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3人育児中の40歳が振り返る、育児しんどい時期ランキングTOP5

ずっと書きたかったテーマ。笑
(というか、書きかけて下書きに1年以上入ったままだった)

常に『もう少ししたら楽になるかな』としんどさに強弱の波を感じながらやってきた子育ては、まもなく9年になる。

私は、自分ひとりだけの時間を十分に確保しないとストレスを溜めやすい気質だと第1子出産後から、うすうす気づき始めていた。

なのに、深く考えずに3人も産んじゃって、頻繁に発狂しているしょうもない話にお付き合いいただける稀有な方は、このままどうぞよろしくお願いいたします。笑

元来、子どもというものが大好きな私。
太ってコロコロしてる姿、取り繕い方を知らぬ本能むき出しの言動、きらきらした目、不思議そうな表情など、尊すぎる。
子どもを産んでから、余計そう思う。
余裕があれば、余裕さえあれば、泣き顔やイヤイヤも全て愛おしい(はず)。

「可愛いすぎるなぁ」「なんでこんな可愛い子がうちにいるんだろう」と言いながら、ほっぺたにブチュブチュする、気持ち悪いほど愛情深い母親ではありそうな私なんだけど、やっぱり育児しんどい。

自分を大切にする方法がわからないからだろうか。
心の余裕を保ち続ける秘訣がわからない。

気づけばすぐに、恫喝したり怒鳴ったりしている。
人間としての欠陥を感じる。
時々すべてを放棄して逃げ出したくなる。

今、子どもは8歳、5歳、3歳。男、男、女。

ふと、しんどい時期のランキングを考えてみたくなった。

参考までに、

  • 2014年5月出産。男児。私31歳。

  • 2017年5月出産。男児。私34歳。

  • 2020年2月出産。女児。私37歳。

尚、3回の出産では、毎回実母が九州から1ヶ月ほどヘルプで来てくれていた。

里帰り出産をしなかったのは、両親は離婚していて、現在の母の住まいが私にとっては地元ではないし、落ち着く場所、というわけではなかったのと、

夫から赤ちゃんを離すのが不本意(というか、最初からサボらず一緒にやってもらうからな!の精神)だったので、実母に手伝いに来てもらうのが最適解であった。

それでは、参ります。

育児しんどいランキング第5位:3人育児で末っ子2歳

2歳長女が、8歳・5歳の兄たちの遊びに加わりたがり、持っている物を奪い、怒らせてるくせに逆切れして掴みかかったりしていた。
視覚的にも、聴覚的にもカオスな光景。
ジャイ子というよりジャイアンのようだ。

5歳次男は、年齢のわりに幼く、よく泣くので、2歳と5歳が同時に泣きわめくことが多かった。

疲弊している私に全くおかまいなしで、「ママ聞いて」と全然関係ない路線図の話をしようと近寄ってくる8歳長男に、「この状態で聞けると思うのっっっっ‼︎」と怒り狂うことが多かった。長男には申し訳ない、と後から思うことすらしんどくて、反省もしたくなかった。

最近、気づけば、息子たちは彼らの面倒な妹の対処法を会得している様子が少しずつ見られ、娘は娘で3歳になり、1人遊びができるようになってきた。兄たちの邪魔をしない代わりに、ママ遊ぼう!も増えてきたのだが(ダルい)。

テレビなど含め、みんなそれぞれの遊びに集中し始めていると、夕飯を作っている間だけでいいので、そーっと、どうかそのまま、触らぬ神にたたりなし、と祈るばかり… 


育児しんどいランキング第4位:第3子出産直前

一度膨らませた風船が、次からは膨らませやすいように、第3子妊娠時は特に早くからお腹が大きくなり、産んでもよい時期(正期産の37週)に入る2か月ほど前から、料理などの立ち仕事や、床に落ちた物を拾うのさえ大変になった。(私は身長が154cmしかないので、どうしてもお腹が前にせり出すようだ)

そのうち張りもひどく、初めて切迫早産、絶対安静に。
ちょっとした家事もおっくうで、5歳と2歳の育児から逃れられないことがしんどかった。

2歳の子のおむつ替え(特にうんち)が面倒だった。トイトレなんてめっそうもない!

