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活動紹介その①教育支援~幼稚園・小学校編~

第1回目の投稿ではACEFの主な活動などザックリと自己紹介させていただきました。

これから数回にわたり、ACEFが具体的にどんな活動をしているのか紹介したいと思います!

活動内容は大きく分けるとこんな感じ↓↓

①教育支援

②医療支援

③環境保全

まずは①教育支援について!

ACEFでは私立幼稚園・小学校、職業訓練校、孤児院をサポートしています。

今回は「私立幼稚園・小学校」についてご紹介します。

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↑小学校外観。2階建てです。色もカラフル!

ケニアの小学校は8年制。日本でいう小学校1年生~中学2年生までです。高校は4年制。日本でいう中学3年生~高校3年生です。幼稚園と大学は日本と同じ。

ACEFがサポートする小学校は活動拠点のエンブ州の中では成績も人気もトップクラス☆☆☆そのため生徒数は年々増えて現在は約600人が在籍しています。

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↑朝礼の様子(コロナ前)
首から下げているのはちょっとやらかしてしまった子の反省文💦

ケニアは学歴社会で、小学校卒業時の統一テストでの点数が人生を決まるといっても過言ではありません。

そのため、私立小学校では高学年になると寮に入って早朝から晩まで勉強です。

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↑寮の起床時間。7&8年生の女子はなんと5:15起き('_')

他校と違う点は何といっても日本語クラスがあること!

日本人ボランティアさんやゲストの方が折り紙や習字など、日本ならではの文化を教えてくれます。

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↑教えてもらった折り紙や習字! ビンゴや福笑いなどのゲームも大盛り上がり!

また、教員を目指す学生のボランティアさんが算数や道徳を教えてくれています。

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ちなみにケニアの科目は『国語(スワヒリ語)、英語(公用語)、算数、理科、社会、CRE(Christian Religion Educationキリスト教)』2020年からは『農業、図工、家庭科』も加わりました。


日本の小学校とのオンライン交流会も行っています。

日本の学校の英語の授業の一環として、お互いの文化を英語で紹介。

「主食は?」「どんなスポーツが人気?」などの質問が飛び交います。

日本の生徒さんたちも一生懸命英語で話してくれますし、外国に興味を持つとても良いきっかけになっています。

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 ↑マサイ族について紹介するケニアの生徒。マサイの象徴の布をつけて。

学校にプールがあるのもエンブ州で唯一!ここでも日本のボランティアさん大活躍です!日本での「ちょっと得意」が、ケニアでは「先生」になれちゃうんです!

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ボランティアさんの中には保育士さんも多くいらっしゃいます。幼稚園では塗り絵、風船運び、しっぽ取りゲームなど、ケニアにない遊びを教えてくれています。

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↑塗り絵や絵本の読み聞かせなど。子供たちの集中力にビックリ!

今はコロナの影響でボランティアさんの受け入れが難しいですが、今までたくさんの方が来てくれて、子供たちの良い刺激になっています。

また、ボランティアさん自身もそれぞれの特技を生かして子供たちのためにたくさんのことを与えてくれています。日本との違いにも驚きつつ、受け入れ、双方の良いところが見えてくるようです。

決してどちらかのやり方が正しいわけでもなく、どちらかが優れていてどちらかが劣っているということもありません。

コロナが落ち着いたら、ぜひ視野を広げにケニアに来てくださいね!


次回は職業訓練校についてご紹介します!


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