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ウズベキスタンでのヒッチハイクが予想以上に大変でした


※最初に…
この記事はヒッチハイクがおすすめ出来ないというだけであって、ウズベクの観光の否定はしておりません。むしろ雄大なイスラム建築を堪能していただきたいくらいです。




まずウズベキスタンと聞いて何を思い浮かべますか?

〜スタン   危なそう   サッカーアジア予選
これくらいではないでしょうか?  僕もそうでした。

そんなウズベキスタンでヒッチハイクしたくなった理由としては、
砂漠地帯を駆け抜けたかったのと、マイナーな国すぎてこの目で見てみたかったからからです。


興味本位で訪れたウズベキスタンですが、今までの経験の中でも一番ヒッチに向かない国だと感じたのでその理由を3つに分けて紹介します。


ウズベクヒッチがおすすめ出来ない理由 その1

言語が伝わらない

台湾なんかだと漢字や日本語も伝わることが多く、安心してヒッチが出来ました。

しかしウズベキスタンの公用語はウズベク語ロシア語。(旧ソ連の領土だった
日本人には馴染みが無さすぎる言語。日本語はもちろん、思った以上に英語が伝わりません


そのため、行き先を上手く伝えられず砂漠のど真ん中で降ろされることなんかもありました。


ヒッチをする時は地図で行き先を明確にしておくこと。そして乗せてもらった車内ではノリと笑顔、下ネタ(みんなどす黒い下ネタが大好き)で仲良くなることが先決です。


ウズベクヒッチがおすすめ出来ない理由 その2

宿泊施設に泊まる必要がある


ウズベキスタンでは出国時に、滞在中どこで寝泊まりをしたのかを示すレギストレーションカードの提示が必要です。
滞在中のレギストレーションが繋がらないと、出国審査で突っ込まれ多額の賄賂を要求されることも。


ヒッチをしていると、その日にどこで寝泊まりをするのかが定まりません。
民泊をすることもあれば、宿泊施設が見つからない時には野宿もしばしば。

幸い日本人がその提示を求められることは少なく、バザールなどの闇市での発行(違法)も可能です。
それでも、このレギストレーションという制度はヒッチする上で大きなストレスとなります。


ウズベクヒッチがおすすめ出来ない理由 その3

交渉術が求められる

ウズベキスタンは回った国の中でもかなりお金が好きな民族
民泊しても、道を尋ねてもお金を求められることが多くありました。

中央アジア、、というかシルクロード一帯の移動手段は乗り合いが主で、ヒッチをして止まるのは大半が乗り合いの乗用車でした。


貧乏旅だったので一般の車を探しますが、基本的にどの車もタクシー同等の金額を要求してくるので、まずは金額交渉からのスタートです。

無料で乗せていただければ尚良しですが、50℃近い炎天下でのヒッチなので、少し高額でも妥協してしまうこともありました。
序盤は金額の交渉や行き先の説明に疲れ果てていましたが、手慣れた終盤は駆け引きを楽しんでいました。

逆にサバイバル感を楽しみたい方には大変オススメです。



ここまで少し否定的に書いてしまいましたが、


治安については国境付近に気をつければ比較的安全。人もすごく優しいです。


シルクロードを駆け抜ける感じも、ロマンに溢れています。

そしてイスラム建築。 アラビアンナイトの雰囲気で嗜むお酒が最高です。
(旧ソ領土だったこともありイスラム国家だけどお酒が飲めます


ただでさえヒッチが難しいウズベクで、僕はiPhoneと財布を盗まれて後半は死に物狂いの日々を過ごしましたが、途中訪れたキルギスやカザフスタンを含め異国情緒あふれる素敵な国々でした。

また訪れたい国の一つです!(次回は公共のインフラで…


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