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なぜこの仕事をするようになったか~退職した理由様々

次にどんな仕事がしたいのかじっくり考えた

英会話スクールでの客室乗務員養成コースの営業統括マネージャーの仕事を辞めることを決心した私は、当時大阪にいたので在職中から転職活動をインターネットで開始しました。

退職理由は、プライベートの恋愛がうまく行かなかった、ももちろんありましたが、それだけではなく、複合的でした。

・これからは採用や人材育成など人事の仕事により携わりたい

・体調が悪いので一旦リセットして、出身の関東のほうに帰りたい

・高額なサービスである受講料を買ってもらう営業の仕事に疲れてしまった、などなど。

そして、次にどんな仕事がしたいのか、考えてみました。

そして、営業や販売をする仕事ではなく、やはり人の育成、成長に携わるような人事的な仕事がしたい、と思うようになり、転職サイトや人材紹介エージェンを探すようになりました。

未経験の仕事に就くのはそう甘くはない

当時私は35歳でした。そして、関連した仕事をしたことがあるとは言え、人事の業務は未経験でした。

この年代で未経験の仕事を得るのはそう簡単なことではありません。紹介エージェントからは営業のマネジメントや高級消費財の接客販売の仕事の紹介ばかりやって来ます。

そのうち、退職の時期がやってきて東京に引っ越しをしても転職活動は続いていました。

思いはだんだんブレていくが…

エージェントの紹介で、人事の仕事ではないですが、何社か面接をすることになりました。

1社は専門学校の広報の仕事。教育という似ている業種だということで興味を持ちましたが、最終面接で落ちました。

やっぱり自分が本当にやりたいと思った仕事ではなかったし、前職と似ていると思っていたので、何だか面接も通るような気がしていて高をくくっていた面がありました。

経営者の方との最終面接で、「やっぱり(前職と)違うと思うんだけどなあ」とつぶやかれたのを今でも覚えています。「私はこういうやり方で成功してきた」「前職ではこうだった」とすごく言われるのではないかときっと思ったのでしょう。能力などではなく、この企業に合わない、と思われたのだと思っています。

もう1社は、化粧品メーカーの営業マネージャーの仕事でした。評価していただき、前職より2倍近い年収を提示していただいたのはうれしかったのですが、基本勤務場所は新潟で、週末にこちらに戻ってくる、という勤務形態ではどうか、と打診されました。さすがにお給料をたくさんもらえたとしても、それは厳しい、と辞退しました。

結局は自分で見つけた仕事に就く

そうこうしていて、結局次の仕事として見つけたのは、婦人服のアパレルの企業でした。アメリカの婦人服の日本法人の会社でしたが、大手流通小売業の子会社で、経営層などはその会社からの出向の人たちが役割を担っていました。

転職サイトでその企業の仕事を見つけ、2回の面接を経て内定をもらいました。

何が決め手だったのか、というと、

・未経験の業種(婦人服販売は初めて)でもチャンスを与えてくれる

・店舗の店長候補という仕事だけれども、将来的には人事やバイヤー、エリアマネージャーなど多くのキャリアアップの可能性があった

・その企業の始まりの地であるアメリカのボストンに行ったことがあり、そ のアパレルの婦人服の文化やフィロソフィーを理解することができた

といったことです。やっぱり自分が興味を抱けるかどうか、が決断の大きなポイントになるのですよね。

こうして、すぐに人事の仕事には就けませんでしたが、まず店舗の販売スタッフとして次の仕事が始まったのでした。

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