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IT業界に「有利に」就職・転職する為の虎の巻

こんにちは。アキレアソフトの大山です。

この記事は以下の環境に置かれている人を対象として書いております。
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・新卒でIT業界で(特にプログラミング関係)就職活動中の人
・中途でIT業界にキャリアチェンジをしたい人
・経験が浅いがIT業界内で転職して給与をあげていきたい人
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私の立ち位置としては、新卒時代に就職活動で簡単に内定をもぎ取ったり、現在はPMやら人事やらで色々な人や環境で動くことが多く抑えるべきポイントを把握しています。こうした情報を共有してIT業界やそこで働く人々の利になる事を目的としています。個人的な観点はある程度含まれてしまいますが、10年程度IT業界で働いているため、大きなズレ等はないと思います。

結論
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就職・転職前に、第三者に見える形で成果を出す!
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一言で結論を言うと、こうなります。
じゃあ、この成果という物がどう言った物になるかというとエンジニア流のポートフォリオになります。

そして、ここからは個々人の目標とする所が重要になってくると思います。
具体的な成果は自分自身の将来像に合わせた方が無難でしょう。
いくつかのサンプル例としての考え方を書いていきます。

サンプル①
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背景:現代社会にスマートフォンが不可欠な存在になっている
目標:これからもスマホアプリの需要が増えると見込んで、アプリ開発者になりたい
行動:AppleStore、GooglePlayに実際に個人で作ったアプリをリリースする
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サンプル②
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背景:現在の社会情勢が不安なため自分自身で食べていく力をつける
目標:自分で会社を立ち上げる事を前提にITの知識をつけていきたい
行動:まずは触りの部分として、自分でサーバをレンタルしWordPressで自分のサイトを立ち上げる
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サンプル③
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背景:RPAの技術が今後の労働者減少の助けになると考え、RPAのより深い理解を得るため、IT業界に転職したい
目標:RPAを触りにして、ゆくゆくはAIの分野にも挑戦したい
行動:UiPathを活用し、自宅や会社での業務効率化を測る。成果物のロボットをGitHubにあげていく。
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というように、自分自身の将来的な目標をある程度明確に定めたあと、そこに繋がるような形でアクションをとり、それが誰にでも見れる形にしておくことが、「自ら何が必要かを考え、行動できる人」という無言の証明になります。

この背景・目標が曖昧なままIT業界に挑戦した場合、最悪のケースとしては誰でもOKな人月での仕事を振られて、スキルアップが測れないままただただ時間が経過し、最終的には若い人員と入れ替えられて40歳、50歳で食うに困る人生に到達する危険性があります。
プログラミングに興味がある、というだけの状態でIT業界に挑戦するのは個人的にオススメできません。
どうしてこのようになるかについては、本題と逸れるため一旦割愛します。

このサンプルに書いた内容ですが、IT業界の中でも実のところ出来ている人は母数から見ると少数です。
サンプルのように実際に自分で決めた課題に挑戦し、苦労して考え、実績を作りあげる事は、誰にでもできることではなく、自分で考えて行動出来る人としてIT業界の中で相対的に優秀な人材になります。
IT業界の人間としては、本来必須な能力だと認識していますが、色々な要因が重なって出来ていない人が多いように思います。

そうなった結果、若い内から経験者として扱われて、待遇や業務の内容がより良くなっていきます。
この場合、未経験者OKをうたっている企業を対象から外すことが無難です。

未経験でも結果がうまくいかなかったとしても、まずは作るために手を動かしましょう。
そして、実際にプログラミングする時に何を考えるのか、システムはどう動いているのか、自分自身が本当にやりたい事なのか、途中で心が折れたりしないか、等を自分の中で実感として掴んでください。

最後に
IT業界に少しでも賢い人員が増え、悪徳企業に搾取される人が減り、
何よりもIT業界で働く人が幸せになりますように。

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