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性別の不思議

お腹に赤ちゃんができてから、夫の実家に報告に行ったときに、最初に男と女どっちがいいかという質問を受けました。正直、その瞬間まで、腹の子にも性別があるということを考えていませんでした。
そういえばそうか、生まれてくるときには必ずどちらかの性別で生まれてくるんだった。

現在、まだ性別は分かっていません。次かその次の検診では分かるかなと思うのですが、正直どちらでも構いません。
ただ、昔、夢の中に男の子の赤ちゃんが出てきたことがあったり、母の友人のちょっとサイキックな方が、私が将来産むのは男の子だろうと予言したという話を聞いたりしたことがあったので、もしかしたら男の子なのかなぁ?と思っているところがありました。
ですが、最近、身近な小さな子(幼児)2人からそれぞれに、私の腹の中にいるのは女の子、ということを言われたので、うーん、女の子なのかもしれないねぇと思ったりしています。

そう思う一方で、いま私の中で育っている命は、なんというか、「いのち」という感じがしてやはり性別を超えた存在でもあり続けています。

赤ちゃんは、受精した瞬間からすでに性別は決まっているというのをなにかで読みました。
ですが、先日読んだ「かみさまは中学1年生」という本での赤ちゃんとお話ができるというすみれちゃんの話では、お腹にいる間に性別は変わることもある、とありました。例えば親がどちらかの性別の子を強く望んでいた場合、それと違っていたら変えることもあるとか。
ひー!!そうなのー?と思いますが、一体どんな仕組みになっているのでしょうね。

名前を考えるときには、どうしても男の子ぽい名前、女の子ぽい名前というのがありますから、また着る洋服も変わってきたりするので、私は生まれる前に性別は知りたいなーと思っています。
しかしながら...身体の性別と心の性別が違うこともあります。それでも男性と女性ではおおよそ分けられるタイプがあったり、生き方も違ってくる面があるのも事実。そう考えていくと、ほんとに性別って不思議だなーと思います。

と、考えていたところ、NHKで見た番組が興味深いものでした。身体は女性、心は男性のトランスジェンダーであった方が、手術で子宮や卵巣、胸を取り戸籍上も男性になった。ところが、その後、他人に男性として扱われるとそれにも違和感を感じるようになったそうで、いまは男性でも女性でもないと感じながら生きている、ということでした。
【僕が性別「ゼロ」になった理由】
https://www.nhk.or.jp/hensei/sp/program/article/?area=001&date=2019-11-22&ch=11&eid=08307&f=2443

やはりそういう方もいるんだなーと知ることができ興味深かったです。ありのままの自分を探していきながら気づいていくことを受け止めて、そしていま笑顔で、いまの自分を自分が一番愛している と話しておられるその方はなんだかとても素敵でした。

男性か女性か、ということは人間にとって大きなアイデンティティとなりますが、それだけの枠にはめて考えることができない場合も大いにありますね。そのことを私も今一度心に留めておこうと思います。

ひとの存在は、性別を超えたもの。
本来魂には性別はないそうですね。そして私たちは生まれ変わる中で、男性も女性もどちらの性もだいたい経験している。
どんどん進化していけば、そこには性別のない世界が待っているかもしれません。
そんなことを念頭に、お腹の子のことも、まずは魂の点を見るようにできたらとも思います。
どんなジェンダーの子でもその子はその子。

とはいいつつも、、、どっちの性別なのかそろそろ知られるのは楽しみでもあるところです。どんな子なのかを知る手がかりのひとつにはなるからね。 


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【アディナーダ カバー曲動画】

いのちの歌
https://youtu.be/NnpnO45QMio

Woman 映画「Wの悲劇より」
https://youtu.be/U2N-AbxEuxI






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