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【職場訪問】復職1週間前


 皆さんこんばんは。去る月曜(23日)にリハビリ兼復職診断書提出のため職場へ行ってきました。今回は、その時の様子をご報告いたします。



1.職場へ訪問

(1)約2ヶ月ぶりの執務室

 先述のとおり、復職を認める診断書の提出とリハビリのため、久しぶりに職場へ行ってきました。本当はこっそり行ってこっそり帰ってこようと思っていたのですが、わりとがっつり目撃されました。

 前回とは違って、人間関係のこじれなどなく、単に働きすぎて死んだだけでしたから職場へ行くことへの抵抗感などはほぼありませんでした。来週も自然に出勤ができそうでよかったです。

 それと、職場は何も変わっていませんでした。相変わらず窓口は混雑していましたし、同僚(後述)に話を聞く限り窓口の運用も従前どおりとのことでした。やっぱり私ひとりがいなくなったくらいで組織はビクともしませんね。安心して休職できるってなもんです。

【前回復職時】


(2)同僚はみな温かい

 窓口対応中につき、全職員への挨拶はかないませんでしたけど、管理職と正規職員には挨拶してきました。皆さん私のことはよくわかってくださっているようでして、「無理して戻ってこようとしているんじゃないのか」とか「復帰してもアクセル全開で走らないように」とか気遣いの言葉をたくさんいただきました。

 こういう長期離脱から戻ってくる人を温かく迎え入れてくれる環境があるのは本当にありがたいことです。私はこれまで迎え入れられる側でしかありませんでしたが、いつかは迎え入れる側になりたいものだと思いました。


(3)音がキツい

 ただ、しばらく静かな生活を送っていたからか、役所内のうるささが結構キツかったです。奥の執務フロアですらうるさく感じてしまいましたから、窓口キワキワまで踏み込んだらもっとうるさいのでしょう。

 もともと音とか光とか臭いとかに弱い人間ではあったのですが、長期療養で慣れなくなったことと、回復して感覚が敏感になったことなどが影響しているような気がします。ザワザワ音に慣れることが当初の目標でしょう。


(4)兄貴がまだ帰ってきていない

 もう1つ気になったことがありました。私とほぼ同時期に休職をした職員さん(マイナンバーの方ではありませんが、仲良くしてくださっており、私が"兄貴"と慕っている方)がまだ戻ってきていませんでした。

 当初は私と同じく年内だと伺っていたのですが、どうやら体調が思わしくないようです。兄貴は係長として現場の士気と労務の管理を両立されておられたので、私以上に負荷がかかっていたのでしょう。兄貴の早期回復を祈るばかりです。

 働く人のメンタルヘルスは、日本社会が抱える大きな問題ですね。



2.来週から復職

(1)職場復帰はできそう

 そんなわけで来週から復職する運びとなりましたが、とりあえず復帰だけなら問題なくできそうだなと思いました。しかも、当初は超過勤務の制限や執務環境の配慮もしてもらえますから、自分のペースで戻っていけそうではあります。

 前回の復職時は半分食い逃げみたいな状態で戻りましたから、今回は確実な復職を目指していきたいと思います。

【前回異動時】


(2)刺激が難関

 やはり心配ごとは刺激に耐えられるかどうかですね。人間関係は問題なしですけど、やはり音とか光とか臭いが怖い。とくに、マイナポイントは2月が勝負どころになりそうですから、復職後すぐにピークにぶつかる可能性が高い。刺激とは適度に付き合っていく必要がありそうです。

 ただ、正職という立場がここではメリットとして働きまして、非正規の方と違って事務も請け負いますから、当面は事務(裏方)の仕事に比重を置かせてもらって、慣れてきたら前面(客対応)にもしっかり出るようにできるかなと。その辺は管理職との相談次第ですけど…。


(3)今が戻り時

 とはいえ、私的には今がちょうど戻り時なのかなという気がしています。

 体調も回復してきて、大掃除などやりたかったことをひととおりやり遂げた結果、若干の空虚感を感じています。休ませたいけれど休むほどの疲れが来ない。供給に対して需要が少なくなってきているという感覚でしょうか。なんだかんだ言って、人間には適度な負荷(ストレス)が必要なんだなぁと改めて感じました。

 それと、経済的な不安も感じてきました。休職期間中は傷病手当となり、手取りは働いているときの半分くらいになります。もらえるだけありがたい話ですが、あくまでも手当ですので生活を維持するには少し足りません。前の休職期間中も、復職直前は経済的な不安が強くなっており、そこから資産運用のことを勉強したという経緯がありました。お金のことも大きくいえば生命維持の一環ですから、心身面での生命維持は問題なくなっていたというシグナルなのでしょう。

 そんなわけで、しっかりお休みをいただいた結果、働くことへの不安よりも働かないことへの不安のほうが大きくなってきましたから、今が戻り時ということなのでしょう。正直、今は復職後の生活に期待感があります。



3.ダメでもやりようはある

 そんなわけで、不安も期待も両方ある復職直前ですが、とりあえず復職をしてみりゃいいんじゃないかなって心持ちになっています。

 復職するにはこのうえない環境を皆さんが整えてくださっているし、自分自身が働くという選択肢を取りたがっていますから。これほど幸せなことはないなと思います。


 それに、次もダメならまた休めばいいやと思っています。2回も休職したので、出世コースからはほぼ外れたといっても間違いないでしょう。というか、私が人事だったら急に休職するリスクがあるやつを要職には置いておきたくありませんよ。細く長く成長する場に置いておきたい。

 過去2回の休職をみても、私ひとりがいなくなったくらいでは組織はビクともしません。だいたい、かのスティーブ・ジョブズが死んでもApple社は成長を続けているくらいですから、組織はそう簡単には崩れない。それなら命を削ってまで役所に貢献する必要はないと思いました。貢献できることで貢献していけばそれでいい。


 人生いろいろ。私は私なりに生きていけばきっと良い人生だと思えるはずです。

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