見出し画像

社会人4年目が有給駆使して47都道府県制覇【前半戦4日目】

 皆さんこんにちは。この企画もようやく折り返しまして、ゴールが見えてきた頃です。現在(下書き時点)、前橋〜小山間を在来線で移動中です。
それでは昨日の振り返りを報告させていただきます。

 なお、本企画の概要は下記をご参照ください。



1.体調はまずまず

 この日の立ち上がりは、前回の記事でも書いたとおり、それほど悪くなかったです。4日目にしてようやくいい感じのスタートを切ることができました。遅すぎるんだよなぁ。こういうところからも、私は旅とか遠出に向いていないんだなと実感させられました。旅行不適合者です。



2.金沢から岐阜へ(福井・滋賀経由)

 はじめは金沢から岐阜県に移動しました。まずは特急に乗って米原まで移動(福島県と滋賀県は、すでに行ったことのある県なので下車せず、そのまま通過します)。その後、ローカル線で大垣を通って岐阜へ到着しました。岐阜駅はそこそこの盛り上がりで、電車も待ちの列が長かったのが印象的でした。到着は12時前。

 岐阜県では1時間弱しか滞在する時間がなかったので、昼食を食べる場所を探しました。昨日に引き続き、ご当地ラーメンをいただくことにし、駅近くのラーメン屋さんを選びました。最近のラーメン屋さんは、にんにくを入れずに作ってくれるところが増えてきており、にんにく嫌いの私にとっては非常に嬉しい限りです。今日のラーメンも非常に美味しかったです。ちなみに、私の隣に座っていたおじさんは全て大盛りトッピングで、どこからが本体(麺)が行方不明のものを召し上がってらっしゃったので、若いなあと驚きました。20代の私よりも屈強ですよ。


 ラーメンを食べた後は駅周辺の散策をしました。駅到達の段階から気になっていた謎の黄金像を見に行きました。遠目で見る限り、武将のようでして、岐阜県ゆかりの戦国武将って誰だっけ?と考えながら近くへ。案内を見る限り、信長公のようです。うつけ者と呼ばれ、周りの目なんか気にしなさそうな信長公ですが、さすがにコロナショックからくるマスク着用ムードには逆らえなかったようです。



3.岐阜から長野へ

 昼食後はローカル線で岐阜から多治見へ移動し、多治見からは特急に乗って長野へ向かいました。特急には2時間程度乗っていたような気がします。

 途中、木曽川沿いを走る区間があり、写真を撮るには持ってこいの景色が広がっていました。しかし、私の指定席は木曽川の反対側だったので、あまり多くの写真は撮れませんでした。残念。限られた中で、最も木曽川の景色っぽく撮れた写真が本日のトップ画像です。木曽川こそあまり多くは取れなかったものの、私が座っていた側には田園風景や山の景色が広がっており、それをそれで楽しむことができました。下の写真は、撮ったなかで一番気に入っている写真です。


 こうして急に揺られること2時間、16時半頃に長野駅へ到着しました。長野駅は、外観がすごく立派でしたので、写真を撮りに行きました。


 長野出発は18時過ぎの予定だったので、夕食をいただくことにしました。長野名物といえば信州そばらしいのですが、ここでそばを食べてしまうと2食連続で麺になってしまいます。そこで、もう1つの名物ソースカツ丼をいただくことに。私全然知らなかったんですけど、ソースカツ丼ってものすごくキャベツが乗るんですね。カツ、キャベツ、キャベツ、キャベツ、キャベツ、キャベツ、キャベツ、ご飯みたいな感じでした。牛が嫉妬するレベルでキャベツを食べた気がします。


4.長野から前橋へ

 最後に長野県から群馬県の前橋へ新幹線で移動しました。前日に引き続き北陸新幹線。昨日は下り、本日は上りに乗るという形になりました。相変わらず綺麗な新幹線で、快適に移動することができました


