この状況でなお、自分が楽しみ、相手を楽しませることを考える
明けました。5月6日。
終わってません。緊急事態宣言。
そんな状況ですが、5月6日を一旦のリミットにしていたお店はすごく多く、今後の対応については注目が集まるところだったわけですが、僕がウォッチしている感じだと、大体のお店は"継続"を選択したように見受けられます。
つまり、5月6日まで休業していたお店はそのまま休業を続けて(15日までというお店が多数。5月いっぱいというお店も)、テイクアウト営業でやっていたお店はそのままテイクアウト営業を続けて、時間短縮で喫茶営業をしていたお店はそのまま時短で……という感じ。
何を差し置いても無理をしてはいけない状況なので、それぞれのお店の選択はベストだと思います。
一方で、5月7日から徐々に営業を再開する店舗も出てきてくれていて、状況は確実に前進しています。
良い状況をキープできるように一人ひとりが予防に努めながら、前向きに生活できれば良いのではないかなと思います。
"fun"づくりで"fan"をつくる
なんか、コンサルタントの言うキャッチフレーズっぽくて嫌ですね…笑
でも、やはりお店のファン(fan)をつくることってものすごく大事で、「好き」というのはお店を応援する理由になり、継続的に来店する理由にもなります。つまり、お店を続けて行く上で無くてはならない大事な存在です。
じゃあそのファン(fan)をどうやってつくるの?と考えたときに、その一つに「fun(楽しい)」があるんじゃないかなと思います。
「このお店に行ったら、なんか楽しいよね」とか「このお店のSNSを見ていたら、なんか気持ちが明るくなるよね」とか。
fun(楽しい)をつくるには、色々な方法があります。それは何も、必ず来店してもらわなければいけないものではありません。今この状況でできることとして、オンライン上のfun(楽しい)づくりに取り組んでいるお店もたくさんあります。
例えば、岡山県のbelkという素敵なお店は「belkマボロシ」というGW中の期間限定鍵付きアカウントを開設し(リクエストすれば誰でも承認されました)、その中で日替わり企画を実施していました(2020年5月7日0時の時点でアカウントは削除)
また、Salvador Coffeeでは通販のお楽しみ企画第2弾として、「当たり付きドリップバッグ」というのを始めたみたいです。なんでも、1セット1,200円のドリップバッグを買って当たりを引くと、5,000円相当のコーヒーグッズが当たるのだとか…笑
なかなか派手な企画だなぁと思いますが、こういう楽しみがあるのも良いですよね。届いてからのお楽しみ…的な。
◇
みんながSNSでの発信に力を入れて、通販に流れてきている状況で、"普通"に勝負しようとするのもなかなか大変です。
リアルの喫茶営業は物理的距離(商圏)に守られていますが、ネットは全世界が競合になります。
基本スタンスは既存のお客さんを大事にする…という方針を取りつつ、「おっ!」と目を引くようなfun(楽しい)を織り交ぜていくのが良いのではないでしょうか。
……あと、「楽しい」を考えて織り交ぜるのは、お店の人自身のためにもとても大事になると思います。淡々と"やるべきこと"をやるのも良いですが、それに加えてお客さんが喜んでいる姿、びっくりしている姿を想像しながら仕事をしていた方が、多分エネルギーも湧いてくると思うので…!
☆Links
・YouTube
・Instagram:@aditc__
・Twitter:@horicafe12
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?