マジキャリ「安心転職コース」を受講してみて

はじめに

初めまして。
私は子どもの頃から昆虫や動物が好きで、たくさん動物園や水族館に連れて行ってもらいました。もちろん家で魚やザリガニ、トカゲなど色々な生き物を飼育しましており、その興味が尽きないまま動物系の大学に入りました。
卒業後は動物園でのアルバイトや契約社員、また実験動物施設など動物を中心とした職業に従事していました。
一般企業で働かれている方々から比べると、とても珍しい職種になるかな？と思います。
転職を繰り返す中でたくさんの苦労がありましたが、少しでも今回の記事が誰かのお役に立てればと思い、書いています。

転職しようと思ったきっかけ

冒頭でも述べましたが、私は動物園をメインに仕事をしておりました。
しかし、動物園の飼育員はとても人気で狭き門になります。
都心の動物園では１００倍近くの倍率になり、正社員として働くことが難しいです。この状況で前職では契約社員として働いていましたが、動物の健康管理のみならず、Youtube用の動画の作成、出張動物園、授業など様々な業務を行ってきたにも関わらず、正社員になることができませんでした。
蓋を開けてみると上司の好きな人は正社員になれるという酷い採用基準だったので、こんなに努力が報われない職場でやっていても意味がないと感じ、転職しようと思いました。

マジキャリに申し込んだ理由

今までの職場では昼休みにも怒られたり、「小学生でもこんなことできるよ？」と言われたりして自分は何にもできない人間なんだとひたすら自分を責め続けていました。その中で「本当に自分がやりたいことは何なのか？」また「これからどのように生きてきたいか？」を考えるようになり、家族や友人など親しい人ではなくプロのキャリアコーチからの意見を聞いてみたいと思い、３つほどあるキャリアコーチングサイトの中から無料相談で一番親身になって頂いたマジキャリに申し込むことにしました。

転職活動の目的と方向性

始めはとても落ち込んでいて本当に転職できるのかとても不安でしたが、キャリアコーチの方が否定を一切せず自分の話を親身になって聞いてくれたため、素直な気持ちでたくさん話すことができました。
その中で一緒に実施した自己分析、仕事やスキルの棚卸し、将来設計などを通して、やっぱり自分は「動物に関わる仕事がしたい！」と考えました。
また自分が働きたい条件を考慮して「将来設計を叶える」という目的に加え、知識や経験の活きる動物業界や医療業界への仕事に正社員として就職するという方向性に決まりました。

内定承諾後の葛藤と覚悟

キャリアコーチとの面談の中で、自分が大事にしている価値観と実際に求人の出ている会社に入社した際のメリット・デメリットを考えることで、就職先で自分の描いた将来設計にたどり着けるのかがわかるようになりました。
その中で、ペットフード業界や医療業界であれば自分の将来設計が叶えられそうと思い何社か受けましたが、残念ながら不合格でした。
キャリアコーチとの面談も終盤に向かっていく中で、焦る気持ちを感じながら求人サイトやハローワークなどでたくさん探しました。
その中で失業保険を受給するためにハローワークへ行った際に、「アルパカの飼育係」の求人を目にし、すぐに応募したところ話がどんどん進み、無事に内定を頂くことができました。
しかし、最初は「ブラック企業じゃないか？」や「人間関係や職場環境が悪かったらどうしよう？」と頭の中で考えていました。
そんな中、キャリアコーチからの「経験も知識も活かせるし、面接時の話を聞く限り、頼りにされていると思うよ。チャレンジで働いてみて、ダメならまた探そう！」という言葉で内定を承諾し、「正社員として新しいスタートを切ろう！」という前向きな気持ちで覚悟を決めました。

入社後の目標

最初はアルバイトとして勤務して、まさにこの記事を書いている今日から正社員として働いています。
入社後は動物飼育のプロとして、アルパカという動物について多くの人に発信して行きたいと考えています。また「東京アルパカ」というブランドでオンリーワンなアルパカグッズを作って販売することや、現在の飼育環境を改善し、動物園や牧場と連携してアルパカの繁殖を担える施設にして行きたいと考えています。