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理解したことを紙に書く、を再び実践する

11月に書いたことです。

上の記事を要約すれば、まとめるのに眺められた方が後々整理しやすいよねってことで、紙に書くことにしました。しかし、時間がかかりすぎるので要検討にしたことです。

急に紙が恋しくなったのか、「もう一回試してみるか!」という気まぐれな感覚でやってみました。

もう分かりきっていることですが、やはり時間はかかります。大体、本の1章までの内容をなんとか書いて力尽きます。ですが、もうそれはそれでいいのではないかと。

しっかり理解しようとするならばそれなりに時間がかかることは覚悟すべきだと思ってます。

この理解する時間を短くしよう!というのが、最近の流行のように感じますが、やはり性に合わないです。

おそらく愚直に続けていてもそれなりに理解する時間は早くなると思います。現時点ではもうそれでいいのではないか。一種の諦めです。

また流行りを持ち出せば、アンラーニングを否定することにもなります。過去の成功体験に囚われて今のやり方はけしからん!と切り捨てて従来通りのやり方を進めることに繋がります。

「色々考えてやってみたけど、変わんなかった。じゃあ、従来通りに戻るしかない」という思考になっています。自分事で考えてみればいかにアンラーニングが難しいか分かります。けれども、蓋を開ければ流行に乗って手を出してみるものの、結局は上手く行かずに元に戻るというのはそこらじゅうで起きていることだと思います。

その過程が見えないので、「日本社会はいつまでも変わらない!」みたいな話になっているのでは?と思ってます。ニュースに出てくるのは成功事例だけで失敗事例は紹介されません(会社として出しても意味がない)。成功が珍しいから報道されるのであって、失敗は珍しくないので報道されません。

アンラーニングを宣伝している人は「全て変えろ!」がメッセージなのかもしれませんが、現実的な所としては、従来型のやり方に部分的に取り入れれば及第点と捉えた方がいいのかもしれません。

私は本で読んだことを忘れないために読書感想として、noteに内容の一部と思ったことを投稿しています。

読書感想をnoteでするようになった過程は省略しますが、紙に書くことを取り入れようとするなら第一段階として、サクッとネット上で書き、さらに踏み込みたければ第二段階として、紙でジックリがいいんじゃないでしょうか。
(あわよくば紙で整理できたことを再びnoteに。と思ったりしますが、そこまではやるまでもなく気力がありません)

ジックリいきたい本に出会ったとしても、紙で書くはめんどくさいと分かっています。こうなるといい本に出会ったとしても後回しにしがちになります。そうなれば、いい本なのに何も覚えていない…という残念な事態になります。人に話したとしても、「好きなのに何も話せないのって変じゃない?」と思われそうです(私は結構あるあるです)。

なので、一度全て電子で書いて、ワンクッション置くというのが私にとってやりやすい方法です。なぜなら、これまでnoteで200記事は読書感想を書いてきた習慣があるので比較的取り組みやすいからです。
(読書感想と理解したことを書くことは厳密には違うと思ってますが、要約がしたいわけではないので、一緒にしています。)

今までやってきたことを改良する形で行っていくことで、最終的にはアンラーニングしたように全く別の形になるというやり方もありなのではないか?とふと思いました。

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