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綺麗な花柄の傘を持って
子供が小さい頃から「傘を買うときは明るい色で華やかな物を買いましょう」と決めていた。
雨の日は曇っているし、車から歩行者が見えにくい。黒やグレー、ネイビーの傘だと見えづらく事故に巻き込まれる可能性が増えてしまう。
いつもは地味な色合いばかりの服を着ているが明るい色の傘をもつ”理由”が出来た。
いつも花柄の傘を買う。白地に赤のガーベラだったり、黄色の生地にグレーの百合が線で描かれていたり。雨の日に玄関を出て傘を開くと暗い空にパア!と花が咲いた様に見える。
可愛い傘をさしているだけで気分がいい。
たかが傘、されど傘。
子供も天気予報で明日が雨だと分かると「通学で濡れちゃう」と愚痴が出るが、翌朝玄関を出て傘を開くと満面の笑みになる。
傘ひとつで憂鬱な雨の日が、明るい気持ちで外に出ることが出来る。
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