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A Course in Miracles 取り組み方と秘訣

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A Course in Miracles を学んでいく上での重要なこと、注意すべきこと、知っておいたほうがいいこと、などについてのコラム
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2022年3月の記事一覧

実践的な学び、それが「自学自習」の本当の意味である

実践的な学び、それが「自学自習」の本当の意味である

学びとは、自分で自分に教え学んでいくことコース(奇跡のコース/奇跡講座)の教えを理解するようになってくると、つまりコース形而上学が理解されてくるようになると、ときに、そのコース形而上学を使って、兄弟に対してあるいは自分自身に対して、咎める、裁く、攻撃する、という経験をします。

「コースではこう述べられている、コースの形而上学はこうである」と云わんばかりに、コースが教える通りに学んでいない、つまり

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普遍的な体験は可能であるばかりか必要である

普遍的な体験は可能であるばかりか必要である


私たちは真理について理解することなどできない真理や非二元について探究する者たちにとって知っておかなければならないのは、

「私たちは真理について理解することなどできない」

ということです。

それは、コース(奇跡のコース/奇跡講座)の学習者である私たちにとっても同じことが言えます。

個としての自分(自我)にとって、その全体である真理などわかり得ないということです。

それが何を意味するのか?

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この世界は自分を傷つけるための玩具である

この世界は自分を傷つけるための玩具である

実相のパロディこの世界とはどういうものなのか?

この人生とはどういうものなのか?

というなら、

それは、神の子にとって天国ではない体験をするための玩具(おもちゃ)にしかすぎないということです。

コース(奇跡のコース/奇跡講座)のテキストでは、それらを「実相の代替」(T-18.Ⅰ)というふうに述べています。

ようするに、私たちはこの世界を実相(天国)のパロディ版として遊んでいるだけなのだと

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「赦しのやり方がわからない、赦しのやり方が知りたい」と思っているコース学習者への助言

「赦しのやり方がわからない、赦しのやり方が知りたい」と思っているコース学習者への助言


赦しをやり方やテクニックとして捉えているなら学べないコース(奇跡のコース/奇跡講座)の学びはじめというものは、とにかく赦しの「やり方」を早く知りたいと思うものです。

コースの実践は「赦し」をしていくことだというふうに学んでいくので、それは仕方のないことだといえます。

それゆえに、つい、私たちは「赦しのやり方、方法が分かりたい」というふうに安直に学ぼうとしてしまうのもやむを得ないことだといえま

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