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キャッシュレス化って本当に必要なの?

最近、キャッシュレス化の動きが加速していると思います。

キャッシュレスでの支払いすると、還元キャンペーンによるキャッシュバックなど、クーポン配布など、おトク感があるので、現金を使う機会が減ってきているのですが、、、

このキャッシュレス化の動きが加速している中、こんな疑問も感じたりしました。

「なんでこんなに還元キャンペーンを行っているの??」
「キャッシュレス化って、本当に必要なの??」

ということで、専門家ではない一個人の身ではありますが、自分なりにこの疑問について少し調べてみましたので、その内容をまとめてみました。

「なんでこんなに還元キャンペーンを行っているの??」

まずは、「なんでこんなに還元キャンペーンを行っているの??」という疑問について。

ざっと調べた限りでは、こんな理由がありました。

・キャッシュレス決済という新たな市場をいち早く押さえるため。
・企業独自の経済圏を構築することができる。利用者の囲い込みをしやすいので安定かつ大きな収益を獲得できる。
・利用者のお金の流れ、情報の流れを把握できる。利用者のお金のデータから様々なビジネスへの活用が可能。
・国、政府の後押しがある。

要は、ばらまきにも思えるキャンペーンをやっているように見えますが、それ以上に大きなリターンが望める。ということですかね。

しかも、この巨大な可能性のある市場を獲得しようと、様々なサービスが乱立している状態が、今の競争の激化に拍車をかけているように思います。

あと、国、政府の後押しがあるのも大きいようですね。
政府は「2025年までにキャッシュレス決済比率を40%に上げる。」
との目標を掲げてますが、

国の本音としては、キャッシュレス化によって税金の取りっばぐれを減らせるメリットが大きいと思います。
キャッシュレス化を推進する政府のスタンスも、しばらくは変わらないのかなと思いました。

「キャッシュレス化って、本当に必要なの??」

「キャッシュレス化って、本当に必要なの??」という疑問については、調べた限りでは、こんな理由がありました。

・お金の製造、管理コストを削減できる
・治安の向上(スリ、盗難の犯罪防止)
・企業や店舗の現金管理業務の効率化
・脱税、マネーロンダリングの防止

まず、現金の製造、管理コストが削減されるというのは確かにそのとおりかなと思いました。

というのも、昔、とある店舗でアルバイトしていた頃、閉店後のレジ締め作業をやったことがあるのですが、この作業、かなり手間がかかりました。
しかも、現金の残高が合わなかった時は、とにかく探し回って、見つからなかったら現金差をマネージャーに報告しなければなりませんでした。
(しかも深夜に。。。)

企業や店舗がキャッシュレス決済を導入すると、機器などの初期コストや従業員への教育が必要になると思いますが、それ以上に業務効率化による生産性向上のメリットは大きそうです。

治安の向上(スリ、盗難の犯罪防止)については、現在のところはまだそこまでのメリットには至っていないように思います。
というのも、先日起きた7Payの不正使用による被害といった、現金ではなかった犯罪に巻き込まれるリスクがあると思いますので。
セキュリティ対策は、国や企業だけでなく、利用者であるわれわれも意識しないといけないことかなと思います。

まとめ

今回、ざっとですが調べてみて、キャッシュレス化の動きが加速する要因や国や企業、利用者といった関係者の狙いといったものが少しは深く見えてきたかなと思います。

そんな中で、私が思ったことは、

・世の中のキャッシュレス化の動きは止められないし、これからの世の中に求められるものだと分かったし、また、利用者として還元キャンペーンは嬉しいので、これからも積極的にキャッシュレス決済は利用していきたい。

・とはいえ、利用者として必要最低限のセキュリティ対策(例えば2段階認証)とか。をしておきたいと思いました。

あと、現在のキャッシュレス化の動きは企業がそれぞれ陣取り合戦をしていて、まさに群雄割拠という感じがします。
(歴史で言うと、戦国時代の初めの頃に多くの戦国大名が乱立して覇権を争い始めたような感じ。)

将来的には、戦国時代で言う織田信長のような企業、サービスが現れて、キャッシュレス市場の覇権を握ることになると予測するのですが、

サービスが乱立している今の状態は正直言って利便性が悪い。
逆に1つのサービスがすべての市場を押さえてしまうと独占禁止法に引っかかってしまう。
と思うので、今後、どういった姿になっていくのかは興味深いところです。


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