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ひとり暮らし10年目にして、ふたり暮らしがはじまった (1)

朝のルーティン、今朝はものすごく効率的に素晴らしくこなせてとても気分がよい。

パートナーの「居候」が始まって2週間が経過した。正式な居候スタートは先週だが、その前の週は毎日いたので結果的に2週間は経過したことになる。

2013年1月より始めたひとり暮らし。今年で10年目。10年目ともなれば、朝のルーティンは何となく決まっている。それほどリズムよく刻めるものでもないが、今の住まいになってからの大体の枠組みがあるし、それはコロナで在宅勤務になってもあまり変わらなかった。

ここ最近は、popIn Aladdinの目覚ましでテレビが付くのを見ながら目を覚まし、着替えて歯を磨きメイクをする。そして前の夜にタイマーセットしておいた洗濯機の中から洗濯物を取り出して干す。その後出社。朝ごはんは出社前にコンビニやスタバで調達。出社してパソコンの前でスケジュールやメールチェックなどエンジンをかける前にすることをしながら食べる。9時には始業。こんな朝のルーティンだった。

それが、彼ができて時々泊まっていくようになり、少し変化。朝ごはんを一緒に食べるからだ。

来る日は前日のうちに朝ごはん用のパンをどこかで調達しておく。目覚めの早い彼がpopIn Aladdinより前にわたしを起こす。早朝微睡みながら抱き合うこともあれば、起こされたわりには何もせず結果的に二人で二度寝をしていることもある。そしてテレビが付いて二人で見ながらぼそぼそとしゃべる。その間に目が覚めてくる。彼が軽くシャワーを浴びている間に珈琲を淹れて、パンとヨーグルトの準備をし、彼の着替えが終わってから一緒に朝ごはんを食べ見送り。彼を見送ったあとにベッドを整え、バスルームの水気を払っておき、洗濯物を干して、わたしも着替えて準備をして出社するという流れだ。

時々だったからこの流れでもよかった。が、週の半分以上共に過ごすようになった。そして変わったポイントが明確になってきた。

  • 単なるお泊りのときは、汗を流すために軽くシャワーを浴びるだけ。今はしっかり朝風呂(湯舟は嫌いだからシャワーだけど)なので時間が少し長い

  • お風呂前後に身支度の時間がある(ひげをそるとか髪型をちゃんと整えるとか)

  • 洗濯物がわたしだけではなく彼のものも含まれるし、襟付きシャツを着ていく人なので1回の洗濯物の量が少し多め

  • 彼が出社するわけではない(午前中在宅のときもある)

そうなのだ。確実にルーティンの中身の「質」が変わってきた。これに戸惑いを覚えた2週間。それが今日見事に「ルーティン」になりそうなリズムでこなせたのが今朝だったのだ。

前日までに朝ごはん用のパンは調達しておく。目覚めの早い彼がpopIn Aladdinより前にわたしを起こす。早朝微睡みながら抱き合うこともあれば、起こされたわりには何もせず結果的に二人で二度寝をしていることもある。そしてテレビが付いて二人で見ながらぼそぼそとしゃべる。その間に目が覚めてくる。

ここまでは同じだ。ここからが違う。

彼がお風呂に入る前に彼の洗濯物を確認してスイッチを入れる。彼がお風呂に入っている間に、わたしも着替え、ベッドを整え、パンとヨーグルトとコーヒーの準備をする。そして一緒に朝ごはんを食べ、彼の準備は気にせず、バスルームの水気を払い(以前より範囲広め)、洗濯物を干して、歯を磨く等残りの準備をし、出社するという流れだ。合間に彼を見送るときもある。

今日は事前にスタバのモバイルオーダーも信号待ちの間にやっておけたので、ものすごくスムーズにオフィスで飲む珈琲もゲットして、8時半には座席についていた。なのでとても気分がよかったのだ。

***

彼がいるときは二人で必ずめざましテレビの占いを見る習慣も増えた。朝黙々とルーティンワークをこなすのではなく、沸点の低い彼の愚痴を笑って受け流しながらルーティンワークをこなすのも楽しい。

人と肌がふれあうことで、メンタル面が落ち着く。そして、寝起きから声を出して人と話すことで、頭の回転のスタートダッシュも変わってくる。どちらも体感できている。

なので「居候」とは言えども、わたしにとっては、とても心地いい二人暮らしなのだ。


細々とつぶやいているだけですが、読んでウンウンうなづいたりしてくれる人がひとりでもいればいいなと思って綴っています。もし何度もうなづくことがあったらサポートいただけると感動します!サポート代金はプレミアム代及び他のクリエイターの方のサポートに回します!