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構造が同じであれば、コラボできる

僕はコモンビートの活動と同時に、日本ブラインドサッカー協会でも活動している。「ミュージカル」と「ブラインドサッカー」じゃ全然手段が違うから、両方関わるのって大変でしょと思われがちだ。だけど、両方に携わっているからこそわかる、似ているところがある。

例えば、「ミュージカル公演運営」と「大会運営」は構造的に全く一緒だ。会場予約から始まり、会場見学に会場打ち合わせをして本番に臨む感じも一緒。「ステージ」をつくるための仕込みは「コート」をつくるための仕込みと一緒。仕込み、運営、撤収という根本的な流れも一緒。スケジュールがカツカツで1分でも早く会場を開けてもらえるように交渉するのも一緒(笑)。キャストの想いを叶える場であることと選手の想いを叶える場であることも一緒。全然異なるもののように見えるけど、自分にとっては基本構造は同じだったりするので、コモンビートでの経験が日本ブラインドサッカー協会でも活かせるし、逆もしかりだ。

今日、ミーティングしていてわかった話だが、舞台にリノリウムを敷く時にテープ止めするのだが、その作業には、テープの端を抑える人、テープを引っ張る人、テープを止めていく人の3人が必要になる。体育館にフットサルコートを設営する場合は、他の競技のラインがたくさん引いてあるので、「ライン消し」という作業が発生するのだが、これが先ほどのリノリウム敷きの3人と全く同じ役割を必要とする。もはや笑える。

全然違うものに見えるけど、実は構造が同じというものは、お互いの知見を活かし合いやすいはずだ。そこにコラボレーションを生み出せると、とても素敵な運営になる可能性が高い。コモンビートの舞台運営をブラサカがやるとしたらどうなるのか、ブラサカの大会運営をコモンビートがやるとしたらどうなるのか。

「混ざりあう社会づくり」と「響きあう社会づくり」、ビジョンも似ているので、そうやってコラボレーションした時に、何が生まれるのかとても楽しみである。


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