コヨーテに遭遇(我が家の犬危機一髪
先日、小学校へお迎えに行く途中、渓谷でコヨーテに遭遇。
あれはやばい。
根本的に、でかい犬とかじゃない。犬じゃない。
「あれ?犬かな?」
とかない。ないない。
自然の中を生き抜いている生物と犬は次元が違う、ということが森の中で間近に対峙した瞬間にわかった。
野生動物ってすごいね。東京の変質者と比べ物にならない。
↑何と比べてんだ。(東京ででくわす怖い生き物代表)
渓谷を歩く時だけ、我が家の愛犬(ミニチュアダックス)を時々オフリーシュにしてぶらぶらすることがあって、今日もそんな感じで水辺を歩いていた。
すると、少し前にすれ違ったの3人組が背後遠くから何か叫んでいる。彼らはすでに渓谷を登りきり、森の出口の見晴らしのよい場所からこちらを見下ろす形で叫んでいるのだが、何を言っているか遠すぎて聞こえない。
「犬を繋いで!!!!!」
と言っているように聞こえた。
森の中には私しかいない。
しかし「犬を繋いで!」なんて、なぜ?私の聞き間違いかな…と首を傾げながらも、ふと不安になり犬を呼び寄せてリードを繋いだその瞬間、目の前の大木の裏から大きなコヨーテが飛び出した。
狙っていたね?うちのワンコを…
コヨーテって、小型のイメージがあったけど、今日でくわしたのはかなり大きな個体で、ハスキーくらいあった。でも体躯がもっとシュッとしていて、 がっしりと詰まっているハスキーよりもグレイハウンドに近い。
薄いグレーで背中に濃い色の毛が生えていいた。
茫然とする私の前を横切り、音もなく風のように森の中へ消えていった。あんなに存在感があるのに、音がしない。怖い。
我に返った私は、3人に向かって力の限り叫んだ。
「THANK YOU SO MUCH!!!!!!!!!」
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