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さっぽろ雪まつりに思いを馳せる日。

本日、41歳になりました!(*´▽`*)

誕生日は毎年特に寒く、雪のニュースも多いので、故郷の北海道に思いを馳せることが多い日でもある。

今日、高校時代の友人からLINEが来て、
「今、札幌は雪まつりやってるよ~ちなみに中国人が多いよ(笑)」
とのこと。

高校時代、なんちゃって中国語をふざけて披露していた私が喜びそうな話題を選んでくれたのかと思うと、懐かしさと笑いがこみ上げる。

先日、地域交流の流れで頼まれて書いた、地域コミュニティ誌の「私のふるさと」というコーナーの記事。

そのコミュニティ誌が10日ほど前に発行され、内容がちょうど旬なので、noteにも載せてみちゃう。

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 故郷の札幌を離れ15年。この季節になると、
特にあの氷点下の寒さと雪をめぐる記憶がよみがえる。

 起床後、部屋の気温は一桁。灯油ストーブの前で20分程うずくまり、なかなか朝の支度が始められない。
一晩で腰まで埋まるほど雪が積もる日もあり、
小学生の頃はスキーウェアを着て、かき分けるように登校していた。

大人になってからは、バスの大幅な遅延や、JRの運休に翻弄された。
よくあんなに寒くて過酷な土地に住んでいたなと、本州に住むようになって思う。

 ただ、大変さと同時に、幼少期の幸せなエピソードも思い出す。
大雪が降れば、父がショベルで雪の階段や、かまくらを作ってくれたこと。ソリに兄と私を乗せて買い物に連れて行ってくれたこと。
走って揺らして、帰り道ではわざとソリをひっくり返し兄妹で雪まみれになることも。

 札幌といえば、大通公園のさっぽろ雪まつりが有名だが、子ども心に忘れられないもう一つの雪まつり会場がある。
41年間、2005年まで自衛隊の真駒内駐屯地にて開催されていた第二会場。
ミニSLや、大雪像から長く伸びた滑り台に何度も並んだ。
そうやって寒い冬を楽しみに乗り越えられるイベントを用意してくれていた札幌の街と、毎年連れ出してくれた親には、感謝しかない。

 会場で振る舞われた甘酒の味と温かい思い出を胸に、奈良での暮らしや子育てを楽しみたい。

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さっぽろ雪まつり、絶賛開催中のようです!(2024.2.4~2.11)ついでに宣伝。

あぁ、行きたいな行きたいな。まだ白銀の世界を見たことのない子どもたち連れてったら喜ぶだろうなぁ~

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