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与えることは、受けとること。

マザー・テレサの映画を観ました。



恥ずかしながらマザー・テレサのことは、
『貧しい人、病気の人を助けることに人生をかけた修道女』程度の知識しかありませんでした。

映画を通して彼女の人生を垣間見て、改めて彼女の生き様からたくさんのことを学びました。
心に響いた言葉もたくさんありました。


そのなかでも一番私の胸に残っている言葉は、こちら。

“Giving is receiving.”
与えることは、受けとること。



時間をかけて、言葉を咀嚼して、
胸がじんわり温かくなるのを感じました。


母として、妻として。


下記の記事にも書いたけれど、
私は正直に言うとまだまだ
『もっと私を認めて、
 もっと愛して、
 もっと大切にして!!』
と、"受け取る"ことに偏ってしまうことがたくさんあります。


子どもができてからもそう。
『私はこんなに大変なの!
 もっと助けて、もっと楽にして、
 もっと私を心配して!!』
と思ってここまできたと思います。



でも、主人に対しても、娘に対しても、
与えること=受け取ることなんだ、と思うと、
今まで当たり前に思えていたことが、優しいイロドリを放ちはじめます。


主人と娘が、健康でいてくれること。

主人が、経済的支柱として頑張ってくれていること。

主人が私を可愛いと褒め、抱きしめてくれること。

娘が主人と私に、言葉や態度でだいすきだと伝えてくれること。


私が私なりに毎日120%、ときには200%がんばって、家族が快適に生活できる環境を与えているのは確かです。

だけど、
私は与えたのとそっくり同じだけ、もしくはそれ以上、受け取ってもいたのか、と気付きました。



"与えることは受け取ること"が真理なのだとしたら、
出し惜しみせずgiveすることが、
自分の幸せ、豊かさに直結しているということ。

「自分だけがんばって損」と思うかわりに
「自分がgiveしたいと思ったからした」
と思い、同時に
「私は何をreceiveしただろう?」
と意識して考えられたら…

きっと
想像している以上にたくさんのものを
日々受け取っていることに気づけるのではないかな
と思います。



夢を追うnoterとして。


noteに関してもそう。

フォロワーの数、スキの数に気を取られて、
『もっと、もっと、もっと!』と思っているうちは、本当にひとの心に光を届けられるような文章にはならない。
そこには下心があるって、分かる人には分かってしまう。


本当にひとの心に届く文章を書きたいのなら、giveのきもちがそこにあることが大切だなぁと思います。

自己犠牲精神ではなく、この記事を読むあなたに届きますように、と思いを込めて書く。
(その"あなた"の中に、自分自身が含められていてもいいと私は思います。
むしろ、含めることが私にとっては大事。)

noteを始めて、ためらうことなくgiveしている方にたくさん出会いました。

その中でも、毎日どれほどgiveされているのだろうと感動してしまうのが、このお二人。


まつおさん。

パートナーのりえさん、愛娘のマルチーズしぃたんを続けて亡くした辛い経験をお持ちです。
いつもどなたかを励ますため、応援するために発信されているように感じます。

横山小寿々さんのおうちにゆめのさんの絵を届けるプロジェクトが、それを一番よくあらわしているように思います。


企画に参加した私の記事も、心を動かされましたとサポート、おすすめしてくださり、こちらの記事でまた素敵に紹介してくださいました。


そして、横山小寿々さん。

筋痛性脳脊髄炎という24時間365日身体が痛くてだるいという大変な病気に、ある日突然なってしまった小寿々さん。

きっと、noteを開くのも大変な日がたくさんあるだろうと思います。体中が痛くて、「痛み増し増し」な日もたくさんあるようなのです。

でも、小寿々さんのnoteはいつも、感謝にあふれています。
痛みの酷い日は、ありのままの状態を綴りながらも、愛犬ロビちゃんや、ご主人、娘さんに対する感謝、さらに"みなさんが元気であるように"という想いに溢れています。
1日のはじめに小寿々さんの記事を読むと、とてもとても元気になるのです。

決して無理はして欲しくないけれど、これからもずっと小寿々さんの発信に触れていきたい、そんなふうに思わせてくれるnoterさんです。


他にもたくさんのgiverが、noteにはたくさんいらっしゃると思います。

そういう方は、純粋にただただgiveをしているだけなのだけど、自然と周りにたくさんの人が集まっている

集まった人は、自然と、応援したい、紹介したい、という気持ちになってしまう

"Giving is receiving."の法則が働いているのだなぁと感じます。



私も、人生の目的は、もう定めました。

「自分を心から愛し、受け入れ、

生きづらさを感じている人たちに

希望の光を届けられる人間になる」


もっともっと、giveしていきたい。

自分の身をすり減らしてやらなくていい。
自分を満たし、溢れた分でgiveすればいい。

見返りを求めなくても、自然とたっぷりreceiveし、満たされることができる。



何週間も寝かしているうちに、当初の予定とはだいぶ違う記事になりました。

この記事がどなたかの心をあたたかくできたとしたら、それほど嬉しいことはありません。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました🌸

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