絶対安静と言われてからは、長男の幼稚園の送り迎えについては、夫がなんとか仕事を調整して朝は送り、お迎えは幼稚園の先輩ママが助けてくれて、冬休み明けから正期産の37週になるまでの1週間、長男を家まで送り届けてくれた。

このとき、「こんなふうに他人を頼ってもいいのか」と感動して、興奮し眠れないほどだった。
いつかだれかにこの恩送りをしたい。


育児しんどいランキング第3位:第1子産後1ヶ月〜0歳10ヶ月で保育園に預けるまで

この私がついに母ちゃん!
赤ちゃんのお世話ができるなんて幸せすぎる!という産後ハイと、手伝いに来ていた母が帰った後に待ち受けていたのは、

  • 睡眠不足がいつまで続くのかわからない恐怖

  • 赤ちゃんは「眠いのに眠れない」ってだけで泣くなんて…

  • 赤ちゃんは「抱っこしてほしい」だけでも泣くなんて…

  • 自由に外食どころかトイレも行けなくなったことへの動揺、苛立ち

  • 夫が全く私の辛さを理解しない失望(「母親なら辛くて当たり前。みんなそうやってきた」と思っていたらしい。呆)

  • 自分にもし何かあったらどうしよう、この子が将来事件や事故に遭わないにはどうしたらいいのかという漠然とした不安(特に嫌なニュースを見聞きした時)

  • 日中、話し相手のいない孤独

だった。

特に長男は、本当に寝ない赤ちゃんで、私は睡眠不足がたたり、持病のアトピーも超絶悪化した。授乳で、私のステロイド薬が赤ちゃんの肌につくことを極端に恐れ、あまり使わないようにしていたのでますます悪化した。

睡眠不足は人の正常な思考を奪ううえに、初めての子育てで、自分がもう別の人生を生きなくてはいけなくなったのかと思うような、なんというか…「幸せ」とはかけ離れたものだった。

寝不足がピークでしんどかった生後7ヶ月頃のこと。
夫が取引先へのお詫びを兼ねた飲み会で日本酒を飲み過ぎて、家の廊下で倒れて急性アルコール中毒で救急車を呼ぶ羽目になったときは、勝手に死んでくれてかまわないと、夜中に覚醒した子どもを抱っこしながら、病院の廊下で夫を恨めしく思うほど追い詰められていた。

また、今では考えられないのだが、長男が1歳近くなったときに家で水を飲ませようとした際、ミネラルウォーターを煮沸して冷まして与えていた。これは私がどれだけ神経質になっていたかを語る一番のエピソード。笑

震災後の放射能問題も気になっていて、常にスマホでいろんなことを調べまくって不安要素コレクターになっていた。

保育園が決まったら決まったで、復帰までの期間、「この子の時間で私の知らない時間ができる…先生たちに優しくしてもらえなかったらどうしよう」と泣きながら過ごしていた。

と言いながら、慣らし保育期間には、晴れて自由の身になれたと1人でランチに行ったりしてウキウキもしていた。
はたから見たら「この人いったい何がしたいの」だっただろう。


育児しんどいランキング第2位:第一子1歳10ヶ月で時短ワーママから専業主婦へ

夫のUターン転職のために、東京から関西へ引っ越して、保育園でお世話になっていた長男を自宅保育することに。

↓↓ こちらの記事の冒頭に、そのあたりの経緯を書いています ↓↓

2歳直前のイヤイヤ期と引っ越しや断乳が重なって情緒不安定になっていた長男。そんな彼と、日中、1対1になることが苦痛で仕方なかった。朝が来なければいいと願うほど・・・

