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問題があるところに答えあり、闇があるところに光あり

自我があるところに聖霊あり

自我が問題なのではありません。

なぜなら、自我そのものには何のパワーもないからです。

問題なのは、自我を信じているということであり、つまり、自我にパワーを与えているということが問題なわけです。

そう、私たちが直視(フォーカス)すべきところはそこなわけです。

つまり、自我を信じているというところです。

私たちが覚えておかなければならないのは、問題があるところにフォーカスしていかないかぎり、つまり、問題を認識しないかぎり、問題の解決はあり得ないということです。

答えばかりをいくら探し求めたとしても何の解決にもならないということです。

そう、コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の形而上学上では、「答え、解決は、聖霊を選び直すこと」「聖霊が答えである」というふうに学びます。

それゆえ、私たちは答えである聖霊のほうばかりを求めがちになります。

ただし、実践においてはその言葉通りではないということを私たちは知っておかなければなりません。

聖霊を選び直すとは、つまり、自我を信じるのをOKとしないということであり、そのためには、まずはじめに、自分は「自我を信じている」という、そのことを自覚/認識しなければならないということです。

問題が解決されるように、私が問題を認識できますように。(W-p1.79)

奇跡講座/中央アート出版社

問題は自覚/認識されてはじめて解決されるのだということを忘れてはなりません。

問題を自覚/認識していくことが重要なのであり、それが私たちが実践においてしていくことであり、しなければならないことであるということです。

それなしに問題が解決されることはけっしてないということです。

実践においては、自我のほうを認識していくこと、つまり、闇のほうを直視していくことです。

そう、問題があるところに答えがあるということ、そして、闇があるところに光あるのだということを覚えておきましょう。


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