こんな青春に憧れはある
『チーム・オルタナティブの冒険』を読みました。
表紙を見て面白そうだったからです。
また、オルタナティブという言葉から「その場限りの」「仮の」「居合わせた」というような意味を連想させ、こんなストーリーを思い浮かべた。
けれども、読むとどうやら違うようだ。
科学者っぽいのは国語の先生で、サラリーマンは科学者の助手?、OLと少年は高校生だった。
正直、読んでいて2章に入るまではつまらないと思っていた。ここまで読んでからその後を読むか決めてほしいと個人的には思う。
それからはトントン拍子で読み進められた。
最後の展開は想像の斜め上過ぎて「ん?」となってしまった。おそらく何かしらの比喩になっていると思うのだろうけれども、私はさっぱりだった。虫の眼で世界を見れない人間なのだろう。
上記リンクの推薦コメントにはこうある。
この斜め上の展開を作者の意図によって作り出すことも可能だと捉えて、「創り手にも新たな影響を与えることになる」とコメントしたのではないか?と思った。
意表を突いたいい作品でした。
P.S.
心残りがあるとすれば、森本と井上の今後が気になる(笑)
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