あだがわ にな

作家。静岡文学マルシェ運営。架空派。6歳娘・2歳息子のお母さんです。描きたいのは「世界…

あだがわ にな

作家。静岡文学マルシェ運営。架空派。6歳娘・2歳息子のお母さんです。描きたいのは「世界の片隅で縮こまっている子が自分の居場所を見つける物語」。著書 「ぜんまい仕掛けのマエストロジカ」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)【POD書籍・電子書籍】

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    中編青春小説「ニル婆と私」を読むことができます。

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あだがわ にな ってなにするひと?

こんにちは! 2024年4月からペンネームをひらがなにしてみたので、心機一転、noteを書きました。 これを機に、これまで仲良くして頂いていた方や、はじめましての方にも、あらためて自分のことを知って頂けたらと思います。 小説を書いていますジャンルはファンタジー、SF(「すこしふしぎ」を含みます)など。 ハイティーン~大人の方まで、「なんだか少し生きづらい」と思っている方に物語を届けたいと思っています。 描きたいのは、「世界の片隅で縮こまっている子が自分の居場所を見つける物

    • 「第37回福島正実記念SF童話賞」の結果と、今後のこと

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      • すい星列車がやってきた!(3)

        「さぁて、急がねばなりませんよ」  ピピたちが飛び去った夜空をぼんやりと見上げていたわたしたちに、テールが声をかける。 「さいわい燃料はじゅうぶん手に入りました。おくれを取り戻すため、少しとばします」  そう言って、テールはわたしたちをぐいぐいと客車におしこめる。  とびらがしまるのと同時に、すい星列車はすべるように走り出した。  わたしたちはあわてて近くの座席に腰かける。 『まもなく高速運転モードに入ります。みなさまご着席のうえお待ちください』  テールのアナウンスの後、ガ

        • すい星列車がやってきた!(2)

           いつの間にか黒い雲はどこかにいってしまったみたいだ。  すい星列車の窓の外には、いちめんにビーズを散らばしたようなみごとな星空がひろがっている。 「――ありがとうございます」  わたしはそういって、となりにすわる星子さんにおじぎをした。 「パンケーキ、おいしかったです。おみやげまでもらっちゃって」 「いいよ、それくらい」  星子さんは笑って言う。 「それに」 「それに?」 「――なんか、楽しかったです」 「……そう」  星子さんはそう言ってもう一度笑った。今度はさっきとはち

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        メンバー特典記事

          「第37回福島正実記念SF童話賞」の結果と、今後のこと

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          「第37回福島正実記念SF童話賞」の結果と、今後のこと

          第66回「飛ぶ教室」作品募集 に応募しました!

          「作家活動応援コース」他に参加すると最後まで読めます

          2月4日(日)に、「飛ぶ教室」作品募集 への応募作品を投函しました! 結果発表は4月25日発売の第77号です。

          第66回「飛ぶ教室」作品募集 に応募しました!

          【先行公開】マジックアワーによばれて

          「プレミアムコース」に参加すると最後まで読めます

          【先行公開】マジックアワーによばれて

          第65回「飛ぶ教室」作品募集・結果

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          1月25日に発売された「飛ぶ教室」76号が手元に届きました。 すかさず、第65回作品募集の結果を確認。

          第65回「飛ぶ教室」作品募集・結果

          2023年をふりかえって

          「作家活動応援コース」他に参加すると最後まで読めます

          今年ももうあとわずかということで、2023年の創作活動を振り返ってみたいと思います。

          2023年をふりかえって

          「飛ぶ教室」作品募集に応募しました!

          「作家活動応援コース」他に参加すると最後まで読めます

          11月7日の夜、「このままなにも書けないでいると頭がおかしくなりそう!!」発作を発症し、翌日仕事が休みだったこともあり、ちょっと無理をして短編を一本執筆しました。 原稿用紙18枚、5600字くらいの短編YA小説です。

          「飛ぶ教室」作品募集に応募しました!

        記事

          すい星列車がやってきた!(1)

          「お父さんなんか知らない!」  わたしはそう言って立ち上がった。  テーブルの上にはこげこげのカレーに、サラダ。それにいちごのショートケーキがふたつ。  いつもお誕生日には、ロウソクの立った丸いケーキをかこんで、ハッピーバースデーを歌ってもらっていた。火をふき消したらお父さんとお母さんが、「おめでとう」って拍手をしてくれて……。  今日はわたしの十歳の誕生日だ。それなのに。 「どうしてお母さんがいないのっ!」  お父さんはこまったようにまゆ毛をハの字にして、わたしのことを見つ

          すい星列車がやってきた!(1)

          マジックアワーによばれて

           八月の末といえばまだまだ暑い時期だけれど、富士山に近くて標高も高いここは岡崎よりだいぶ涼しい。道の駅の駐車場で車中泊なんて正気? って思ったけど、意外と全然眠れた。  つけっぱなしだった腕時計を見ると、現在朝の五時ちょっと前。窓の外はまだ暗かったけれど、うっすらと辺りをうかがうことはできて、朝がもうすぐそこまできていることがわかる。  運転席のお父さんと助手席のお母さんは、二人そろってすやすや寝息をたてていた。平らにした後部座席で一緒に寝ていた弟の康太は、最初寝ていた位置か

          マジックアワーによばれて

          第66回「飛ぶ教室」作品募集 に応募しました!

          2月4日(日)に、「飛ぶ教室」作品募集 への応募作品を投函しました! 結果発表は4月25日発売の第77号です。

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          第65回「飛ぶ教室」作品募集・結果

          1月25日に発売された「飛ぶ教室」76号が手元に届きました。 すかさず、第65回作品募集の結果を確認。

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          2023年をふりかえって

          今年ももうあとわずかということで、2023年の創作活動を振り返ってみたいと思います。

          2023年をふりかえって

          「飛ぶ教室」作品募集に応募しました!

          11月7日の夜、「このままなにも書けないでいると頭がおかしくなりそう!!」発作を発症し、翌日仕事が休みだったこともあり、ちょっと無理をして短編を一本執筆しました。 原稿用紙18枚、5600字くらいの短編YA小説です。

          「飛ぶ教室」作品募集に応募しました!

          次はいずこへ

          「福島正実記念SF童話賞」への応募が完了してしばらく経ち、次の作品、次の動きを考えています。

          応募作、投函しました。

          タイトルのとおり、「福島正実記念SF童話賞」応募作を少し前に投函しました。 追跡で無事到着したことも確認済み。 あとはやることやって待つのみです。

          応募作、投函しました。

          書いたどーーー!!!

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          書いたどーーー!!!

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          次の目標の話

          note創作大賞の〆切がおわり、ふうっとひと息ついたのもつかの間。 せっかく執筆に多くの時間を費やせる今の期間を逃せない!と、えっちらおっちら立ち上がった徒川。 ここらで次の目標のお話をしたいと思います。

          note創作大賞、応募完了しました!

          先日から書き続けてきたnote創作大賞応募作品、完結まではいきませんでしたが、一応「ここまで書く!」と決めたところまでは書くことができました。 「アレキサンドライトの瞳」という作品です。

          note創作大賞、応募完了しました!