見出し画像

【会社にドローンがやってきた:24】 エピローグ

【前回のあらすじ】包括申請の認可が下り、練習場も確保。屋外で初飛行する。

(2023年7月)
全ての手続きを終え、仕事で使う準備が完了したため「会社にドローンがやってきた」は、ここで終了。

僕は他のことに興味が移りやすく継続は苦手。にもかかわらず書き終えることができたのは、訪問してくれた方々がいたからこそ。誠にありがとうございました。

ブログを書いた理由は、発信することで仕事受注のきっかけになるかもしれないと思ったから。そう都合よくいかないだろうが、何もしないよりはマシだろう。

今後は自己満足的な内容は控えて、誰かの役に立ちそうな記事を書いていきたいと思う。仕事が発生したらそのレポートなども。更新のペースは相当落ちると思うが、発信は続けたい。

煩雑な手続きや厳しいルール。この国はドローンを、趣味やレジャーで気軽に飛ばすものではなく、仕事の道具に限定したいのだろう。
事故が頻発した結果なのかもしれないが、あまりにも寂しい。こんな状況下でもドローンで「遊ぶ」方法も探りたい。


◾️ドローン展示会レポート
先日、幕張メッセで行われた展示会「Japan Drone2023」に行ってきた。

名刺にこのブログのQRコードを貼り付けて準備し、「ミッションスタート」の意気込みで乗り込んだが、あえなく撃沈。現場は新製品だけではなく、

今まで人力に頼っていた点検・警備・配送などの仕事を、今後はドローンで。

という、産業構造を変えるレベルの展示が中心で、一個人が空撮の売り込みをできるような雰囲気ではなかった。

決められた時間に飛んで決められたルートを周り、充電小屋に戻ってくる。まるでお掃除ロボットのようなドローン。


時代はすでに空撮の先へと進みはじめている。
身の回りの業務で「ドローンを使えば楽になる仕事」があるなら、近い将来、きっとそれが当たり前になるだろう。目の前でその一部を垣間見ることができただけでも、十分な収穫と言える。

本社の機体の最新型:inspire3 約180万円ナリ
目のつけどころがSONYですね。

◾️あとがき
ドローンスクールや練習場で知り合った方々と話をしていると、目的は様々。

1.国家資格を狙う人
2.FPV(レース競技)に向かう人
3.今の仕事をいずれドローンでやりたい人
4.仕事の受注のために準備している人

僕たちは「4」。可能性を求めて準備した。

2025年に飛行申請は国家資格取得者限定になるとの噂がある。そのとき僕は国家資格を受けさせてもらえるのか?あるいは、会社としてはドローンを辞めるのか?

これから先の2年間で結果を出さなくてはならない。悩みは尽きないが、少なくともこのブログが定期的に更新されている間は、僕のやる気は続いている。

テーマは変わると思うが、これからもたまに覗いてもらえると幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?