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ココペリ流ADHDハック(?)

 はじめましてココペリといいますm(._.)m

 今回、あやさん(@ADHD_Hack_)の企画でアドハド(発達障害)アドベントカレンダーという企画で記事を書かせてもらうことになりました。

noteはおろか、ブログを使うのも初めてで初投稿ですw

 一応知らない人のために、発達障害とは、生まれつき脳機能の偏りにより普通の人ができることができず、逆に普通の人ができない特技があったりと能力の凸凹を持って生きづらさを抱えるマイノリティの人たちのことを指しますが、まあ個性といえばそれもそうで、多かれ少なかれ誰にでもある特性だと思います。

 特徴は大きくASDADHDに分類されるのですが、ここでは自分なりのADHDハック(?)について書いていこうと思います。

 最初に僕のプロフィールを書いておきます。

名前:ココペリ/仕事:発達障害支援、独立支援コミュニティ・イベント開催、自己分析とプレゼンイベント/特技:ヴァイオリン・ピアノ・英語/趣味:麻雀・ぷよぷよ・将棋・卓球・ボードゲームetc./興味:脳科学・物理・生物・プログラミング・電子回路

発達障害と自己理解

 僕は3年前、当時はまだ会社で働いていたときに診断を受けました。僕はASD特性は当てはまらなくて、完全にADHD側なんですがw とにかく特性があまりにも自分に当てはまるもので、自分の説明書が書いてあるんじゃないかと思ったくらいです(よく当たる占いよりも当たる)。そのとき多少のショックはあったものの、それまで大学で友達から変人扱いされたことや、周りと意見が合わなかったことも「ああ、そういうことだったのか!」と一気に謎が解けた感じで、すぐに前向きに生きる方法を模索しました。

 まずひとつには、発達障害について調べること自体がものすごく自己分析が進み、自己理解および他者理解、ひいてはコミュニケーションを円滑化するためにとても役に立ったということです。普通の人はそこまで調べないと思うので、発達障害と判明したこと自体が僕にとっては僥倖でした。

 もともと自己分析の類は好きだったのですが、それがさらに明確になることで、より自分の強みと弱みを自覚するわけです。今回はその中から、僕が提供できることについて共有しようと思います。

結婚制度をぶっこわす!

 僕の強みは、誰よりも自分のやりたいことを妥協しない、周りに流されず自分の意志が固いということです。悪く言えば自己中心的かも知れませんがw しかしそれでよいと思うのです。僕から見ると、世間の人は社会のルールとか、他人の意見に振り回されすぎて本当の自分の欲求に気づいてない人が多いと思います。でもなんでもかんでも人に従う必要はなくて、反対意見を述べたり、やりたいように自由に生きてよいと思うのです。誰にも他人の自由意志を止める権利はありません。そんな感じで、「社会のルールに従わない」発想が他の人にはなく、自分には豊富にあると感じます。

 例として、極論を言ってしまいますが、僕は結婚と就職の制度がなくなればいいなと思ってます(爆)

 結婚というのもあくまで社会が作った法律に過ぎなくて、もともとそれをしなければならない、というルールは自然界に存在しない筈です。実際するかしないかの自由はあります。しかしながら、あまりにも「結婚して当たり前」という価値観がマジョリティになっており、「結婚しない」人にとってはあたかもそれが悪いかのような生きづらい社会になっています(結婚がある程度離婚をしないという前提があるので、未婚者にとってパートナー候補の絶対数も減りますね)。実際、法律では結婚することは多少の有利にはなりますが、デメリットが非常に大きいと思います。

 仮に一生その人と添い遂げたいと思うのならば結婚しなくてもできますし、人間は気持ちが変わることも大いにあるので離婚が問題になっています。そもそも離れること自体何ら問題ではないのに、わざわざそこにお互いのデメリットを付加する必要などないのです。

 「結婚したほうがいい」という社会通念は単なる幻想に過ぎません。逆に皆がしなくなった途端、それは打ち砕かれるでしょう。もっと言えば、結婚以前の「彼氏・彼女」や「付き合う」と言った言葉も、誰がそんなの決めたの?ということです。その定義がよく叫ばれていると思いますが、未だに結論が出ていない理由は、そんな境界はもともと存在しないからです。そういった定義に捉われず、相手を束縛しようという考えを捨てれば恋愛ももっと自由に、活発な社会になるのではないでしょうか。

 まあここではそんなに深く議論をする場ではないと思うのでw これに対し同意が得られるかはわかりませんが、ADHDは社会常識などに縛られるのが嫌いという特性は確かにあると思います。そんなとき必ずしも周りに従う必要はなく、むしろ立ち向かってよいのですよということは一つの僕のおすすめするライフハックです!

就職制度をぶっこわす!

 続いて就職についてです。一般社会では大企業に入り、そこで安定して一生勤めて定年を迎える人生が良しとされているような昔の風潮がいまだに残っています。果たしてそれは誰が決めたのか、何よりそれで人生を終えて楽しいでしょうか?

