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【ADDress新規オープンの家】鶴巻温泉と外房・千倉に3拠点〜首都圏で旅するように暮らす〜

多拠点コリビングサービス「ADDress」に新たな戸建の家3物件がオープンしました。鶴巻温泉(神奈川県秦野市)に2拠点千倉(千葉県南房総市)に1拠点です。

鶴巻温泉は小田急線の駅に位置し、その名の通り温泉街です。
ADDress物件の周辺には温泉が多いのですが(「温泉好きにピッタリなADDressの家〜のんびり楽しむ多拠点生活〜」)、温泉好きに住んで欲しい物件が新規に一挙2拠点利用スタートします。

鶴巻温泉A邸:鉄道駅まで目と鼻の先の好立地

この物件のある「鶴巻温泉」駅には、「弘法の里湯」と「陣屋旅館」があります。「陣屋」といえば、負債10億円から9年で6億1700万円まで伸ばし、廃業寸前の旅館を見事に再興した事例として、度々ニュースでも取り上げられています。

この話題の「陣屋」は、宿泊利用せずに本格和食を堪能することもできます。また、日帰り入浴だけでなく個室で休憩したり、レストランで懐石料理を味わえたりするプランも。温泉だけでなく、立派な庭園でリラックスすることもできます。ADDress鶴巻温泉の家に滞在時、足を運んでみてはどうでしょうか。

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まず、鶴巻温泉A邸をご紹介します。
上記画像の後方に見える2階部分に位置する屋根付の白い建物は、鶴巻温泉駅から通じる通路。鉄道駅は目と鼻の先という好アクセスが魅力です。

玄関を開けて、長い廊下を進んだ先には広々とした、どこか見覚えのある昔ながらのダイニングキッチン(画像下)があり、田舎に帰ってきたような居心地の良さを感じられます。

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個室は全2部屋あります。
1階6畳和室の個室(画像下)は、摺(す)り漆の木製ローテーブルが肘掛障子に向かって配置され、作家の仕事場のような雰囲気を感じさせる凛とした空間です。

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もう一つの個室(画像下)は1階の洋間で、赤いペンダントライトと座面のジグザグ柄がエキゾチックなミッドセンチュリーチェア、折り畳みテーブルはノートPCの作業にはちょうど良いサイズ感でお仕事もしやすい空間です。

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居間は8畳の和室(画像下)で、コワーキングスペースとしても使用できるほどの広さがあり、床の間にはオーナーが集めたオブジェや陶器が飾られています。

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実はこの家、その他にも階段の踊り場や玄関、家の周りにまで可愛らしい器やオブジェが飾られていますが、決して高尚な骨董趣味ではなく、どれも力みのない装いで独自にこの家の空間を彩っています。その独特の個性と主張のないマイペースな姿は、鶴巻温泉という土地柄を素直に映し出しているようにも感じます。

鶴巻温泉B邸:吾妻山の麓から見渡す湘南の景色

2拠点目のB邸は、少し駅から離れた徒歩15分の立地にあり、庭の夏みかんが目印の木造戸建です。

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駅から物件に歩くこと7分、急な坂道に差し掛かりますが、それもそのはず。この家は丹沢山塊の南側に位置する弘法山へと続く「吾妻山」の麓(ふもと)にあるのです。坂は少し息が切れるくらいの急斜面ですが、家からは湘南の景色を一望でき、夜景もきれいです。

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リビング(画像下)は山小屋風のインテリアで構成されています。椹(サワラ)のテーブルと杉の角材を使ったベンチ、大きな丸太椅子はADDress清川の家の立ち上げも担当した山口製材さんの制作です。

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1階の個室は8畳よりやや大きめのゆったりとした和室。室内の大きなクローゼットは登山のアイテムも十分収納できます。

吾妻山から弘法山コースは、ハイキング程度の緩やかな山なので登山初心者の方や散歩としてもちょうど良い気分転換になりそうです。余談ですが、とあるご近所の住民は、この吾妻山に一目惚れしてしまい、建てたばかりの別の新居を手放してまで引っ越しをされたそう。ここは秦野の密かな魅惑の地なのです。

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今回オープンした鶴巻温泉A邸とB邸は、ともに弘法山コースである吾妻山まで徒歩圏内。阿夫利神社でも有名な「大山」へと繋がるコースもあり、短時間のハイキングから長時間の登山まで堪能することができます

鶴巻温泉の家守:地域活性化団体のメンバー

鶴巻温泉A邸とB邸の家守(やもり=管理人)はチーム制で、「ココハダ」のメンバーが務めます。「ココから秦野」略して「ココハダ」、「秦野で遊び、秦野で楽しもう!」をモットーにフリーマガジンや公式SNSで地域を盛り上げており、まち情報にはとにかく詳しい家守さんです。

