見出し画像

生産性や成果を上げるための、非生産的で成果の見えづらい場づくり

今日はコモンビート事務局と日本ブラインドサッカー協会の有志メンバーで、オンライン交流会をやってみた。

日本ブラインドサッカー協会でも理事として活動に関わっている。今までは言うても、コモビはコモビ、ブラサカはブラサカって感じで、あまり繋げずに、それぞれに関わってきた。

だけど、自分は今、越境モードだし(以下のブログ読んでみてください)、それぞれが抱える人や組織の課題も知っていたりするから、これはごちゃまぜにしちゃう方が面白いぞ、と直感的に思ったわけです。コモンビートのスタッフは全国各地にいるので、なかなか東京で対面でミーティングをつくるのは非現実的なので諦めていたところもあったが、今はオンラインで距離は超えられるのも後押しになった。

やってみるとやっぱり面白い。
普段は気付けない、自分たちの魅力にも気付くし、相手の魅力にも気付く。

今日ファシリテーションしてて気を遣ったのは、「人と人の交流」であるということだ。「団体と団体の交流」ではない。まずはお互いを知り合い、仲良くなること。そこには上下のないフラットな環境を用意して、自分たちで主体的に場をつくってもらい、関係性を組み上げてもらった。

これによって生まれるのは「オープン」な感覚だ。

普段の仕事のミーティングでは、生産性や成果を求められるのは当たり前で、だからこそ無駄を省くもんだ。それって結構「クローズ」になる感覚もある。ちょっと窮屈だ。

もちろんそれも必要なことなのだけど、それと同時にオープンな「場」を用意できているかが、とても大切だ。つまりは無駄があり、非生産的で成果の見えづらいミーティングだ(笑)。「見えづらい」ってところがミソで、実は成果はちゃんとある。

それは生産性や成果からみたら、つまらないものかもしれないが、関わる人の幸福度や働くモチベーション、笑顔や感動の源泉はこの「見えづらい成果」にあると思う。

このオープンな「場」を上手に生み出すことができれば、きっと生産性も成果もあがるようになる。もはや「クローズ」なんてことが存在しなくなる。

団体やコミュニティ、人と人の越境は「オープン」じゃないと始まらない。自分や相手がクローズだったら受け入れてもらえない。団体のウチにもソトにも「オープンな場」「オープンな自分」をたくさんつくって、刺激しあいまくりたい。それが結果的に「成果」につながっていくからだ。


よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは豊かな人生をおくるための「勉強代」として使わせていただきますー!