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本を積むということ。

noteに積読本というテーマがあるらしいので乗っかってみようかな。
と思ったけど、実は積読本という意味があまりよくわからない。
いや、意味はわかる。
買ったけど読まないで積んでおく本。
明治時代からある言葉です(詳しくは拙著『戦前尖端語辞典』参照)。
しかしですね、本は買ったら読むものでしょうか。
いえね、開き直ってるわけじゃないんです。
でもあらためて問いたい。
そんなこと誰が決めたのでしょう、と。
この場合の本というのは、みなさん小説とかエッセイとかをイメージしているのかもしれません。
ただ、わたしが買う本というのはほとんどが史料でして、
例え小説やエッセイだとしても史料として買ったものなので、
だいたいパラパラして必要そうな箇所を読み込んだり、
必要になるまで積んで置いたりということがほとんどなのです。
なので、友人知人の本であるとか、対談相手の本だとか以外は
ほぼ、95%は積んでいます。
そして、それでいいと思う。
だから本との出会いは二度あるのです。
一度目は書店やネットで目が合って買うとき。
二度目は思い出して掘り出して読むとき。
何度も出会えるなんて素敵なことではないですか。
でも、積むのはいいけど買うのをやめてはいけません。
本が買える時期はとても短い。
買い逃したら、次にいつ出会えるかわかりませんのでね。

※ちなみに画像の棚の文庫は付箋のあるもの以外ほぼ積読です。


【本日のスコーピオンズ】
63曲目「Catch Your Train (Live27.04.1978)
6th アルバム『蠍団爆発!! スコーピオンズ・ライヴ Tokyo Tapes(Live)』(1978)より。

ほとばしる華麗なギターテクがいいですね。
なんか最近はいいですねとしか言いようがないのが困るな。
普通に完成されてる。
どうしよう、あと13枚くらいアルバムあるのに。

感想は以上です。


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平山亜佐子✍
神様、仏様!

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