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【クライアント様紹介】エンドー鞄~江戸時代から愛される200年の歴史とこだわり~

こんにちは!
ACROVE採用担当の藤原です😊
公式noteをご覧いただきありがとうございます。

本日は、ECプラットフォーム事業にてご支援させていただいているクライアント様のご紹介!
老舗鞄メーカーのエンドー鞄株式会社
8代目代表取締役社長である遠藤様に、お話を伺いました。

現在、エンドー鞄様専任の商品企画のポジションを募集中ですので、ぜひご覧いただけると嬉しいです👜

▼求人情報



エンドー鞄とは

会社概要

本社所在地:兵庫県豊岡市
創業   :1824年
事業内容 :鞄袋物の製造卸売業並びに輸出入業

ーまずはエンドー鞄の創業から現在までの沿革をお伺いできますか。

エンドー鞄は文政7年(1824年)創業です。つまり江戸時代から鞄を作り続けている企業となります。
昔から「カバンの町」と親しまれ、カバンの生産量が日本一の兵庫県豊岡市で誕生しました。
豊岡では、杞柳(コリヤナギ)を用いたかご細工が伝統工芸品となっており、2000年以上の歴史を誇ると言われています。
エンドー鞄もこの杞柳(コリヤナギ)を使用したバッグ作りからスタートしています。

約200年続いている鞄メーカーということで、日本一の歴史を誇ります。

その後は杞柳を使用したバッグから、時代の変化に合わせて素材や形を変えながら、お客様に喜んでもらえるようなバッグを作り続け現代まで続いています。
コリ柳からスーツケースへと大分形は変えましたが、「使う方に喜んでもらえるバッグを作る」ことは、エンドー鞄の理念として大切にし続けています。

コリ柳のバッグ

ー長い歴史の中で、様々な苦労もあったかと思いますが、どのようにこれまで受け継がれてきたのでしょうか。

先代からは大正14年の北但馬地震で火災に見舞われ、大きな被害が出たということは聞いております。そこで歴史を途絶えさせることなくここまで続けてこれているのは当時の従業員のおかげです。

私が社長に就任してからは、コロナ禍で大きな打撃を受けました。エンドー鞄を置いてくださる小売店が休業したり、閉店してしまったりなど、本当に困ってしまいましたが「やることをしっかりやっていれば必ず神様は見ている」を念頭に新規開拓に力を入れました。私も含めて営業社員一同で約2000社に営業を行い、できることを確実にやっていきました。

200年受け継がれる技術とプライド

ーまず、遠藤社長はどのような流れで先代の後を継がれたのでしょうか。

大学卒業後、エンドー鞄へ入社をしました。もとは商社に入社をしようと就活を進めており、すぐにエンドー鞄の後を継ぐことは考えていませんでした。
ところが突然父から入社するよう言われ、まずは営業からキャリアをスタートさせています。父からは「息子だからと言って簡単に継げると思うな」と言われたことを今でも覚えています。結果その言葉のおかげでがむしゃらに頑張ることができましたね。
その後は営業と開発の経験を積み、無事後を継ぐことができました。

この経験からも何事もまずは行動することが大切である、ということを学びました。いい商品を作り上げるまでには10回チャレンジして1回成功するくらいの確率であると思っています。いいと思ったことはどんどん取り入れ、日々商品企画を行っています。

ー遠藤社長が大切にされているエンドー鞄の伝統はどのようなものでしょうか。

「使いやすいバッグ」を作ることを大切にしています。そのため、常にお客様の目線に立ち、既存商品の問題点や使いにくい点などを観察して、解決に繋がる商品の開発をしています。私たちはバッグは道具であると考えており、道具は使いやすいもの・長く使うことができるものが重宝されます。だからこそお客様に使いやすい、丈夫だと感じてもらい長くご愛用いただけるような商品を作っています。
例えば、私が社長に就任したばかりの頃、バッグは素材など外側にお金をかけることが一般的で、内側には収納などがほとんどありませんでした。しかし使いやすさを考えた際もっと内側にも工夫を凝らすべきだと感じ、内側の収納ポケットを取り付けました。結果、累計200万本を売り上げるヒット商品になったという経験があります。
このように、品質にはこだわりつつ、加えて常にお客様の目線に立ち、問題の解決に繋がる商品の開発は大切にしているポイントです。

ー遠藤様が社長として大切にされていることを教えてください。

先代から受け継がれている、品質へのこだわりは大切にしつつ、新しいことへのチャレンジは意識しています。やはり、歴史のある会社は時代に合わせて新しいことを取り入れていると思います。エンドー鞄でも革製品だけでなくキャリーケースを作ってみたり、こうしてACROVE様とECでの販売に力を入れたりやれることできることにどんどん取り組んでいきたいです。

エンドー鞄のこれから

ー歴史あるエンドー鞄様ですが、今後どのようなビジョンを描かれていらっしゃいますか?

私たちは決して現状に満足していません。もっともっとこの歴史を多くの人に繋いでいきたい、我々のバッグを使っていただきたいと考えています。
「世界一静穏性の高いキャリーケース」を筆頭に、ますます使いやすいバッグの制作に力を入れていきます。

採用への思い

ー現在ACROVEでは商品企画のポジションを募集していますが、どのような方と一緒に働きたいですか。また、noteをご覧になっている方へメッセージを頂戴できますでしょうか。

まずは、人に喜ばれるものは何か、ということを手を抜かず一生懸命考えられる方と一緒に働きたいです。これまでの経験に縛られているのではなく、ご自身の感性をお持ちで、物に対するこだわりがある方であると大歓迎です。
鞄が好き、物を作ることで誰かを喜ばせたいという方はぜひこの歴史ある会社で、これからの商品企画を担っていただきたいです!
皆様とお話できることを楽しみにしています。


最後までご覧いただきありがとうございます!
伝統を受け継がれながらも新しいことに取り組まれているエンドー鞄様。ACROVEでは「良いCommerceが、届く世界へ。」というビジョンのもと、エンドー鞄様の更なる発展のためご支援させていただきます。

エンドー鞄様の専属商品企画ポジションを募集しております!
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ぜひお会いできることを楽しみにしています♪

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