深夜エアロスミスでちょっと泣く
♦飲食中、飲食前の人は読まないでください。あ、飲食後もだめか……
深夜に、というか30分ほど前に目が覚めてしまってテレビをつけたら「ためしてガッテン」の再放送がやっていた。お題は「尿ハネしないおしっこの出し方」というもので、これは見るしかないなと。
尿ハネってわかりますか? ほら、男って立って用を足しますよね? するとですね、飛び散るんですね、尿が。それが尿ハネです。気にする人はとことん気にする。ゆえに夫婦間のトラブルになったり––––。
たいへんだな〜、尿ハネ!!
番組では尿ハネ研究第一人者のアメリカ人が「おしっこを尿ハネさせないコツは、おしっこの“出し方”にあったんだ!!!!」みたいなことをテンション高く言って、実験を見せてくれた。
そのときにかかったBGMが、エアロスミスの「ミス・ア・シング」だったのです––––そう、映画アルマゲドンの主題歌ですね。曲は1998年の全米シングルチャートで1位。そのとき僕は12歳と13歳のあいだでした。
映画はリアルタイムで観たし、「CGヒャッハーー!」みたいに思ったけど、洋楽を聴き込むにはまだ早い年齢でした。ゆえに僕にとっての「ミス・ア・シング」は「曲は知ってるけど内容は知らない」で在り続けたわけで。
それが今夜、尿ハネ研究マシーンのバックで流れるこの曲を聴き、僕はこう思ったのです。
あれ? この曲、もしかしてめっちゃ良い曲なんじゃね?
今は2016年である。あのころは無かったユーチューブで和訳付きの動画を探すことなど雑作も無い。僕はテレビをミュートしてiPhoneで動画を再生した。かくして、
深夜、僕はエアロスミスでちょっと泣いた。
良い曲だった。良い歌詞だった。なんというか、あの映画のストーリーでこの歌詞はダメだろ…泣くわ…。きっと映画公開当時アメリカでは、映画館でこの曲がかかった瞬間、号泣の嵐だったんだろうな。
動画の編集、歌詞の和訳、すごく良いです!!! 是非↓↓↓
※動画に気を取られていて「尿ハネしないおしっこの仕方」は結局見逃しました。
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