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日本語版

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日本語で執筆されている記事たち。 雪隠と留学[第1部 インドネシア] 雪隠と留学[第2部 ドイツ] 雪隠と留学[第3部 スペイン] 雪隠と留学[第4部 シウダデラ・デ・パンプロー… もっと読む
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記事一覧

#1 概要| Abstract

<English below> [日本語] つぶやき通り、溢れ返った無数の記事の中で何の工夫もない僕の記…

HayAceitunas
4年前
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#2 自己紹介

プロフィール欄にある通り、道産子。この3月で大学を卒業する。 文学部の所属で、主にSNS等の…

HayAceitunas
4年前
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#3 今日のスペイン語

お待ちかねの「今日の~語」シリーズ第1弾 勉強したり、たまたま見つけた自分的に面白い表現…

HayAceitunas
4年前

#4 自己紹介 part.2

この3月で大学を卒業。 今後、当面の間は大学の思い出に浸りながら、普段の大学生活、バイト…

HayAceitunas
4年前
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#5 杜の都、仙台へようこそ

2018年9月中旬 新千歳空港発仙台空港着  数年ぶりの仙台だった。1年間の交換留学を終えて最…

HayAceitunas
4年前
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#6 2016年春、大学2年前期(ep.0)

 大学1年目(2015年度)は単位を上限いっぱいまで履修した。キリスト教系の科目が必修なので卒…

HayAceitunas
4年前
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#7 雪隠と留学 [第1部インドネシア編] ep.I 「でかけます」

2016年8月、太平洋上空 ―――いつもより二時間長い誕生日は一方では初めてのバーボン、もう一方では見知らぬ異国の香りを届けていた。 『雪隠と留学』シリーズは大学在学中の海外研修と留学を含む日本語版の体験記。第1部はインドネシア編。これまで同様多言語で投稿。  大学二年の夏。日本語教授法という外国人に対する日本語教育を学ぶ授業の一環でインドネシアはジャカルタのスカルノハッタ国際空港へ向かう。自称「ジャワ島のパリ」、バンドンにある大学で約十日間のインターンシッププログラム

#8 雪隠と留学 [第1部インドネシア編] ep.II 「ボルケーノ」

インドネシア第一夜。 三人部屋に泊まった。チェックイン時の集合写真では数人の足元だけが不…

HayAceitunas
4年前
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#9 雪隠と留学 [第2部 ドイツ編] ep.I 「アウトバーン」

2017年2月、ロシア上空 ―――  初めて会ったスペイン人はあまりにも日本語が流暢だった。関…

HayAceitunas
4年前
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#10 雪隠と留学 [第2部 ドイツ編] ep.II 「もくひょう」

 落ち着いた笑顔でまず迎えてくれたのはお父さんだった。  部屋に荷物を置き、居間に通され…

HayAceitunas
4年前
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#11 雪隠と留学 [第2部 ドイツ編] ep.III 「石畳」

 今までの人生では観光旅行を含めて日本より発展している国、いわゆる「日本より上」の国はお…

HayAceitunas
4年前
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#12 雪隠と留学 [第3部 スペイン編] ep.I 「晩餐」

2017年8月、札幌自宅  札幌最後の晩餐はやはり手巻き寿司。そしてドイツ産スパークリングワ…

HayAceitunas
4年前

#13 雪隠と留学 [第3部 スペイン編] ep.II 「スウェーデン大使館」

留学先の授業は9月1日に始まる。この時点で六月上旬である。  ビザの申請から発行まで二ヵ月…

HayAceitunas
4年前
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#14 雪隠と留学 [第3部 スペイン編] ep.III 「30€」

 出国前最後に渋谷のレストランで友人とラクレットチーズを味わい、成田空港近くのホテルで一泊。ようやく東京のこの地獄のような暑さとはおさらばできる。寝坊は絶対に許されないので念入りに目覚まし時計をセットして早めに就寝。 成田からマドリードへの直行便、初めてのイベリア航空の印象はあまり良くなかった。座席に用意されていた映画のパンフレットは日本語と英語であらすじが書いてあったがなぜか複数の映画が一字一句違わなかった。  12時間超のフライトを終え、バラハス空港に着き、タクシーに