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陰ながらの立役者。日本人には漬物が欠かせない。

漬物。

メインにはならないけど、何かと身近に付いてきて、ふとした時に助けてくれる、縁の下の力持ち。

食べ過ぎた時は最後に口をさっぱりしてくれるし、お酒のおつまみにもなるし、何もない時でも、ご飯と漬物さえあれば、一食になるし。

つらいときにたすけてくれる、結構すごいんだぜ、漬物って。

と、いうことで今日は漬物のことを。


■漬物の種類


私が最近始めたぬか漬けのほかに、味噌漬けや醤油漬け、浅漬けなど様々な種類があるのも漬物の特徴。
興味があれば、ぬか漬けのおすすめ商品ご覧ください↓


そんな、漬物を大きく分けると「発酵漬物」と「無発酵漬物」に分けられるそう。

発酵漬物は塩漬けやぬか漬け、すぐき、高菜漬けのように、乳酸菌や酵母によって発酵されるもの。
酸っぱさやうまみがあったり、独特の香りがあったりと特徴的なものが多いんです。

一方、無発酵漬物は梅干しやらっきょうの酢漬けなど、製造工程で発酵しないものを言うそうです。

漬物とひとまとめにすると、全部発酵していると思っていたので、驚き!
せっかくなら、製造工程で発酵しているものを食べたいなぁ。


■漬物で働く発酵菌たち


漬物といえば、ほどよい酸味と塩味、それに加えて独特の旨みや香りが特徴。
それを作り出してくれているのが、、漬物の中で働いてくれている発酵菌!
この発酵菌が働くおかげで、漬物は美味しくなるし、長持ちもするし、身体にも良いといいことづくめなのです。

ありがとう!微生物!

漬物で働く発酵菌の代表格は乳酸菌などの細菌類と酵母などの酵母類です。
なんか、細菌類というと雑菌のような気がしちゃいますが、ご安心を。
ちゃんと、人にとって有益な働きをしてくれていますので!

■乳酸菌の働き


塩分が高く、空気が少ないところでも働くことができる、漬物にぴったりの菌。
乳酸菌の全てがそう、というわけではありませんが、とっても強い菌なのです。
そんな、乳酸菌。


漬物の中で働くと、有機酸や香り成分をつくり、これが漬物のおいしさにつながります。


さらに、名前のとおり、乳酸を大量に出すため、漬物が酸性になり腐りにくくなるというわけなんです!
すごいぞ!乳酸菌!

特に、漬物の乳酸菌は「植物性乳酸菌」といわれ、人の腸まで届くといわれます。


よく、ヨーグルトとかで、腸まで届く〜と謳われているのは、漬物などの植物由来のものを分離してヨーグルトに添加されていることが多いんだそうです。

どこまでも、すごい乳酸菌です。

漬物はサブ的なので、見逃しがちですが、わたしたち人間の身体にとって、ぜひ食べておきたい食べ物。

これからは、ありがたく敬礼しながら食べたいものです。
言いすぎか、、。

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