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地域活性化団体「ココカラ秦野」のHP
https://www.kokohada.com/

千倉:南房総2拠点目、一足早く春が訪れる街

もう1つ同時オープンしたのは、千葉県南房総市千倉にある家。
南房総には既に内房に1拠点目「ADDress南房総の家」がありますが、千倉は外房エリアに位置します。

海岸線から一歩入った静かな住宅街にある、青い外壁が目印の家(画像下)。海辺の町にふさわしい、広い庭を持ったゆったりとした平屋の日本家屋です。

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リビングダイニング、水周り、個室は落ち着いた雰囲気で、古き良き和室の設えを残しています。

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道路沿い側の半分はモダンにリノベーションされ、もう半分は昭和の香りが漂う、新旧入り混じった不思議な空間が特徴です。

リビング(画像下)を囲うL字型の大きな窓ガラスからは、太陽の光が燦々と差し込みます。

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かつては魚の行商が構える「蔵」が無数に点在していたことから、「千倉」と呼ばれました。房総半島南の果ての漁師町として栄えてきたエリアです。南房総市の外房に位置し、温暖な気候が特徴。

一足早く春が訪れるまち」として有名で、黒潮の恩恵を受けて冬に春の花が咲きます。花と海の大自然の楽園として、観光客を魅了。温暖な気候を生かし、キンセンカ・ストックなど露地花を多く出荷しています。

海の町にやってきた開放感を味わいながら、サーフィンに海水浴に漁港巡りに、磯釣りに、豊富な海の自然と海の幸を堪能してください。

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千倉の家守:移住者で南房総の魅力を発信中

千倉の家守を務めるのは鍋田ゆかりさん。以前からの知り合いで、南房総の移住希望者を繋いでくれた鍋田さんは、生まれが熊本、育ちが兵庫で、2011年1月に南房総に移住されました。当初はどなたかご紹介してもらう予定でお声掛けしつつ、「鍋田さんが家守をやってくれたら最高だなあ」と淡い期待を抱いていたところ、「話を聞いているうちに自分がやってみたくなりました」と、引き受けてくれたのです。

普段は主にライターとしてウェブや雑誌、ローカル新聞で南房総エリアの情報を発信したり、DIYの記事を書いたりされています。

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上記は鍋田さんの「安房暮らしブログ」です。

以前は、バックパッカーとして旅をしながら、モロッコで雑貨のウェブショップを運営し、6年ほど日本とモロッコでのデュアルライフを送っていたとのこと。

現在は、南房総市の古民家を改修しながら、犬、猫、ヤギと暮らしています。正式オファー時に、我々にメッセージを寄せてくれました。

「日本中あるいは世界中から訪れる人たちと交流することができる場所を、ADDress千倉の家で実現できたら嬉しいです。旅やシェアハウスでのコミュニケーション、移住者としての目線と、地元の人たちとの交流、ライターとしてのつながりやイベント企画など、自分が今まで経験してきたすべてを、家守の仕事として活かしたいです。そして私自身、家守としての新たな出会いとつながりにワクワクして、どんな展開がまっているのか楽しみでなりません」

お知らせ:会員のリアルな声を聴ける交流会

今回はADDress鶴巻の家と千倉の家についてレポートしましたが、ADDressにはADDressには全国にどんな家があるのかどんな会員が暮らしているのかを一般の人向けに共有している交流会「ADDress Meet Up」を定期開催しています。

東京での次回実施は、2月26日(木)19時半より「平井の本棚2階イベントスペース(東京都江戸川区平井5丁目15)」にて。JR総武線「平井」駅下車徒歩1分です。

次いで2月29日(土)正午より、ADDress習志野の家(千葉県習志野市)にてオープンイベントを開催します。東京都心から1時間の住宅街。家守の江藤元彦さんをホストに、物件内見とエリア散策も。ランチは「くるみ庵(そば屋)」や駅前の「桂林(中華料理屋)」などに分かれて、交流会をします。

家守の江藤さんプロフィール:
コクヨ株式会社で会社員として働きながら、社会の課題を捉え直す中で、その課題との接点を欲して家守になることを志願。
ライフワークは「宝物と夢」をテーマにいろいろな方にインタビューをすること。現在は63名程のインタビューを公開中(こちらのURLにて)。
好きな食べ物は、きのこと貝。 最近の夢は、自然と1つになること、他の誰かを自分のことのよう思えるようになること。

ADDressで多拠点生活をスタートしてみたい方、興味・関心ある方も含めて幅広く募集していますので、お時間ある方はお越しください。

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