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「向いてないこと」にどう気づき、どう扱うか

先日、個人事業主として3年目に突入しました。

手探り状態で日々もがきながらも、本当にたくさんの"打席"を与えていただいたおかげでなんとかやってくることが出来ているのですが、この"打席"にも色々な種類があるなぁというのがこの2年間での大きな気づきです。

「得意/不得意」「向いてる/向いてない」「やったことがある/ない」「着手から終了までの筋道が見える/見えない」「一人で完結できる/できない」

ここに挙げたのはほんの一部ですが、一つひとつの仕事はこれら要素の掛け合わせで、自分にとっての難易度が決まると思っています。例えばですが、僕にとっての「動画制作」は……

動画制作=得意×向いてる×やったことがある×着手から終了までの道筋が見える×一人で完結できる

このような組み合わせになるので、わりと気軽にお受けすることが出来ます。気軽かどうかという観点からすると、「難易度」でありながら「心地よさ」的なニュアンスも含むのかもしれません。

一方で、この2年間のうち、思い出に残るほど「うおお……これは大変……」となったお仕事もいくつかありました。それらの要素を今振り返ってみると、ほぼ例外なく「不得意」「向いていない」「やったことながい」などが入っていたんですよね。

お仕事として受けたからにはベストを尽くし、最後までやり抜きましたが、経験したからこそ得られた「これは自分には向いていない」という気づきこそ、大きな財産なのではないかと思います(まさに「経験値」)

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ちなみに、「向いていない」という気づきを得たときの選択肢は、一つではありません。

自分にとっての心地よさに欠けたり、やれるけど大きく消耗することに関しては「もうやらない」という選択をすれば良いのですが、向いていないながらもトライすることで徐々に馴染んできて、自分に幅や深みが出る場合もあります。

僕は元々「ディレクション」が向いていないと思っていましたが(そもそもどうやれば良いかもわからなかったし)、必要に応じてお仕事の一部を人にお願いしたり、全体の進捗を管理したり……ということをしているうちに、少しずつ手に馴染んできている感じがあります。

(で、気づいたら今4件ほどディレクション案件を抱えています……)

どちらを選ぶかは自分の判断ですが、ときに「向いていない」と感じることにチャレンジすることで、拓けてくる道もあるんだなということに気づきつつある……という日記でした。

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