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『認知バイアス事典』を読んで。単位バイアスにめちゃめちゃかかってた

事典ですが、読みました。

事典と言っても、読みやすく「ザ・事典」という本ではないです。

この本には行動経済学、統計学、情報学の3つの観点からバイアスについて書かれていました。統計学からのアプローチは他の本でも読んだことがあり、知っているものも多かったです。逆に行動経済学、情報学からのバイアスはほとんど知っていることはなく、勉強になりました。考えれば分かるかも?と思うものもありましたが、こういうことを後知恵バイアスと言うそうです(笑)。後知恵バイアスとは、結果を知った後にあたかも初めから知っていたと認識することを指します。結構やりがちな気がしました。

これ以外にもめちゃめちゃやっているなと思ったのは、単位バイアスです。

タスクをこなすときに切りのいいところまでやるというものです。例として、「就寝時間は過ぎているけれども、次の章まで20ページだから読んじゃおう」というような私もよくやっていることが書いてありました。他にも、個人的な例で言うと、朝に目が覚めたのは8時23分だったけれども切りの良い30分まで寝るとか、ゲームを○時までやってから勉強するというように単位で考えてダラダラやることが多いです。そして、「あ~、時間がない」と嘆いています(笑)。

実際に切りが良いものもあるので、どこから再開すればいいかすぐ分かって便利なこともあります。


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