 僕は今(自称)起業家という立場なのですが、今の日本は生涯を通じて何かを成し遂げよう、チャレンジしようという気概をもった人が少ないことが社会問題であると感じます。それどころか会社ではやりたくもない仕事に長年従事し、お金は少し貰えるけど上司から命令されたり怒られたり・・これがあらゆるストレスとブラック企業の要因であると思います。

 たった一回の人生の中、何もせずただ生き延びれば満足という人間などいません。いかにそれまでに多くのことを学び、人との関わりの中で得られる充足感を噛み締めることが大切だと思います。これは決して強制だとは思いませんが、そうなることが僕にとって理想であり、何より嬉しいことです。

 今まで出会った人の中で自営業をやっている人も数多くいましたが、その中でも多いのが「お金を稼ぐこと」が目的になってしまい、本来その人のやりたいことを見失い本末転倒になっています。

 多くの人が「お金の不安があるから」という理由で独立に踏み切れません。この安全な日本においてです!法律に守られまず死ぬことはありませんし、近年ではお金がなくとも衣食住が提供され、生きていく術があるくらいです。身銭を稼ぐために働くような時代はもう終わっていると思います。

 しかし世の中には何も達成していない大人が嫉妬からか、挑戦しようとする若者の夢を否定し潰すという人さえいます。僕もかつてそのような言葉を受け、それに対する反発から、「だったら逆に自分が皆のやりたいことを応援するサービスをつくろう」と思い今の活動を始めました。僕の想いは、誰もが100%自己実現できる社会をつくることです。そのために、独立の敷居をうんと下げた環境をつくっているところです。(→kokopelliのHP

 これも社会常識を覆すという話につながりますが、起業一つにしても「株式会社」を設立することが主流になっています。しかしそれにはリスクも伴いますし、決して敷居が低いとは言えません。

 重要なのは「やりたいことを実現する」ことであって、その形式は二の次といいますか、「法人」ではないから門前払いではお話にならないのでそういう部分も変えていきたいです。それもまた社会通念に過ぎないからです。近年ではコミュニティや、プロジェクトベースの仕事が増えてきています。僕の好きな流行りのワードに「ティール組織」というものがあるのですが、株式会社のような縦社会の時代もそろそろ終わりがくるかも知れませんね!

 ADHDの人は一般社会に適応しづらいが、自分の強みを生かす働き方ならば輝ける人が少なからずいると思います。そのためにやりたくないことを我慢することを美徳とするのではなく、もっともっと素直に自分のやりたいことを追及し、見つけることが大事なのだと思います。その人が人生で一番やりたいことを実現する、これが僕の考えるADHD、発達障害に限らずとも最も重要なライフハックです。まとめると、既存の常識を疑ってみて、むしろそれを改革し自分に合う環境を自らつくってみる、もしくはそのような人と手を組むといったところです。

プレゼン力を鍛える

 一方で、最後に僕の弱みと自覚していることからフィードバックすると、僕は自分の価値観(判断力)には絶対の自信を持っていますが、それをうまくアウトプットし人に伝えることが苦手です。僕にとっては何故理解してくれないのか、何故話を聞いてくれないのか理解できないのですがw (自分の無知を指摘されるのがこわい、など?)しかし僕よりも周りの人の方が、情緒的に、他人の感情に訴えかけるプレゼンを効果的にできるように思います。物事の「説明」は得意なのですが、他人にうんと言わせるよう「説得」することが苦手です。特に大勢の前で話すと緊張してしまいます。しかしそこは僕にとっては理想像があり、克服したいと思う部分です。理想に向けて自分を高めたいという向上心がありました。 

 昔浪人時代、わかりやすく、それでいて面白おかしく授業をしてくれる予備校講師に憧れを抱きました。就活時代は怪しいビジネスセミナーに連れて行かれ、そこで巧みに洗脳する話術師の才にも憧れました。しかしいざ自分がやってみようとなるとなかなかこれがうまくいかず、練習しようと思ってもその場がなかったのです。だから2年前に、なら自分たちで作ってしまおうと、相方と一緒に「自分プレゼンテーション」というイベントを立ち上げました!これが大変好評を博し、毎月参加者40名以上の規模に成長しました。やはり自分を表現し話したい、という人がこれだけ多かったのかと感じます。その中で自分はMCを続けることで、こんな僕でもいくらか成長できたという実感はあります。

 以上、こんな感じで上記に書いた僕の価値観的な部分に関しては自信を持っているし、それが不利に働くことがあったとしても変えるつもりはありません(できませんw)。しかし、この弱みの部分に書いたことは自分で克服したいと思うことであり、それはやり続ければ必ず叶うと信じています。

 強み弱みというのはそれこそ人によって様々だと思いますが、そこをまずは的確に把握し、自分の強みだと思うことは伸ばし、克服したいと思う弱みは克服することだと思います!弱みだと思ってない弱みは、人に言われて直そうとしなくていいのです。「自分の感覚を信じる」ということです。まあその場しのぎ的に「はい!」と大きく返事だけして逃げることはよくありますがww

 ・・といったところで長くなりましたが、ココペリ流のライフハック術を書きました!久々に文章を書いたらつい調子に乗ってしまいましたね笑 結構発達の中でもマイノリティだという自覚はありますが(^_^;) 珍しく普段あまりしないアウトプットを赤裸々に綴ってみました。

 一気に書きあげて、全く校正してないので言葉遣いとか不適切な部分もあるかも知れませんがご容赦ください。またこの記事は僕の意見で説明不足な部分もあるかと思いますが、どうぞご不明な点ご質問等あれば遠慮なくお問い合わせくださいm(._.)m

 僕も現在フリーのボランティアでだれでも参加できる発達障害方面と独立方面のコミュニティとイベントをそれぞれやっていますので、どうぞご興味ある方はご連絡ください! !それでは最後まで読んでいただきどうもありがとうございました^^ 

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