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周りの結婚ラッシュから思うこと

24歳。

最近SNSで我先にと結婚の報告をする人が増えた。

結婚、妊娠・出産は早い方が良いという価値観が私たちのどこかにある。

本来そんなこと比べる必要はないはずなのに、私たちはどこかで人と比べてしまうのだ。

早く結婚した人はどこかで優越感を感じ、周りは先を越されたと焦りを感じる。

綺麗なウェディング姿を見て、羨望の眼差しを向ける。ウェディングは女性の憧れがいっぱい詰まっている。見る人に夢と希望を与える。花嫁は人生で最も幸福な瞬間を迎える。

だからこそ女性はその幸せを追い求め、結婚へと向かっていく。

結婚や妊娠・出産はやはり未だに多くの女性にとって理想化されていると言えるだろう。

その波に乗れないと、何だか社会から排除され、女性として不十分であるとレッテルを貼られたように感じる。

私たちは社会の中で上手く躍らされている。そんな風に感じる。

そして、私はその社会の中で踊らされた1人だ。

私は自分で妊娠・出産、結婚を選択したが、それは本当に私の意思だったのかはわからない。

いや、多分違うと思う。

明らかに私は社会を意識していた。

同年代の人々よりも早く妊娠・出産、結婚し、優越感に浸りたかったのかもしれない。私は妻として、母としての自分を獲得し、周りの人々よりも優れていると証明したかったのかもしれない。

SNSで入籍、出産の報告をした時に明らかに私は自分に酔いしれていたと思う。しかし、その報告が終わり、しばらくのお祝いムードが終わると、後はリアルな現実があるだけだ。これから何十年も続く(かもしれない)夫婦生活、子育てを想像していくと、途端に現実に引き戻された。

子どもは生んだらもう元には戻れない。やっぱり生んでよかったと思う気持ちもあるし、一方で子どもがいない自由な生活も羨ましくなる。

結婚は解消出来る。私は社会の結婚と妊娠はセットであるという社会規範、シングルマザーは可哀想であるというスティグマを内在化していた。それに結婚した方が生きやすい社会になっていることがわかった。後は個人的に1度は結婚してみたかったというのもある。そこで結婚を選択したが、結婚に大切な相手との信頼関係がそもそもなかった。結婚は私を不自由にした。幸せだと思った時期もあったが、妊娠がわかった時のことやこれまでのことを思い返してみると、不信感と苛立ちが募っていった。そこで、1年後すぐに離婚した。

何が言いたいのかというと、結婚や妊娠・出産を急いだところで何も得しなかった。

社会に踊らされずに自分はどういう人生を歩みたいか、本当に結婚したいのか、子どもが欲しいのか、よく考えてみた方が良い。

別に結婚や妊娠・出産だけが女性の幸せではない。結婚はしなくてもいいし、子どもは生まなくてもいい。子どもがほしいだけなら子どもを生んで、籍は入れなくてもいい。結婚したいだけなら結婚だけして、後は子どもを生まなくても良いのだ。結婚と妊娠・出産はセットではない。

そういう社会の常識や当たり前から解き放たれ、自分のしたい生き方を実現していくことが大切だと思う。

今日も読んでくださり、ありがとうございました😊

私は結婚の報告を聞く度に複雑な気持ちになります笑

皆さんはどうでしょうか??







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