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学級経営で大事にしていること|中学校教員【3選】

こんにちは、今回は学級経営で大事にしていることをまとめていきたいと思います。

学級担任を持ち、もう10年が経過しました。

正直、うまくいかない事ばかりで仕事の中でも苦手な分野です。

しかし、自分なりに考えこだわりを持って取り組んできた部分もあります。

私が大事にしていることをみなさんにご紹介していきたいと思います。

【こんな人に読んでほしい】

✅これから教員を目指して勉強する学生
✅現在担任をもっている人
✅学級経営に悩んでいる人

学級経営で大事にしていること|中学校教員【3選】

1.環境整備

まず1つ目は環境整備です。

教室内の環境整備は非常に大事にします。整理整頓については生徒にも口うるさく言います。

人間を育成にするにあたって環境要因は大きく影響します。

荒れた学校は、整理整頓されていない。掲示物が破れていたり、ごみが落ちていたりと環境が良くないことが多いです。
散らかっている環境だと人の心も乱れていきます。

きれいに使う意義を子どもたちにも熱く語っています。
子どもたちも教師がこだわっていることを理解し、きれいに使おうと努力してくれます。

しかし、中には整理整頓が苦手な子どももいます。
机の中、ロッカーの中がぐちゃぐちゃになったプリントで埋め尽くされる子どもです😅
そんな子どもには一緒に整理を手伝ってあげます。
プリントをきれいにまとめてあげ、カバンに入れてあげます。
少し手はかかりますが、絶対に環境整備は欠かせないことです。実践されていない方はぜひやってください。

即効性がありませんが、確実にクラスが変わります。


2.関わりすぎない

2つ目は関わりすぎないことです。

これは賛否が分かれるところかもしれませんが、中学生という発達段階から様々な大事にしているところです。

日々、子どもたちが元気に生活する学級では様々な問題が起こります。
その問題を自力解決できるように支援していくことが大切だと思っています。

教師が介入し、解決することは簡単です。
しかし、それでは子どもたちの力にならないと思っています。
自らの力で課題を克服する力がないと今後、同じことが起きた時にはまた大人の手を必要とします。

『自立』という視点で関わりすぎない方がいいと思っています。

全く関わらないはいけません。
それは職務放棄です。あくまでも陰で支えてあげることが大事です。
集団を作っていく中で、正しい判断・正しい行動ができる人を増やしていくことが欠かせません。
子どもの心を育て、自分で解決できる人間を育んでいきましょう!


3.よく観察する

最後は子どもをよく観察することです。

子どもたちは教師の見えていないところで色んなものを抱えながら学校へやってきます。
何かあったらすぐに表情に表れます。

ちょっとでも気になることがあれば、声を掛けましょう。
ここでのポイントは、『外れでもOK』です。
声を掛けてみて、実は何もなかったはいいことです。

自分の見る目がなかったなと落ち込まないでください。
1人の子どもとコミュニケーションが取れたのでOKです。
また、子どもからしたら「気にかけてもらえている」と喜ぶと思います。

ダメもとで声を掛けてみましょう。
子どもの変化を見逃さないためにも子どもたちの様子をしっかり観察しておきましょう!

2:7:1の法則って知ってますか?

これは心理学者カール・ロジャースが提唱した理論になります。

2:7:1の法則とは…
2割は「気が合う人」
7割は「どうでもいい人」
1割は「気が合わない人」
1つの集団には2:7:1の割合で上記のような人間が存在する

カール・ロジャース

自分の学級を見渡した時に3~4人は担任と気が合わない人間がいるということです。これは子ども同士にも同じことが言えます。

特に年齢が上がるにつれ自我が確立していきます。小学校高学年、中学校期になると合わないなと感じる子どもが出てきます。

合わないなと感じる子ども同士とどのように付き合っていくのかを学ぶことが大切です。色んな子どもがいます。
この法則を頭に入れてから学級経営をすると人間関係がスムーズにいくことが多いです。


まとめ

今回は学級経営で大事にしていることをまとめました。

担任をしていると本当にいろんなことがあります。
時には「つらいなぁ…」と感じることもありますが、「よかったなぁ」と感じることも多くあります。
今後、みなさんの学級経営の何かの参考になればうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、また!

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