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すごいアドリブ力!179「主体性のアドリブ力」

こんにちは、くらです。

ここで取り上げるアドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。

このブログは、今まで困難を乗り越えて自分の道を切り開いて来た方々の、困難に出くわしたときに発揮されたと感じるアドリブ力を取り上げ、人生をより豊かにするための参考にしていただければと思い、発信しております。

クイズ

「人間は本来、主体的な存在である。だから、人生が条件づけや状況に支配されているとしたら、それは意識的にせよ無意識にせよ、支配されることを自分で○○したからに他ならない。」

〇に入る言葉は何でしょうか?


[こたえ]選択

(『完訳 7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー(キンブベアー出版)より引用)

まえがき

自分の道を、喜びと共に切り開いていく人は、主体的な人間である、と「7つの習慣」著者のスティーブン・R・コヴィーは言っています。主体的な人間とはどんな人間なのか?

主体的な存在

「人間は本来、主体的な存在である。だから、人生が条件づけや状況に支配されているとしたら、それは意識的にせよ無意識にせよ、支配されることを自分で選択したからに他ならない。

そのような選択をすると、人は反応的(reactive)になる。反応的な人は、周りの物理的な環境に影響を受ける。天気が良ければ、気分も良くなる。ところが天気が悪いと気持ちがふさぎ、行動も鈍くなる。

主体的(proactive)な人は自分の中に自分の天気を持っている。雨が降ろうが陽が照ろうが関係ない。自分の価値観に基づいて行動している。質の高い仕事をするという価値観を持っていれば、天気がどうであろうと仕事に集中できるのだ。

反応的な人は、社会的な環境にも左右される。彼らは『社会的な天気』も気になってしまうのだ。人にちやほやされると気分がいい。そうでないと、殻をつくって身構える。

反応的な人の精神状態は他者の出方次第でころころ変わるのである。自分をコントロールする力を他者に与えてしまっているのだ。

衝動を抑え、価値観に従って行動する能力こそが主体的な人の本質である。反応的な人は、その時どきの感情や状況、条件づけ、自分を取り巻く環境に影響を受ける。主体的な人は、深く考えて選択し、自分の内面にある価値観で自分をコントロールできるのである。

だからといって、主体的な人が、外から受ける物理的、社会的あるいは心理的な刺激に影響を受けないかというと、そんなことはない。しかし、そうした刺激に対する彼らの反応は、意識的にせよ無意識にせよ、価値観に基づいた選択なのである。」
(前著より引用 P82)

あとがき

他人や周りの環境に左右されずに思考、行動できるには、自分の価値観で人生をコントロールすることが前提である。でも、なかなか難しいと感じます。人は、自分以外に影響を受けながら日々生きている。

自然環境を始め、日々の出来事、自分が関わる人たち、世の中の動きによって、思考、感情、行動が決定されていく。

だからこそ、自分の決定は、すべて自分で責任を負う、という心構えが大事になってくる。自分が仕事にいくのは、自分が行きたいからいくのである。

その仕事に自分なりの遣り甲斐を感じるから行く。家族のために仕方なく仕事をする、ということも実際あると思うが(私はそう思っていた)、でも、それは、自分の責任を自分以外に押し付けていることになる。

家族がいるから仕方なく、という考えは、いずれ家族に責任を押し付ける。自分以外の誰もその仕事をやってくれとはいっていない。

そう。全て自分で決めたのだ。親に言われたから選んだ、家族がいるから選んだ、そういうこともあるからもしれないが、最終的に選んだのは自分である。

主体的に生きるというのは、選択の自由を、自分の責任で負っている、ということを認識することなのだ。

今回もお読みいただきありがとうございました。

今日の一言

「今日の一言:主体性のアドリブ力は、自分の意志を認識することで磨かれる」


今日の「みんなのフォトギャラリー」

いつも「みんなのフォトギャラリー」からすてきな画像を拝借しております。今回は、Mizukiさんの画像です。ありがとうございます。
夏の象徴の色と形のアドリブ。


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