5.東横イン前橋駅前

 前橋に到着したことで、この日の移動はすべて終了。宿泊予定の東横イン前橋さんへ移動しました。というか何とこのホテル、駅から徒歩1分という最高すぎる立地。しかも、駅近くのマクドは夜中まで空いているという神仕様。多分、今回の6泊の中で1番好立地のホテルだと思います(5泊目、6泊目予定のドーミーインはいずれも駅から遠い様子)。明日はちょっと朝寝坊ができる!とウキウキしながらチェックインしたのを覚えています(後述しますが、私の自己管理不足で、その恩恵をあまりに受けられませんでしたが)。

 チェックイン後は荷物の整理をし、洗濯もしました。今回の企画では出発時の服を含めて3セット持ち歩いていましたので、この洗濯によってゴールまで洗濯不要となりました。乾燥機を回している間に入浴を終え、企画を知っている人に生存報告を行った後に眠りへつきました。ホテルにチェックインしてからの段取りも、日に日に良くなってきてるような気がします。


6-1.平日の特急

 昨日、今日と新幹線や特急列車に乗る機会が何度もありました。多くの列車がほぼ空席で、お客さんがいたとしても、スーツパリパリでいかにも出張中というようなビジネスマンばかりでした(ごく稀に湯治客らしき人達はいましたけれども)。平日の特急にレジャー目的で乗っている人って意外と少ないんでしょうかね。時節柄、皆さん自粛をしてるかもしれませんが。

 記事で何度も書いているとおり、最近の電車は車内設備が非常に整っています。在来線でも十分ですが、特急列車はなお良しです。指定席を取ってしまえギュウギュウになることはほぼありませんし(連休最終日とか除く)。広々とした席で、ゆったり景色をみるというリッチの体験ができます。


 平日の休みが取りやすい学生の皆さんは是非、学生の間に平日特急を乗り回していただきたいと思います。平日になかなか休みが取りづらい社会人の方でも頑張ってお休みを取っていただき、たまには平日特急に乗ってはいかがでしょうか。なんやかんやで良い気分転換になりますよ。私も都会の喧騒で失っていた感覚を取り戻している気がしています(企画そのものは過酷ですけど…)。



6-2.電車のない生活

 それともう1つ、この企画を通じて思い続けていることですが、公共交通機関(とくに電車)が身近にある生活は想像以上に便利なんだなって。

 私が普段生活している近畿圏では、15分も歩けばどこかの駅にたどり着けます。そして、30分も待てば電車がやってきて、周辺であれば何不自由なく行くことができています。しかし、東北を始めとするローカル線では、駅と駅の間は快速が本気で走っても5分以上かかるぐらい離れています。しかも、電車は1時間に1本あるかないかぐらい。


 なんにせよ、日常生活における「移動」のコスト(金銭的・時間的)が高くなるような気がします。それをたった数分・数百円程度で埋めさせてもらえる環境に住んでいるのは、ありがたいことなんだなと実感しました。しかし、スローライフを楽しむのであれば、分単位で電車が走り回るような場所よりも、電車がほぼほぼ走らない場所のほうが、心底楽しめそうな気がします。都会も田舎もそれぞれに特徴がありますから、今後の人生設計において、それぞれの良さを受け取れるようにしていきたいものです。


7.現在のコンディション…回復して普通

 さて、肝心のコンディションはと言いますと、現在(水戸〜浦和間)では回復して普通という状態です。なぜ「回復して」という表現かと言いますと、今朝未明に滝汗をかいて目が覚ましまして。多分、軽度の脱水症状だったと思います。そこで、慌てて経口補水液とエアコンでクールダウンするというハプニングがありました。その結果、睡眠時間の割に寝起きはあまり良くありませんでした。ちょっとお腹も下していましたし。

 しかし、早期対応が良かったのか、3日目の朝のようにダルダルにはならず、起きてしばらくしたらさっと回復しました。残っている眠気も、どこかで仮眠を取ればなくなるでしょう。

 私は、寝冷えが怖くて寝るときはエアコンを消すのですが、夜中って結構暑いんですねぇ。もしかして、普段も朝方調子悪いのはこれ(熱帯夜&軽度脱水)が原因なのでは…?と考えさせられました。これこそが、日常生活へ還元できる1番の学びだったのでは…。日本一周で学ぶことではない…。


 そんな感じで、旅(というか生きることに)向いてなさすぎる27歳男性による旅はまだまだ続きます。引き続きお楽しみになさってください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?