見出し画像

マイルールを設けたら、飲酒習慣が変わった

私の飲酒習慣は、ゆるりと変わっていってるのだけど、2022年に「マイルール」を設けてから、さらに変わりました。

まず、
私はお酒が強くない。
でも、飲むのは好きだ。

ザクっと私の飲酒遍歴を書いてみると、

十数年前までは、毎晩、家で缶ビールを飲むのが日課だった。
350mlを2〜3本か、750mlと350mlを1本ずつか、そのくらいの量をほぼ毎晩、飲んでいた。
こんだけ飲めたら弱くないやろって感じですが、周囲の人らと比べたら、まー弱い弱い。
そして、酔っ払うというよりは眠くなってしまって終了。
飲み会などでは周囲が盛り上がってるピークに眠気に負けて寝落ち、1時間後くらいに目が覚めると、周囲がどんどん落ちていくというパターンでした。

家で飲まなくなったのは、いつからだろう。
もう7〜8年くらい、家では一滴も飲んでいない。

2020年以前は、仕事帰りにふらっとお気に入りの店に立ち寄ることをよくしていました。
(正確にいうと、仕事を終えて職場で寝落ち、深夜近くに起きて帰る途中、です)
そう、深夜間近からの飲酒スタート。
なにしろウチの界隈は遅くまでやってる店、朝までやってる店がたくさんありまして。
しかも帰り道にありまして。
寄る気がなくてもついふらっと…も多々ありました。
飲みに行くのは、基本、独りです。
そりゃそうですよね,深夜過ぎにふらっと立ち寄るのに、誘える人はいてへん。
(そもそも友だちもいてへん)
でも、まぁ、店に行けば誰かしら、顔見知りはいるわけです。
常連客同士、しぜんと顔見知りになり、仲良くなって楽しく過ごす。
そんな感じで、週に2〜3回、飲みに行っておりました。

で、2020年。
世の中ががらっと変わっちゃった。
多くの人は、家飲みブームになったらしいけど、私は家で飲む気には全然ならなかった。
きっと私は、お酒自体が好きなわけではないのかもしれない。
お酒を飲む場、が好きなのかもしれない。
あと、ビールをグビッとやるよりも、ウイスキーや日本酒を飲む方が好き。
それらってbarで飲む方が絶対、美味しいねん。
グラスも氷も違うし、いろんな種類がbarにはあるわけで。
だから私は、家飲みにははまらなかった。

2022年。
この年から、私は飲む時のマイルールを設けた。
それは、

飲みに行く時は着物を着てく

です。

とある縁のおかげで、私は着物を自分で着られるようになった。
着物や和装小物もたくさんいただいた。
だもんで、もう着物を着て出かけたくて出かけたくて。
ヨドバシにプリンターのインクを買うのに、着物で行ったりしてました。
そして、
「そや、飲みに行く時、着物で行こ。なんなら飲む時は着物、ってルールにしよ」
と安易に思いついたのでした。

でもこの
「飲みに行く時は着物」
には、いろんなメリットがございまして。

まず、ぐでんぐでんにならない。
やっぱ着物だと若干の緊張感はあるのですよ。
ちょっとカッコつけたい感じとか、あるやん?
だから、しゃんとしてられる。

そして、店の人に覚えてもらえる。
初めて行くお店に着物で行くと、次に行った時は確実に覚えてもらえてます。

それに着物って話のきっかけになりやすい。
なんだかんだ、みなさん着物に関心を持ってらっしゃる。
話しかけてくださるし、私も着るのよ、私も着たいわ、など話のきっかけに最適なんすよ。

さらに、扱われ方が少々、丁寧になる気もします。ウザ絡みされにくいというか。
ま、元々ウザ絡みされることがあまりないけども。

そして何よりのメリットは、
「飲みに行くと決めた時しか行かなくなった」
です。
帰り道にふらっと、というのがなくなりました。
なので飲みに行く頻度はがくーんと落ちました。
これは店やお酒メーカーさんにはメリットじゃないけど笑、私には大きなメリット。
体がラクだし、節約になるし。

それに、
お酒を飲みに行くことが、ちょっとしたイベント、日常の延長ではない何か、になった。

よく呉服屋さんや服屋さんが言うやないですか、
「ちょっとしたパーティにも着ていけますよ」
って。
そお薦めされてる時は「あぁ、そうね」って思うけど、実際には
「ちょっとしたパーティってどこにあるねん、ないやんか」
ってなりますよね。

着物で飲みに行くことで、「1人ちょっとしたパーティ」やってるみたいなもん。
日常の中の、ちょこっとだけの
「ハレとケの切り替え」
みたいな感じかな。

2023年も継続できたこのマイルール、
来年以降も続けていきまーす

#いい時間とお酒



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?