急きたてられるように子育て広場に通うも、仲良さそうに話すママたちを見て、誰一人知り合いのいない孤独にさいなまれる・・・

土日が待ち遠しく、一人で外出させてもらう機会を増やしたが、私が出ていくと長男は泣くので、夫と長男で先にどこかへ出かけてもらうなどの工夫が必要だった。

そして、そういう工夫を楽しんでしてくれる夫だったらまた違ったかもしれないが、夫は不器用で、子どもの相手があまり得意じゃない。コミュニケーション力も低め。

晴れの日に長靴を履いていこうとした2歳の長男を叱ってやめさせようするような人。子どもならではの世界観を積極的に面白がれない人。

今では子どもたちから気を遣われるパパである。

その点に関しては、舅への苦手意識とリンクしてしまって、今もずっと悩みのタネだ。

だけど、諦めずに私は自分の理想を伝え続けていくつもり。
夫は頑固者だが、聞く耳を持っていないわけじゃない。
諦めたときは、離婚だと思う。笑


育児しんどいランキング、堂々の第1位:第2子の産後!

3歳と0歳の男の子。
大切な我が子が1人から2人になるってこういうことなの!という再びの産後ハイが収まるや否や・・・

  • 長男の「ママを取られた」というヤキモチにより、授乳を邪魔されるように。ストレスとともに上の子可愛くない症候群発症←これが精神的にキツかった。

  • 長男がいるので、赤ちゃんのお世話をしつつも食事をおろそかにできない。(長男の離乳食を始める前は、大人の食事はお弁当屋さんに頼ることも多かったので、その差にダル~となった)

  • 睡眠不足の中、同時進行で長男のトイトレや遊び相手をしなきゃいけないのがつらかった。一人目のトイトレは、なぜだか常にイライラしていた。失敗が許せず怒って叩いたことも。

  • しんどすぎて、YouTubeに2ヶ月ほど頼って長男にトーマスなどを見せるが、3時間以上パソコンの前から動かないほどの中毒性に焦り、本音は頼りたかったが…自分にムチ打って、パソコン故障と嘘をつき卒業(今では第3子に見せまくっている。大丈夫だろうか)。

こうして振り返ると次のことがわかる。

  1. 産むごとに赤ちゃん自体のお世話には慣れていく。

  2. 第2子誕生後は、1人で複数の子を見なくてはいけなくなるという初めての体験に戸惑う。だけど、やることが多くなる分、子どもと1対1で息が詰まる、1日が長い、という悩みは解消する。

  3. 第3子誕生後は、2の経験があるのでさほど戸惑わず、第1子と第2子が遊んでくれていたら、第3子のお世話に専念できるのでむしろちょっと楽。(ケンカさえなければ…)

  4. しんどさの原因は、「変化」「睡眠不足」「2歳児対応」「孤独」「自責の念」だったかなあ。

子どもの気質や年齢差、居住環境や生活スタイルによっても全く違うだろうし、何かあったら手を差し伸べてくれる人(自分の親とか友達とかご近所さんとか)が近くにいるかどうかでも、状況が異なるだろう。

私は、今の経験値を持って第1子赤ちゃん時代からやり直せたらどれだけ楽しめるだろう、などと非現実的なことを妄想したりもするが、やっぱりもう戻りたくはない。

余裕のない育児だったけど、子どもたちの笑顔を増やしたいと奮闘してきたことは間違いない。自分の努力もやっぱり認めてあげたい。

私、めっちゃ頑張ってる。だから自分の好きなことをもっとやっていいよ。誰にも遠慮しちゃだめだよ!
お昼ごはんに、ちょっとお高いパンでも買いに行こう。

これからも予想できないしんどさが待っていそうな気もするけど、子どもたちには、自分の人生を楽しみながら乗り切っていく強さを持ってほしいと願えばこそ、子どもたちが大好きなママ=私がやりたいことをやって楽しんでいる姿を見せてあげるのが一番なんじゃないかと、やっと本気で思っている。

(このnoteを親愛なる®️さんに捧げます)

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