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コミカレ生UCBerkleyを目指す#17 【2022を振り返って】

みなさんどうもお久しぶりですアドです。
今年も残すところ数十時間ですね。
今回は、自分の今年一年と一年を振り返って自分の中にどのような変化があったのかを各セメスターごとに分けて書いて反省していこうと思います。

Spring Semester

今年の2月8日。この日は僕にとって特別な日になったんです。
某ウイルスの感染者数が爆発した所謂ピークアウトのタイミングでした。
当時通っていた地元にある英語の学校の先生からはほぼ全員から"行くな、今じゃない。なんならお前の英語力じゃどうにもならん。 "などとも言われていました。
当時の僕はとても迷っていましたし、誰を信じて良いのか分からなくなり留学をまた引き延ばしする選択をしようとしていましたが、どうにも踏ん切りがつかなったでしょう。
そこで、自分のメンターと一番信頼している恩師に聞いて腹を括ろうと思い。すぐに連絡をとりました。
『僕は行きたいけど周りが全員止めてくる。最後に決めるのは僕だけど意見をほしい』となんとも馬鹿げた質問をしたわけです笑。
そのくらい緊張していて、不安で、留学というものが怖かったのでしょう。
もちろん彼らは僕の背中を引くのではなく強く押しました。
恩師からは『今が一番のタイミングだから行けるなら行け』
メンターからは『一流のビジネスマンになりたいならすぐに出ていけ。一流の詐欺師になるなら日本に残れ』と言われ僕はアメリカに向かう決意を固め気づいた時にはApplyを終わらせ、大阪でvisa面接を受け。当時毎日働いていたスタバでEssayを練習し、あっという間に時が過ぎ僕はアメリカ行きの飛行機に乗っていました。
今でも鮮明に覚えています。飛行機に乗った時のあのとてつもない恐怖を。
頭の中では"今ならまだ引き返せる。ここで暴れればまだ日本に残れる。怖い。死ぬかもしれない。死にたくない。"そんなことを考えていましたが、あっという間にアメリカに着きました。
アメリカについた時の僕の心境はこの記事に書いてますのでぜひご覧ください。
そして到着後2週間後に始まったアメリカに来て初めての授業。
春セメスターにとった授業は
・数学(Pre-Caliculus)
・ESL(Writing)
・ESL(Speaking)
・ESL(Grammar)
・SD(Transfer)
完全にこのセメスターで僕のメンタルはほぼ崩壊まで行きました。
ESLに関しては日本人がいるのかと思って入りましたが一人もおらず、なんならUC編入に関して全く関係ないクラスをとってしまいました。僕が授業を取る前に留学生カウンセターと一緒に取る授業を決めたのですが、そのカウンセラーの評判がとてつもなく悪いことを知ったのはセメスターが始まってからでした。
しかしながら、アメリカのWritingの授業はESLとはいえレベルが高くとても大変でしたがなんとかしがみつきながら頑張りました。が、自分のレベルの低さに辟易しながらもっと自分にはWritingスキルが必要だと考えもっと勉強をしなければと初めてのセメスターでP/NPを使ったんです。
数学は、ある程度できましたが、できるのに成績が上手く取れないと教授に再受講の許可をもらい、次の夏セメスターで再受講することになりました。
結果僕の春セメスターが始まりすぐにボロボロになり、GBAも2.00を切ることに。さらに留学から成績不振だと恐ろしい通知が届きセメスターが終わった次の日はとてつもなく落ち込んでいました。
どうにかもう一度立ち上がり。悩むのではなく考えました。
これは以前メンターと話した時に言われた言葉です。
『悩むな。考えろ。』
どうにもならない過去に囚われるのではなく。次来る未来に備えろと僕は解釈し。次来る夏に備えました。

Summer Session

この夏は人生で初めてのアメリカでの夏です。
そして僕のチャレンジのセメスターでした。
春セメスターが終わったのが6月18日。その三日後に春セメの反省を生かし、essayを見てくれる人を探しにUCLAに行きました。
次の秋セメスターではENGの大学レベルのクラスをとっており、ほぼ全員ネイティブという環境で戦わなければならないわけです。
あの時は、もうどうしようもない状態だったのでなぜそうしたのかはわかりませんが。友人に車を出してもらい夏の痛い日差しの中僕のエッセイを見てくれる人を探し。見つけました。
彼との出会いによって僕のessayのスキルはぐんぐん伸びました。(結果は秋セメスターで)
アメリカの大学の夏休みは非常に長く、夏で三ヶ月ほどあり、大きく2分割されています。(前半1.5ヶ月後半1.5ヶ月)
前半はEssayと数学の練習を毎日。
そして後半は春セメのリベンジで数学の授業がスタート!こんも授業がほんとにしんどかった。
何がしんどいのかといえば、授業が始まる時間です。
なんと朝の8時から授業が始まるんです。
なんとも早い。早すぎる。
この時間に学校に行くためには朝6時半には起床しバスに乗って行かなければならない中、死に物狂いでこれを一ヶ月毎日続けました。
日本でも朝6時半に起きたのは数回程度しかないし、多分この夏だけで一生分の早起きをしたんだと思う笑。
前回の授業と同じ失敗をしないようにしっかりと対策してきた。
対策といっても大したものではありません。
前回のセメスターではランダムに問題を作成したりしたりと全体的に見て問題を解く量が圧倒的に少なかったし無駄な時間が多かったんです。そこで今回は、難しく考えるのではなく、超シンプルに問題をめちゃくちゃ解きまくりました。
授業の始まる30分前には教室につき、教授にわからない問題を質問する。というルーティンが出来上がっていた。
ちなみに夏のルーティンはこんな感じ
6:30 起床
7:00 学校に到着
7:30 教授に質問
8:00-11:00 授業
11:00-12:30 ランチ
12:30-15:30 今日の授業の復習
15:30-19:00 明日の予習
19:00-20:00 ディナー
20:00-21:00 Free time
21:00- 寝る
こんな感じでした。
もう本当に息をするように勉強し、授業をうけ死んだように眠る。
この繰り返しであっという間に1日が終わりファイナルでも最高の得点を出し。
グレードAをもらい、地に着いていたGPAが回復し次は、奨学金のお誘いが来るようになりました笑。
こんな感じで私の初めての夏セメスターが終わり次来る秋を見越してその後も勉強を続けていました。

