けた相手だろうが、俺は勝たせたい。育成とか成長とか、そんなの大人が勝手に美辞麗句並べてるだけ。大人の自己満モーレツ綺麗ごと。誤解を招くかもしれないけれど、高校サッカーは勝負の年代。教員やコーチは毎年毎年チャンスがあるが、こ

「引退なんてするな」なんて、軽はずみに言っててゴメン

5月1日(土) 高校生のインハイ予選。 勉強に熱心な高校だから、例年、3年生はこの時期での引退が恒例になってしまってる感じ。今年の3年生も、全員じゃないけれど、このインハイ予選を負けた時点で引退、と決めてる選手も多い。 引退という言葉を高校生が使うのどうかと思うし、やはりせめて選手権まではやってほしいから僕も「引退なんてまだしなくてもいいじゃないか」とつい言ってしまうし、実際、試合前日の練習でも彼らにそう話したのだけれど この日の2回戦。ある3年生の選手が、自身が初めて

どう負けるか、の美学

本題に入る前に ⋯ ホームページを開設しました。【コーチユニオン】【君だけのコーチ】の詳細なども掲載してありますので、良かったらチェックしてみて下さい。 さて 全国高校サッカー選手権大会の県予選がスタート。僕がコーチをしているチームも、9月13日に初戦を迎えました。 正月まで続く、この国のサッカー界における一大イベント、センシュケン。 選手権は、独特の雰囲気がある。選手権は、やはり難しい。 出場できない選手達やマネージャー達も含めた、チームとしての総力戦。 何とか、

9月5日、海の近く

9月5日(土) この日は、昨年度まで自身が代表を務め、5月末で離れたクラブのジュニアユースの公式戦・高円宮杯の日だった。 3種(ジュニアユース)年代では一番大きい大会。世間では、この大会を機にサッカーに一区切りをつけて受験モードに入るという中3も多いと聞く。うちのクラブの中3達がどうするのかは、僕にはわからないけれど。 とにかくそんな大きい大会な訳で、いろんな意味で節目になる試合。ましてや、コロナ禍のために春の大きな大会「クラブユース選手権」もなくなり、リーグ戦もなくなり⋯

部活ってやっぱり素晴らしいんだぜ

8月、高校生の練習試合で対戦した相手は、4校からつくる合同チームだった。 それぞれ部員数が少なく、合同チームとして週末は一緒に練習をし、秋に始まる選手権予選を目指している。 普通、部員数が少なくなればモチベーションも減少しがちで「じゃあ俺もやめる」となってもおかしくないのに 「合同チームでもいいからサッカーをしたい」と、部活でサッカーを続ける選手達。彼らを支える大人達も、その場にたくさんいた。 茶髪の子がいたり、一見チャラそうに見える風貌の子も数名。でも試合が始まれば、全

新たなチャレンジの前日に、本気で叱ってくれた人

ひとつ報告ですが、この7月から、新たに某私立高校サッカー部のコーチとしても活動することになりました。とりあえず平日週2日と、行ける週末。この週3回くらいってのは、つかず離れず、ちょうどいい距離感かなと思う。 自分はこれまでのコーチ人生の中で、園児〜中学生、そして高校女子を指導してきた経験があるけれど、高校男子は 初めてのチャレンジ になる。 コーチをやる以上、高校男子のカテゴリーというのは いつかはやりたい、そして やらなければいけない ステージだと思っていたけれど、この