WRAPクラスに初めて参加した時のこと
偶然の出会い
私がWRAPと出会ったのは本当に偶然でした。まだ新型コロナなんてなかった時代です。ある人のコラムを読んだ時に、そんな物がこの世にあるんだ。
「こころの元気プラス」という、メンタルヘルス関係の雑誌に掲載されていた。コラムがきっかけでした。
インターネットで調べても当時は詳細が掲載されていませんでした。先ほど述べた、雑誌を編集している所へ、問い合わせしたのがキッカケで、現在の自分へつながるとは当時の自分としては、考えもつきませんでした。
私の住む地域にない?
編集者に問い合わせて、WRAP関連のサイトに行きつきましたが、私の住む地域ではない、、ということで、ガッカリしていたのを記憶しています。
ただ、たまたま、そのサイトで電話番号をのせている団体があったので、ダメもとで、私の住む地域にあるかどうか、調べていただいたら、奇跡というか運命を感じました。実はあったんです!メールアドレスを教えてもらい、メールを送ってみました。そこからは奇跡の連続で、WRAPを体験することになるわけですが…
WRAPクラス。
WRAPクラスにいきました。なんか雰囲気が和やかで、あったかいなっ!っていうのが、最初の印象でした。チェックインという言葉から始まり、その言葉の意味もよく分からず、ゆっくりゆらりと時間が過ぎたのを記憶していました。
違和感。
WRAPというのは、、という感じで、いろんな方々が語る言葉。なんだろ?この違和感は、、私は少しも元気にならない…それどころか深まる違和感。
大事な勘違いをしていました。
WRAPクラスに参加すれば、何か楽しいことがたくさんあって元気になれるような…クラスが終わるころには元気と歓喜で終わるんだろうなと思っていたのですが…もちろん、そういうクラスもあっていいのだろうけど…WRAPクラスに参加すれば、元気になれると勘違いしていました。当時の私はWRAPがなかったのです。でもWRAPというのをはじめてみて、なるほどなっていうのが本当の気持ちでした。
今なら言えます。
WRAPクラスとはそのクラスを受け持つ、WRAPファシリテーターの個性にもよるとは思いますが、個々の参加者がもつWRAPを持ち寄ったり、また、WRAPに対する考えに対しての勉強会、研究会みたいなものだったんです!
WRAPを創ろう!
その反省を通して、レッドブックというものが存在するのを知り、自分なりに色々苦悩することもあったのですが、WRAP創りに取り掛かりました。なかなか難しくて見つからない、、かなりあきらめかけていた気持ちを引きずりながら、散歩していた時に、たまたま偶然というか、きっかけは、夜の電灯の明かりがともる、電信柱でした。なんか、こころが和らぐなというのが、私の率直な感想ですが、えっ!?もしかしたら、これがWRAP!?
私がたまたま眺めた綺麗な電信柱。これが、こういうのが、WRAPの道具なんだ!それ以来、破竹の如くといった感じで、常にメモ帳とボールペンを携帯して、道具を見つけては、メモをする。他者から見れば、あやしい人です。完全に(笑)そうこうするうちに、元気に役立つ道具箱ができあがっていきました。その時のトキメキは忘れられません。WRAPクラスに参加して、3週間が経とうとしていたと思います。
それから…
その奇跡から、私のWRAPが、はじまりました。WRAPクラスに勇気を持って参加したこと。それが元で、時間はかかりましたが、WRAPの骨格ができて、今では生活の一部として機能しています。あきらめないでよかったと思います。それから、自分の人生で残った最終兵器がWRAPになりました。そして、今に至るわけですが、まだまだ、私は新米のWRAPユーザーです。
私のWRAPについて気になる点があれば、優しい言葉で、かつ、具体的に、ご意見を頂ければと思います。
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