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自粛の暗い雰囲気を和ませる 人にやさしくなれる作品3選

どーも役者やってます石橋です。

自粛が続き、全く運動をしていないので、いよいよ太ってきたんじゃないかというのが最近の悩みです。

さあ今日も今日とて映画紹介。

ずっと家に居続けると、気分も落ち込んでしまいがちですが、今回はそんな気分を晴らしてくれる作品を紹介します。

この作品たちをみたら、あなたも人にやさしくしようと思えるかも、です。

恋愛適齢期(Sometihing's  Gotta Give)

ジャック・ニコルソンとダイアン・キートンという名優二人が主演を務めた作品です。

2004年公開なので16年も前の作品なんですね、これ・・・。

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ジャック・ニコルソン演じる「若い女と遊んでばかりの音楽プロデューサー」と、ダイアン・キートン演じる「結婚はもうこりごりな売れっ子作家」による大人の恋愛を描いた作品です。

この二人、だいぶ高齢なのでそれぞれのバックグラウンドの深いこと深いこと。それをちゃんと演じ切れているふたりもすごいんですが。

反面、血圧の薬を飲み忘れてないか心配するシーンがあったり、コメディ要素も含まれててだいぶテンポ良く見れます。

最後のシーン、それ自体も必見なんですがそこに行くまでの感情の動線がすごいです。お話し的には「こういく方が自然!」ていう流れがあるのに対して、登場人物はその逆の動き方をします。

しかし、その感情の動き方をしても「そうなるよね」と納得させてしまうほどに脚本と、なにより役者ふたりの芝居がすんばらしいです。

あの芝居ができて、コメディシーンもちゃんとおもしろくて。ベテラン俳優ふたりのキャリアが垣間見えるような作品です。

あと、作中にはキアヌ・リーブスが珍しくアクション一切無しの「超王道イケメンボーイ」として登場するので、目の肥やしにもなりますw


最高の人生の見つけ方(原題 THE BUCKET LIST)

またもやジャック・ニコルソン出演作です。本当にいい役者さんですよね。

今作は、これまた名優モーガン・フリーマンとの共演作です。

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金が第一のジャック・ニコルソンと、まじめな自動車修理工であるモーガン・フリーマン。全く真逆な二人ですが、二人とも『余命6ヶ月』であると告げられます。ひょんなことから知り合った二人は、「死ぬまでにやることリスト」を作り、それをひとつずつこなしていく、というお話し。

大前提として二人の芝居がうまいというのはもちろんですが、真逆の価値観をもって生きてきた二人に友情が芽生えていくのが美しく感じます。

そしてこの作品のキーアイテムである「やることリスト」。

最初は二人とも、楽しげにはっちゃけながらリストをこなしていくのですが、最後の方は涙なしには見られません。

特に僕が一番キタのは「世界一の美女とキスをする」という項目の達成のしかた・・・。それはずるい、って感じでしたw

少しネタバレになりますが、結局ラストでは主人公の二人は亡くなります。しかしそれでも全体としてはハッピーエンドに仕上がっているという珍しい作品です。見終わると、「明日から頑張ろう」という活力をもらえます。


モダン・ラブ(原題 Modern Love)

こちらは今回唯一のドラマ作品です。

アマゾンオリジナルで制作され、一話完結型になっており、毎回登場人物が異なります。ゆう

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タイトルに「Love」とついてはいますが、恋愛だけではなく、友情や家族愛についても描かれていて一話ごとに刺さる人が違うと思います。

ニューヨークタイムズ紙に寄稿されたコラムを基に制作されているので、働き世代の人にはどこか心当たりがあるようなシーンが随所に登場してくるはずです。

みんな、一生懸命に生きてるだけなのに少しのすれ違いでぶつかったり、仲直りしたり、そんなやり取りに疲れたり。でもそんな姿を見かねた誰かが救いの手を差し伸べてくれたり。

僕が一番好きなのは、第1話のドアマンのお話し。

すごく仏頂面だが、お節介なドアマンを最初はうっとうしく感じる主人公。しかし、徐々に親しくなっていき最後には唯一の相談相手に。ドアマンのイケオジ感と、そのドアマンが主人公に告げる最後の「とある種明かし」がほっこりせずにはいられません。

一話30分とだいぶお手軽なのも魅力のひとつ。

おわりに

相も変わらず自粛が続いて、気分も暗くなってしまいがちな毎日です。
今回は、見終わったあとほっこりするような作品に焦点を当てましたが、いつかひたすらスカッとするような「アクション映画」縛りとかもしてみたいですね。
ただ、noteもあまりやりすぎるとネタがつきそうなのでほどほどに。
新しいの見て勉強しときます。

ではまた。


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