#takeoutsapporo というタグで、改めて「テイクアウト」という選択肢を提示する
誰もが経験したことがない今この状況で、それぞれの考えの下、通常営業を続けるお店、テイクアウトを新たに始めるお店、完全にテイクアウト専門に踏み切るお店…など、多様な対応が行われています。
先日のnoteでも指摘しましたが、外出自粛要請期間が続き、人々の中に「テイクアウト」という選択肢がより明確に浮かび上がるようになってきたと思います。
人々の「テイクアウト慣れ」と言うこともできるでしょう。
その利用を訴求して、テイクアウトを使う人を増やすべく、昨日からInstagramのハッシュタグ「#takeoutsapporo」を使い始めました。
今、このタイミングでやる意義
テイクアウトの情報共有、利用訴求がこれまで行われていなかったかというと、そんなことはありません。
多くのお店や有志によって、Instagramの投稿やストーリーを使って早い段階からお知らせをされていました。
しかし、今このタイミングでテイクアウトを始めるお店が増えてきたこともあり、ここで改めて広報の手段を用意しようと考えました。
#takeoutsapporo は過去の投稿0件だったハッシュタグ。
スカスカ過ぎるのも見栄えが悪いので、僕が昨日訪問したお店に加えて、過去のテイクアウト商品の投稿も追加しました。
僕以外の方も今のところ2名参加していただいて、この流れが少しでも広がればいいなと思っています。
目的はあくまで「情報提供」と「接触頻度の増加」
このハッシュタグにたくさんの人が参加してくれればいいなと思いますが、「誰もが知る、一大ムーブメントになってくれ!」とは思っていません。
あくまで、このハッシュタグの目的は
情報提供
情報の接触頻度の増加
この2つです。
よくある話ですが、お店の軒先に「テイクアウトやってます」と言う看板を出しても、お店に入るなり「テイクアウトやっていますか?」と聞くお客さんが少なくないそうです。
お客さんがテイクアウトで商品を購入するには、まず「テイクアウトをやっている」と言うことを知らなければ何も始まりません。
それを #takeoutsapporo というハッシュタグで可視化する、というのが目的の1つ目。
そして2つ目は、情報の接触頻度の増加です。
人はとても忘れやすいので、一度覚えたことも時間が経つにつれて記憶が薄れてしまいます。
それはお店や商品の事だけではなく、これまでのライフスタイルであまりなじみがなかった「テイクアウト」という選択肢についても同じです。
「テイクアウトという選択肢もあるんだよ」ということを単発の投稿だけではなく、グルーピング機能もあるハッシュタグで使うことによって、継続的に発信する狙いです。
デリバリーに踏み込むお店も…
ちなみに、テイクアウトを通り越してデリバリーに踏み込んでいるお店もあります。
例えば、山鼻のSalvador Coffeeでは、コーヒーのポットサービス、各種フードなどをお店から半径1〜2キロ以内に限りお届けするというサービスを始めるそうです。
メニューの掲示、注文はすべてオンラインショップ上で行い、そのオーダー内容を確認して商品の提供を行うようです。
これなら受け取り時、玄関先での現金のやりとりもなく、スムーズですね。
◇
忘れてはいけないのは、私たちが今置かれているのは「不要不急の外出を控える」という状況です。
そこはしっかり踏まえた上で、家の近所や職場の周辺など、生活圏のお店を中心に「テイクアウト」という形で利用して、ひともきの美味しさや癒しを味わい、この状況を少しでも楽しく乗り切れたらいいんじゃないかなと思います。
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