ならし保育と育休復帰時期の問題(有給が溶けます)

1.前置き


 保育園スタートしたものの、子供の体調不良による連日の保育園からお呼び出しや自身の体調により全く更新できていなかった。
 4月前半生まれ特有の問題かもしれないが、ならし保育中の有給消費がやばいという話をしたい。

2.ならし保育

 保育園は最初から夕方まで預かってくれません。
 最初は2~3時間預かりからスタートし、徐々に時間を伸ばしていくシステムになっている。これをならし保育という。
 園にもよるが、夕方まで預かってくれるようになるまで2~3週間を要する。つまりこの期間、妻は職場復帰したとはいえ時短勤務ですらまともに働けない状況に陥る。
 さらに、病気をもらいすぎて半分ぐらいしか登園できておらず、ならし保育も進んでいない。

3.妻の育休終了時期の問題

 育休取得期間は「子供が1歳になる前日まで」と定められているが、ここに大きな落とし穴がある。
 我が子は4月3日生まれなので、妻は4月3日から職場復帰する必要があるのだが、4月19日現在未だにならし保育継続中で、フルで預けられる状態になっておらず、有給を消費し続けている。(さすがに週1日は自分が有給を取って対応している)
 
5月や6月生まれの子は、復帰までにならし保育が終わるので職場復帰日には夕方に預けれるようになっていると思われるので、4月(とくに前半)生まれだけに起きる問題のようです。
 会社に聞いても、「有給使いまくってください。なくなったら欠勤です」と無慈悲な答えが帰ってくるのみだった。

4.どうすればよかったのか?(対策はできるはずだった)

 この状況を想定できなかった自分が100%落ち度があったと思う。
 唯一の方法は、「パパ育休2回目を妻の復帰後に取ること」だったと思う。
 ・パパ育休は分割取得可能
 ・両親ともに育休を取得する場合、1歳2ヶ月までパパ育休を取ることができる(パパママ育休プラスという制度がある)
 これを組み合わせることで、1回目:半年 2回目:妻復帰後から1ヶ月といった形で取得すればこの問題を回避できたはずだった。
 2回目の分割取得は最初に申請する必要があるので気付いたときには手遅れだった。

5.結論(とくに4月生まれ予定の人)

 パパ育休を申請するとき、妻の職場復帰後1~2ヶ月を育休2回目として申請しておきましょう。
 病気をもらいすぎて半分近く登園できてないので、4月生まれでなくても1ヶ月ぐらい2回目取っても良いと思う。
 同じような思いをしてほしくないため、1人でも多くの家庭に届くことを祈ります。(というか早く法改正しろ…)
 

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