Fall Semester

これはもう最近の話ですね。秋セメスター。
このセメスターも本当に大変でした。ちなみに取ったクラスはこちら
・数学
・ENG
・Myth
・MicroEconomic 
ここにきて初めてのHumanityのクラス。いわゆる人文科学に関する内容です。
僕のとった授業では宗教によっての考え方の違いや、各神話を信仰する人がどんな背景があるのかや、マーベル作品のヒーローはどんなものを象徴しているのかをさまざまな宗教観で照らし合わせながら考えていく授業でした。
例えば、"ある男性がいました。彼はハンサムで二人の女性と関係を持っており、片方の女性には肉体をもう片方には愛情を求めていました。その関係が続くにつれて彼は悪夢を見るようになり、結果アルコール中毒になりそれを止めようとするそれぞれの女性に暴言などを吐き、嫌気がさした彼女たちは彼の元から去ったのでした。"
さて問題です。
"もし、キリスト教の信仰する人の見解ではこの物事についてどのように解釈するでしょうか?続いて。仏教を信仰する人の見解ではこの物語をどう解釈するでしょうか?"
こんな問題を僕は一度も解いたこともありませんでしたので、困惑しました。
授業で扱った内容を活用し自分なりの答えを書いていくという。いわば、模範解答はあるが、正解は無い問題といった感じです。
初めのうちは、文章をより鮮明にわかりやすくする事に一生懸命取り組みかなり時間がかかっていましたが。何回か問題を経るにつれて見えてきたものがありました。
"求められてるものを作る"
これです。すごくシンプルです。
取っている科目がこれだけならいいですが、いかんせん留学生は12unitsとらないと日本に帰らなければならないので、そう時間をかけてられません。
このセメスターで学んだことの一つがこれです。
先生が求めているものを作らなければいけない。逆に捉えれば、しっかりとそのポイントだけを押さえれば良いのです。
完璧なものではなく、ポイントを押さえたものを先生は評価してくれます。それ以外はコミカレでは求められません。
この考え方でメンタル的にもかなり余裕がでて、なんとかグレードAを取ることができました。
次は、いよいよENGのクラスです。
このクラスが一番怖くて一番楽しみなクラスでした。
前のセメスターでは、ESLレベルのエッセイでグレードC、よくてBがやっとでしたが、なんと、全てのエッセイがグレードAを取れました。
その要因としては前回とは違いオフィスアワーで先生に質問したり、雑談したり、チューターを何度も使ったり、以前あったUCLA生にアドバイスを求めたりと使える手を全て使い。人生で初めて一位をとりました。
まさか、小中高と勉強をまともにせず、テストでも赤点ばかりだった僕がやればこれだけの点数がとれてアメリカでも一番を取れるんだという強い自信に結びつきました。
次は数学のクラスですが、このクラスはすごかったです笑。
テスト範囲とは全く違う問題が出るわエクストラクレジットがないやら、テストの平均は30点などが重なり結果75%の生徒がドロップしました。
そんな僕は留学生で12unitsを切りそうだったので教授に相談し、再受講の許可をもらい終わりました。
経済学のクラスもすごかったです。笑
メールは返ってこない。テスト勉強に必要パワポは見れる生徒と見れない生徒がいたり、テスト前に次の授業は妻の誕生日だから休みだとなったり、ビハインド、ビハインドの繰り返しで結局シラバス通りに進まず最後は詰め込みでテスト数も減らして実行。こんな意味のわからない状態でこのクラスもドロップ率が異常に高く…略。結果この授業も再受講するように今学校側に問い合わせをしている最中です。
こんな感じで、準備したり初めて受ける授業なども戦い方がわかってきました。
少しづつですが大きく前に進んでいると自分でも感じます。

そして2023へ

ここまで書くのに約2時間かかりました(ふぅ
さて2023年どういう年にするかといえばズバリ
"難しいことことほどよりシンプルに考える"です。
僕はスマートな人が大好きです。アニメキャラでもドラマでも。
最近では今際の国のアリスのチシア君とかカッコいいなって思っちゃいます。
留学や全てのことについて言えることだと思いますが、世の中難しいことだらけです。本当に。
難しく考えようと思えばキリがありません。難しく考えると嫌になってきますし、やる気もなくなります。
あれもしないといけない、これもしないといけないではなく、逆にここだけ押さえれば問題ないといったような考え方の切り替えがもっとスムースにできるようになればいいなと思います。
スマートなイケてる人になるための第一歩ですね笑。

締め

以上が私の今年一年の総まとめです。
ほんとに色々あり、いろんな出会いもあれば悲しい別れもありました。
この一年を通じて得たことを胸に来年もより一層頑張っていきます。
長い記事になりましたがご覧いただきありがとうございます。
たまに留学んも記事をあげているのでぜひご覧ください。


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